自称、天職で働いている人間なのですが、思考回路が単純すぎただけ?なんて少し心配になりました。もしかすると、天職ではなく、「イヤじゃない仕事」だったのかもしれません。
私の陥りそうな罠を予め把握しておきたいなと思います。できたら対策も立てたいなと思います。
書籍の情報
著者:榊原正幸
タイトル:『60代を自由に生きるための 誰も教えてくれてなかった「お金と仕事」の話』
発行所:株式会社PHP研究所
制作日:2022年12月28日
引用と感想
天職ではなく、「イヤじゃない仕事」だったのかも
この説明に沿えば、確かに今の仕事は、プラスの面とマイナスの面のバランスを考えた時に、差し引きでプラスが残る仕事です。プラスの面が大いにある。ただ、マイナスの面がないことは否定できません。
マイナスの面の多くは、人間関係なので、仕事自体がどうこうという話ではないです。体調が悪い日はさすがに気乗りしないことがほとんどで、やることを限定して、体調を戻すほうに専念します。
さすがに同じ職場に15年にはまだ届いていないのですが、アラフォーということもあり、15年に到達するまであと数年です。
いまのやりがいは今後も続くと確信していたのですが、どうやら年齢で変化することを考慮できていなかったようです。「プラスの面」も時間とともに変化してしまうのか・・・。さてどう対処したらいいものやらと思いました。
が、ちゃんと対策も書籍の中には書かれていますね。対策については後程、引用したいと思います。
プラスの面が減って、「イヤではない仕事」がイヤな仕事になるだけではなかったのですね。マイナスの面が大きくなって、プラスの面とマイナスの面のバランスが崩れるのか・・・。
マイナスの面に関してですが、著書にあるように、これぐらい項目立ててこれぐらい具体的に書けばいいのかという参考にとてもよいと感じました。これだけの文量を書こうとすると、書ける人(今の仕事がイヤになりつつある人)はさらっと書けるかもしれませんが、そうでない人は書くことでさえ苦労しそうです。
とは言え、自分の現状を客観視できるのですから、これはまねしない手はないなと思いました。
誰がやっても同じ結果にしかならそうなこと、これは自分がやる理由がありませんから、マイナスの面として挙げるのは参考になりそうです。
また、ノルマもマイナスの面として挙げやすそうです。ノルマとして課されるものの多くは、誰がやっても同じ結果になるようなことなのかなと思います。
飽きたというのもそのままコピーして使えそうです。理由も万人に共通と思われることが書かれていますから、そのまま拝借できるように思います。
マイナスの面に関しては、これも忘れてはならない事項であろうと、抜粋しておきました。
イヤな仕事から逃げていいのだろうか?
イヤな仕事からは逃げてもいいようです。それはそうですよね。イヤな仕事を続けて、心身を壊すようなことがあっては元も子もないですし。
逃げた先には「死にものぐるいで頑張る道」しかないというのは気がかりですね。逃げ道がないところに追い込まれるから苦しいような気もしますが、とても楽しい人生と書かれています。これは体験しないとわからない感じがしますね。
アラフォーの仕事との向き合い方
後程引用したいと記載したのはここです。『論語』の「四十にして不惑」という言葉は耳にした人がほとんどかなと思います。「40歳になったら、もう大きな軌道修正はできないよ。だけど、これまでの路線を踏襲する中で、さらなる飛躍を遂げるように微調整はしていきましょうね」という意味と、著者は解釈しているようです。
ちっちゃな迷いはあるけれども、メインストリームはどこか定まるという感じなのでしょうか。
ここでのマイナーチェンジの中には、同じ業種の中での独立起業も含まれるとのことですから、案外狭いマイナーチェンジとはならない気がします。
また、5F(ファイブフォース)分析のようなフレームワークがありますが、これからわかることは、お客さんは常に変化している(買い手の脅威)ので、いまのやり方が通用しなくなるのは目に見えています。そんなことからも、マイナーチェンジは必要だと思いますし、それがよりイヤじゃない方向へ向かうのであれば最高ですね。
まとめ
確かに今の仕事は、差し引きでプラスが残る仕事でで、マイナスの面がないことは否定できません。ただ、マイナスの面の多くは、人間関係です。
いまのやりがいは今後も続くと確信していたのですが、どうやら年齢で変化することを考慮できていなかったようです。
プラスの面が減って、「イヤではない仕事」がイヤな仕事になるだけではなかったのですね。マイナスの面が大きくなって、プラスの面とマイナスの面のバランスが崩れるというのは私の中で盲点でした。
40歳になってもきっと職種を変えようという気は起きないですが、同じ業種の中での独立起業するなど、さらなる飛躍を遂げるように微調整はしていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!!