Problem 【PASONAの法則】の解説②
前回の記事で
稼ぐ文章の達人の必須ツールのPASONAの法則では
「問題(Problem)」を考えることからスタートしなければならない。
とお伝えしました。
本日は「問題(Problem)」の解説②に入っていこうと思います。
本日の題名は
「切迫感を出す」
こんな体験はないですか?
「明日は、ちゃんと部屋の片付けをしよう」そう思っていたのに
いざ起きると、手つかずのままになってしまい、時間が経っても
ずっとTVを見てしまったり…
一般的に、
人は大きな変化や道の体験を避けて、今の状態をそのまま維持したい
と言う心理が働きます。
やめたいと思いながら続けてしまう場合も、やろうと思いながらやらずにいる場合も、両方に共通するのは
「今の状態(現状)が維持されている」と言うことです。
この心理は、心理学でもよく出てくる話で
行動経済学では「現状維持バイアス」と呼ばれています。
人に動いてもらうことは、現状を変えてもらうということです。
商品やサービスを買ってもらおうとする場合、今やっていることを辞めて、新たに行動してもらわなければなりません。
現状維持バイアスがかかった重い腰を上げてもらうためには、いくつか方法がありますが、中でも本日紹介する
「切迫感」
これはとても有効であると思います。
なぜなら
「今やらなければならない」理由を与えるからです。
夏休みの宿題や日々の課題も期限ギリギリにやっていた方も多いのではないでしょうか?
「切迫感」を与えることができるワードを今日はいくつかご紹介します。
「切迫感」を出すおすすめワード7選
① 終わり
「時代遅れである」ということを直接的に表現する。
「やめた方がよい」というニュアンスも含んでいる。
★使用例
●グーグル広告はもう終わり?
●出社する時代はもう終わり
別表現:おしまい、ラスト、最後
② 末路
行き着いた先がよくないと思われる時に使う。
語感として、悲壮感が漂うため、ポジティブな言葉と組み合わせては使わないように注意。
★使用例
●ある投資家がたどった悲しい末路
●自己投資しなかった男の末路
別表現:幕切れ、成れの果て、最期
③ 知っておくべき
「知らないと損をする」という意味合いは同じ。「損をする」という表現が直接的でキツイ印象を伴うので、それを避けたい時には「知っておくべき」が使いやすい。
「知っておかないとマズイよ」というニュアンスを伝える表現。
★使用例
●ビジネスパーソンが知っておくべき10の基礎知識
●ブログを始める前に、ブログ運営に知っておくべきこと
別表現:知っておきたい、知っているに越したことはない
④ リスク・危険
避けたいと感じさせる典型的な言葉が「リスク」や「危険」
危険があるという知らせは、問題があるという知らせより深刻に聞こえる。
そのため、乱用は避け、時と場合を見極めて使う。
★使用例
●あなたの何気ない一言で友達を失うリスク
●あなたがやっている資産運用の3つの危険性
別表現:たくらみ、賭け、博打
⑤ 罠
わなは、誰かが意図的に仕掛けるもの。自分以外の何者かによって罠が仕掛けられていることを伺わせる。
★使用例
●独立する人に潜む社会制度の罠
●資産が半分以下になった夫婦から学ぶ、投資信託の罠。
別表現:たくらみ、トラップ
⑥ 盲点・死角
「盲点」「死角」も「見逃されがちな重要ポイント」という意味で使う。
秘密などに似ている。
★使用例
●デジタル時代のマーケティングの盲点とは?
●知っておきたい、PCを購入する際の死角
別表現:弱点、抜け道、スキ
⑦ カウントダウン
ある出来事に向かって時間が減っていくといることを強く表現。
なんとなくそわそわしてくる感じを出せる。
★使用例
●決断の時が、カウントダウンに入っている。
●参入障壁上昇へのカウントダウンはもう始まっている。
別表現:秒読み、目前
いかがでしたか?
これらのワードを使い
相手に「切迫感」を与え、行動してもらえるようになったらあなたの商品は
すぐに買い手が集まってくると思います。
次はProblem(問題)③を出しますね!
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