夏のこと、毛嫌いしてただけだった。
今日で7月がおわる。今月は、めちゃくちゃ早かった。本当に体感3日くらいで、1ヶ月おわっちゃった気持ち。
長かった令和で最初の梅雨も明けて、ただ歩いているだけで汗ばんじゃって、前髪がペタッとおでこにくっついてイライラする季節が一気に来た。
私は夏生まれだけど、夏は苦手。
でも夏のイベントは、特別ワクワクする。どれだけ大きな声ではしゃいでも、怒られない雰囲気がなんか夏にはある。
こないだ初めてフェスに行った。「フェスに行ってみたい!」って気持ちだけで挑んだから、知らないバンドばっかりだったけど。青空の下で、生の音楽を聴くのってこんなに気持ちいいんだと思った。今年もあと一回くらい、フェス行きたいな。
"夏は嫌い。"と昔から公言してきたけど、毛嫌いしていただけだった。
夏らしいことしようぜって行ったバーベキューも、地元でやるからと一緒に浴衣を着て見に行った花火大会も、思いつきで集まってコンビニで買って何となく始まった花火も。
思い返してみれば楽しかった青春は全部、夏の中にあった。すっかり忘れてた。
"暑いの苦手だけど、夏はたのしい。"
これからはそう言うことにした。