人間嫌いには理由がある
こんにちは。アダルトチルドレン卒業ライターの梅岡幸子です。
「人間の悩みの9割は人間関係のこと」とはよくいったもの。
この記事では、人が「人間嫌い」になる理由と、その心が軽くなる話を書かせていただきます。
人と関わるのが苦手な人、自分のコミュニケーション能力にコンプレックスを抱く人、
そこまでひどくはないものの、長時間人と居ると疲れる人…。
その悩みは様々だと思います。
私は物心ついたときから、とにかく「人が嫌い」でした。
幼稚園の頃なんか、家にお友達が「遊ぼう!」と来ても、
「遊ばなーい!お家でお絵かきするー!」みたいに拒否。
友達の輪の中に入りたい一方、いざ誘われると逃げる…。
母親には散々な言われようでした。
「なんで友達と遊ばないの!」
「ホント、外で遊べない子だね!そんなんで将来どうするのよ⁉」
将来?私、まだ幼稚園児でっせ。
まだまだ人生これからやんって感じなんですが、
しまいには母親に、
「そんな性格だから誰にも相手にされなくなるのよ!」
「みんなあんたのことなんか嫌ってるよ!」
「お母さんだって、あんたみたいに暗い子と友達になんかなりたくないわ!」
と、長時間にわたって何度も言われてました。
おかげで見事に洗脳され、「私は人に嫌われる」という強迫観念におかされて、一時は対人恐怖症でした。
それでなくても、ヒステリーな母親に毎日怒鳴られ、叩かれ、やることなすこと否定され、
外に締め出されたり、部屋に閉じ込めてカギをかけられたりしてました。、
しかも、父親が仕事に行っている昼間の時間に(まぁ、家に居ても助けてくれんから父親なんか空気やったけど)。
母親なんか「生ける時限爆弾」でしたね。
私たち兄弟は(私、弟2人)、この戦場の中で生き延びることに必死でした。無意識に。
人との関わり方って、幼少期の母親との関係が大きいんですよ。
赤ちゃんが生まれて最初に出会う人間は母親です。
なので、ここで「人との関わり」の基本型が出来上がるわけです。
少し極端な話になりますが、お母さんが嫌い=人間が嫌い
というふうに考えても良いかも知れません。
幼少期の私は母親(=人間)が怖い。
暗い性格や、ちょっと変わり者だったせいもあり、
昔からいじめられっ子でした。
これが、人間嫌いにますます拍車をかけたんですね。
家の中では怒られ、叩かれ
家の外ではからかわれ、いじめられ…
そんな私は、人間=自分に害を与えるもの
と、潜在意識が記憶してたわけです。
考えてみてください。例えば…
「私は犬が大好きです」って言える人は、これまで接してきた犬がとても可愛く、あるいは家族のように温かい存在だったり、つらい時になぐさめてくれたり、無条件でそばにいてくれたり…といった経験が大半を占めるからです。
一方、こんな犬に追いかけられたり噛まれたり、食い殺されそうになった経験を何度もしてる人は、犬を好きになんてなれやしないでしょ?
そういうことです。
まとめると、
・人が嫌いなのは、幼少期のお母さんとの関わりが上手くいかなかったため
・これまでの経験の中で、人=嫌いという図式ができた。
・人が嫌いなのは、これ以上傷つかないための防衛反応であって、悪い事ではない
ということなんですね。
普通の人は言います。
「人って怖くないんだよ。温かいよ。勇気を出して関わってみな」
「コワクナイヨー」
いやいや、怖いっつーの(((( ;°Д°))))
こんな顔して「噛まないから大丈夫」なんて言われても信じられないわけですよ。
じゃあ、どうすれば良いかといいますと…
「人間が嫌いでもええやん」って、一度自分に言ってあげることですね。
だって、経験の中でそうなってしまったんだもん。
というか、もう器質的にそうなんだもん。
誰にでも弱点があるように、属性として受け入れていいと思います。
「私の属性は、霊長類・人見知り科です」って、堂々と胸を張って言えばいいやん。
ファイナルファンタジーのモンスターだって、炎の属性の奴は水や氷攻撃に弱いでしょ?
でも、火を使った技は得意。
そんな感じ。
音楽や実業家、プロデュースの能力に長け、才能の塊のようなYOSHIKI。
でも、料理は全くダメでカップラーメンしか作れんらしいし。
紙の散らかった写真から推測すると、多分この人は整理整頓も苦手やと思うわ。
運動の苦手な人、勉強の苦手な人、喋るのが苦手な人なんていくらでもいる。
同じように、たまたま「人間」が苦手なだけ。
だから、「人が嫌い」ってだけですべてがダメなわけじゃないんですよ。
克服するより先に、それを自分で認めて、許してあげるのが先ですね。
私は人と関わるのは苦手だけど、一人で集中して記事を執筆するのは全く苦になりません。
その属性を活かして、今は楽しく在宅ライターをしています(^∇^)
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