こころの穴を覗いてしまって寝れないあなたへ



溢れてくる。



ねえ。

わたしのこと嫌いじゃない?わたしのこと好き?わたしのことどれくらい好き?わたしのことどれくらい知ってる?わたしのことちゃんと見てる?わたしの性格とか知ってる?わたしのことうざくない?だれかわたしを人として大切にしてよ。だれかわたしを女の人として大切にしてよ。 だれかわたしをわかりやすく必要としてよ。だれかわたしを愛してよ。わたしがこんなんだからダメなんだ。わたしがこんなんだから愛されないんだ。

ねえ。わたしを愛して。



溢れてくる。
自分の中の、小さな小さな自分が泣きながら、
縮こまって、こころを揺さぶっている。


わかってる。
わたしはいつでも守られてきた。
いつでも家族に愛されていた。

幼いわたしにとっては、それはとてもわかりづらい愛の形だっただけだ。





休学中だからって、不幸に入り浸ってるわけじゃない。

「ある」に目を向ける練習中だ。

当たり前の幸せに。今ある豊かさに。 

目を向ければいつでもそこにある。


母にたくさん短所を突かれながらも、
たくさんのことを乗り越えてきた自分の勇気に。

自分の弱さを受け入れようとしている、自分の強さに。

目を向ければ、頑張っていた自分を「おつかれさま、いろいろあったね、でも、はなまるだよ」と言ってあげられる。





大丈夫大丈夫。

胸を撫で下ろして、ゆっくり息を吸おう。

ダメでも、存在していていい。

将来のことはゆっくりでいい。

焦るんじゃない。

焦らなくていい。

わたしたちは、いつでも大丈夫なんだから。

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