運命の赤い糸

一生を共にするパートナーとの出会いを「運命」と呼ぶのなら、「友情の青い糸」とか「家族の黄色い糸」とか「社員の白い糸」とかも存在するのだろうか。

…ということが、たまに頭によぎる。

最初に考えたのは一年ほど前だっただろうか、運命の話をどこかで聞いた時だったと思う、たぶん。正直、全く覚えていない。

考えてもすぐに、「どうでもいい」「なんであれ、必要なつながりを大切にすることに変わりはないだろう」と割り切って、別の思考に移る。

そもそも、運命とはすべての出会いではないのか。
家族、友人、親友、恋人、先生、仲間、先輩、後輩、就職先…
さらには、本、詩、音楽、楽器、デバイス、絵画、アニメ…
天気や災害だってそうだろう。

必然だとか偶然だとかは関係なく、きっと、何かが欠けても今はない。
あんなこと起きなければよかったと思いたくなることはあるけど、「それがなかったら、」と考えると何も恨めなくなって、悔しい。
自問自答して悩んでいる自分がかわいい、という話はまたどこかで、気が向けば。

話が脱線してしまったが、これで終わりにする。

これを読んだ人の、これからの全ての出会いに、幸あれ。

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