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【中医学🔰】耳にボワーっとした不快感はなぜ?

クラブハウス
2023年5月25日(木)21:00~22:00イマナカ中医師とコラボ配信

【質問】
妊娠中に耳にボワーっとした不快感がありました。
現在更年期真っ只中、同じような不快感があります。

【結論】
耳周りにむくみがあると、水中で音を聞いているようなボワーっと感があります。

いつものように、体の中で起こっていること、薬の作用、原因、目的、手段の順にお話ししていきます。
全部理解する必要はなく、治す手段はいくらでもあるということだけ知っていただけたら良いです。

✅1)体の中で起こっていること

・妊娠中の場合
妊娠中は、胎児がいるために、胃に熱がこもるため、腎機能が低下し耳にむくみが起こります。

・更年期の場合
人は、年齢とともに胃から機能低下していきます。
胃で消化した水分が腎臓に運ばれないため、腎臓が機能低下を起こします。

どちらも共通するのが
胃の機能低下→腎の機能低下→むくみ

ここでポイント
【胃が機能低下するとなぜむくみが起こるのか?】

自然界で例えると
腎臓は水車です。
川の上流から流れてきた水の勢いで、水車が周り水を汲み上げることができます。

体の中では、胃で作られた栄養水の勢いで、腎臓の水車が回転し、脳へ栄養水(脳髄液)を送ることができます。
栄養水は、脊柱を通り各臓器に栄養を配ります。
また、脊柱を通りながら脊柱を栄養つまり骨を強くしていきます。

胃が弱り水分が停滞すると、腎臓の水車が回らなくなり、栄養水が停滞します。
停滞した栄養水は、むくみとなり、耳にボワーっと不快感が生まれます。

✅2)薬の作用

【耳鳴りやめまいの薬が効かない理由】
耳鳴りやめまいを改善するお薬は、むくみ取りと言われます。
つまり、おしっこの量を増やす薬が処方されます。

腎臓は水車の役目なので、流れてきた水を流すことはできます。
しかし腎臓は、足や耳に停滞した水分を回収することはできません。
このため、耳鳴りやめまいなどの薬が効かないのです。

✅3)原因

元々の原因は胃の機能低下です。
・消化能力以上に食べすぎていないか
・手足や肩が冷えていないか
・デスクワークが多くないか

✅4)目的を明確に

・自分に合った量を食べる
・自分の消化能力にあったものを食べる
・全身から発汗させる(特に下半身)

✅5)手段は何でも良い

・体が暖かいうちにマッサージをする
・運動で汗をかく
・ふくらはぎを使うストレッチをする
・足指先と手の指先は経絡が詰まりやすいので、よく揉む。

以上、参考になれば嬉しいです。
五臓(肝心脾肺腎)は連携しているので、一見病気が複雑化したように見えますが、理論がわかれば治すのは簡単です。

【プロフィール】
外食大好きな元薬漬け薬剤師
高齢出産4児の母が、中医学と西洋医学の二刀流で、時短・高コスパの見ため年齢−20歳の美容健康法を伝えます。
毎週火曜日、水曜日、木曜日 配信しています。

中医学&西洋医学不妊治療コース 1回60分✖️全12回✖️3000円
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●体質改善コース 1回60分✖️全36回✖️3000円
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中医学とは、2400年前に皇帝内経に書かれた医学。
①人は自然界の一部であり、体の中で起こっていることは、自然界で起こっていることと同じであること
②病気は結果、必ず原因があること
③結果から原因までの道を理論立てて、治療・教育していくこと
④大切な人に贈ることができる知的財産であること

最後までお読みいただきありがとうございます。
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