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奥田@有料版vol.21:民事信託の雑感【本記事は無料で読めます】


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<2015/11/18配信>

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奥田雅也の
「無料メルマガでは書けない法人保険営業ネタ」
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奥田@有料版vol.21:民事信託の雑感
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いつもお世話になります。
奥田です。


近年、「民事信託」が
脚光を浴びています。


もう民事信託について
ご理解されている方も多いでしょうが
民事信託については、
いろいろとセミナーを受講し、
または関連著書を読んで
私なりに勉強をしてきましたが、
まだ「未知の領域」感が
拭えていません。


そんな中、前回の本メルマガの
編集後記でご紹介をしました
ランドマーク税理士法人さんの
サービスが新聞で紹介された記事を
見ていろいろと思うところを
書かせて頂きます。

※専門家の方からのご指摘は
大歓迎ですので
よろしくお願いいたします。


まずはその
ランドマーク税理士法人さんの
サービスについて
ニュースリリースを引用します。


<民事信託の適正化診断と組成支援サービス開始>

国内トップクラスの
相続支援業務を手掛ける
ランドマーク税理士法人
(本社:神奈川県横浜市、
代表 清田幸弘、
http://www.zeirisi.co.jp/
は、民事信託の適正化診断と
組成を支援するサービスを開始します。

本年1月の税制改正以来、
相続対策は多様化し、
中でも生前の財産管理を
家族などに託す
「民事信託」が注目を集め、
行政書士などが組成する
ケースが増えてきました。

これまでは、
相続人からの委任を受け、
成年後見制度を適用するなど
煩雑な手続きを経てから
資産を承継するといった対策が
ほとんどでした。

しかし、
2007年の信託法改正以来、
誰もが受託者となることができ、
相続人の高齢化も相まって
信頼できる家族に
資産を管理させる「民事信託」を
組成できるようになりました。

ところが、民事信託は
誰もが組成できるため、
実際の相続が発生した後、
組成者の税務や法務に関する
知識不足が原因で
対策になり得ないケースも
多く報告されています。

そこでランドマーク税理士法人では、
既に組成されている民事信託が
適正であるかを診断する
『信託セカンドオピニオン』の提供を
無料で開始いたします。

組成に問題があった場合、
依頼者の要望に応じて
『民事信託組成支援サービス』で
適正な信託に組み直します。

組み直しに当たっては、
アドバイザーパートナーの
有限会社コンサルティングネットワーク
(本社:東京都千代田区、
代表取締役 小林智)と連携し、
費用は総財産の1%からとなります。

首都圏から年内に3件、
2016年には30件の
サービス利用を計画しており、
民事信託のトラブルを未然に防ぎ、
円滑な相続をサポートいたします。

<引用終わり>


このリリースを読んで
私は必要なサービスであると
直感的に思いました。


民事信託の
最大のメリットでもあり
問題点だと私が思っているのは
「税法との関連」です。


メリットと感じているのは、
従来の税法に縛られずに
自由な発想と意思で
あらゆるものを残された方々に
引き継がせる事ができるからです。


しかし現実的には、
税法の整備が
追いついていないために
思わぬ税負担が生じる可能性は
否定出来ません。


さらにそもそも
民事信託に精通した
専門家が少ないために
その専門家が組成した
民事信託が
果たして関連法令を
クリアーしているのか?を
チェックしきれないという
問題点もあると感じていました。


誤解をして頂きたくないのは
民事信託を否定しているのではなく
客観的に判断が出来るだけの
情報と経験が
専門家の間でもまだ少ないのでは?
と危惧しているだけです。


もちろんこの
ランドマーク税理士法人の
サービス自体のクオリティが
大丈夫なのか?という
危惧がある事も事実です。


代表の清田先生曰く
「経験豊富な
民事信託業界の
メジャーリーガーと
提携している」
とおっしゃっていましたが、
真偽のほどを見極める事が
出来るだけの情報は
私は持っていません。


ただどの業界においても
「セカンドオピニオン」
という発想は必要な事だと思います。


さらには、
各種法務のスペシャリストが
「一般社団法人ほほえみ信託協会」
を設立して、
「ほほえみ信託アドバイザー」
という資格認定制度も出来ました。


こういった資格制度や
セカンドオピニオンサービスが
普及する事で、
税務を含めた各種法務上の
リスクを排除した形で
民事信託が普及していけば
より一層、
経営者や資産家の悩みを
解決出来る手段が増えるのでは
ないでしょうか?


もちろん、保険業界もまだ
民事信託が出来る事に
追いついていないのも事実ですが、
一部保険会社がLGBTカップルの
保険金受取を容認したり、
プルデンシャル生命が子会社で
信託による財産管理会社を
設立するなどの動きも出てきています。


富裕層の方々をターゲットにしたい
保険営業パーソンとしては
この民事信託に関する動向から
今後も目が離せないですね・・・


※ご紹介をしました
ほほえみ信託協会の
認定資格講座は
11月21日大阪
12月7日東京
で開催されるので、
ご興味のある方は協会まで
お問い合わせ下さい。
(TEL06-6265-8058)


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編┃集┃後┃記┃
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昨日は、免停講習で
1日を無駄にしてしまいました(汗)

反則金&免停講習受講料
&平日1日を無駄に費やしてしまい、
今更ながらに42キロオーバーを
猛烈に反省しています(涙)

皆さまもくれぐれも安全運転を!

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