80冊目:クローバー/稚野鳥子

こんばんは、Umenogummiです。

今日は少女マンガです。

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クローバー/稚野鳥子 作



中学時代に好きだった初恋の男の子が忘れられないホテル勤務のOL・鈴木沙耶は、ある日上司である柘植さんに交際を申し込まれます。あまりに唐突なことと、苦手な上司でなので沙耶は困惑します。

返答に困っている時、中学のクラス会に初恋の男の子が来ると聞き、双子の兄・央太と共にクラス会に参加します。しかしそこにいたのは、初恋の男の子の双子の兄・ハルキでした。(初恋の男の子とは双子つながりで仲良くなった)
ハルキから初恋の男の子が結婚したこと、沙耶のことはいい思い出になっていると聞かされ、沙耶は一人、やけ酒をします。そこに柘植さんが偶然現れ、「男の人となんてもうつきあえない」と嘆く沙耶に、「男とつきあえる体質にもどるまでリハビリしよう 僕と」と持ち掛けます。

このあとは、少女マンガですからくっついたり、離れたり、柘植さんの元カノが現れたり、嫉妬したり、ハルキに迫られたり、沙耶が広報課勤務から秘書課勤務に転属し慣れない仕事に四苦八苦したり、柘植さんがハワイ勤務になって超遠距離恋愛になったりと紆余曲折あります。でも二人はお互いに一途。喧嘩をしたりしますが結局元の鞘に収まるので、ハラハラしつつもこのカップルが好きです。

沙耶のまわりの人物も超個性派ぞろいで、同期で親友の一葉は不倫していますし、同じく親友の里李香は央太と付き合い始めるも、央太は浮気をして、里李香も仕返しに浮気をして…って皆奔放すぎる。。。読んでいた当時は何も思わなかったんですけど、やばいですね。皆そんな簡単に浮気とか不倫するんでしょうか。。。

唯一、鈴木兄弟の妹・あゆこだけがまだ高校生ということもあり、俗に絡んでいなくて癒しキャラですね。一番年下ながら、ぼーっとしがちな姉と自由気ままな兄とちがって、海外赴任中の両親に代わって家事を取り仕切るしっかり者です。


社内恋愛って大変だなーって思っちゃいますね。それでも主人公カップルが仲良くしているのをみるといいなぁって思ったり。

一難去ってまた一難、という場面が多いので絵の雰囲気は優しい感じですが、内容は割とドロドロしています笑
そういうラブロマンスが好きな方にはおすすめです。

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