心臓にふれあう夏の雨をまつ世界の果ての動物園

■仕事場で寝ていると

朝子供から電話。どうやら風邪で学校休むらしい。雨がふってなかったのでバイクですぐ帰る。こういうとき車が欲しい。
帰ったらさほど調子悪いようにも見えなかったけど、雑炊を作って薬を飲ませて寝かせる。買い物して風呂に入って俺もちょっと寝たあと仕事。今日がヤマだ。
夕食はみんみんの餃子。う、うまい！　宇都宮ぎょうざはみんみんが一番美味しいと思う。

翌日も子供が熱でやすむ。まさかコロナか……という疑念。
起きる。ひたすら原稿やる。
夕食はひさしぶりにちゃんとつくる。蒸し鶏、中華たまごスープ、ナス南蛮、ほうれん草おひたし、もやしナムル。

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食事して風呂に入り仕事。

夜中、原稿が完成する。タイトルは「心臓にふれあう夏の雨をまつ」42枚。タイトルは以前、句会東京マッハで観客から支持をうけた一句で、そのときに「これ小説のタイトルにすれば売れそう！」と言われたので、いつか使ってみようと思っていた。
全体的に執筆は今回それほど苦しくなかった。書きたいものだけを書こうと思っていたので、つらいところがほぼなかったのだ。心が生き返った。あまり広い場所での発表ではないけれど、ぜひ読んでもらいたい作品。