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2024の振り返りと、引越しを決断したはなし

今、私は引っ越しの準備に追われている。
この年末のバタバタしている時になんと急遽引越しをすることになった。

なぜ引っ越しをすることに決めたかは、今年の出来事が大きく影響している。

年末は引越しもあるし、今年は29日〜1日までずっと仕事なため、確実にゆっくりと振り返っている暇などない。そのため早めに1年の振り返りをしておこうと思う。

今年の1月に私は念願の会社で正社員になり、それまでのフリーターをしていた3年間から一気に生活が変わった。

それまでもフリーターでありながら、割と真面目に前のめりに仕事をしてきたつもりではあったけれど、自分の力量が足りないことで自身を責めてしまったことや、職場の環境や人間関係がやや荒れていたこともあり、6月の末に体調を崩した。

仕事に行けなくなる2ヶ月ほど前から不思議と記憶が曖昧で、1年を振り返ってみると7月ごろからの記憶しかない。夏は体調不良と戦いながらほぼ実家の静岡で横になっていた。やっと10月半ばから思考力が戻ってきて、これまでの自分を振り返ってみたり、これから私はどうやって立ち止まらずに社会で生きていけるのか、考え始めた。

今もまだ復職プログラム中で、上長、人事、社内の看護師と定期的に面談をしながら再発防止をどう考えているのか自分の意見を求められる場面がある。

私は、「自分の周りを気にして考えすぎるところ、ネガティブに捉えすぎるところについて今回自覚することができたので、その考え方自体を少しずつ変えようとしています」と発言する。ただ、仕事に復帰してみてぶっちゃけそれって、私が今から猛勉強して東大に受かることよりも難しいかもしれないと思う。

ここは会社の人との面談の場ではないから素直にいうけれど、やはり今年の出来事で今私はひどく自分に自信を失っていると思う。

今だって私がどうして去年試験に受かって社員になれたのか分からないし、これからちゃんと求められている仕事ができるようになるのか不安でしょうがない。本当に自信が全くない。本音、いっちゃった。

でも、元の気楽なフリーターに戻ろうと、心が折れて諦めることがあってもおかしくなかったのに、もう一回できなかった仕事に挑戦したいと戻って来れたのは、私の心の中のやりたいこと、まだ諦めきれないことが必死に折れそうな心を繋ぎとめてくれたからだと思う。

だから、そんな挑戦を応援する気持ちも込めて、引越しを決断した。

なぜ引っ越すのかというと、現在、私はシェアハウスで、4畳に満たない空間でコンパクトな生活をしているのだが、今年体調を崩したこともあって、今の自分のライフスタイルとこのお家が合わないなと感じたからだった。

ここには約4年間住んでいて、4年前、ちょうど私はフリーターになることを決断したときだった。フリーターになることが目的ではなく、この会社で社員になりたいと思ったときに、アルバイトからの内部登用が1番現実的だったため、そのような決断をした。

当時親には東京でフリーターとして一人暮らしをすることに猛反対されたし、親からは当たり前に静岡の実家に帰ってくるものだと思われていた。ただ大きな声で言えないが、当時私は実家で過ごしては自分を失うとまで思っていた反抗期だったため、必死で東京でフリーターとして生き抜く術を考えて、その末に今住んでいるシェアハウスに引っ越すことを選択した。

持っていた家具も荷物も大半を手放して、手ぶらで4畳に収まった。

フリーター生活をして最初の2年間は3つの仕事を掛け持ちしてほぼ休みなく働いていた。しかも休日は友達と飲みに行くことばかりだったし、ほぼ家にいることがないその頃の私の生活にこの4畳がとてもフィットしていた。

しかし今年大きく自分の生活や考え方が変わって、私は休日の過ごし方や友達との付き合いを見直すようになった。

もう一部の友達は察しているかもしれないが、私は友達と会う機会を一気に減らすようになった。それは、私が1人の時間をこれまで以上に大切にするようになったからであって、決してよく会っていた友達を嫌いになったからではない。誘われても、自分が会いたい気分ではなかったら無理に会わなくてもいいという選択をしたら、一気に自分に余裕が生まれるようになった。

もしかしたら友達には付き合いが悪くなったとか、これまでのキャラクターと違うし気を遣うなあとか思われているかもしれないけれど、本当に私の仲の良い友達は言葉にしなくても何となく理解してくれるのではないかと勝手に期待というか、信頼をしている。

友達と会う時間が減ると、一気に家で過ごす時間が多くなり、家でやりたいことがたくさん出てきたので、それで広い家に引っ越そうと決断したのだ。

今1番頑張りたいことは、やりたい仕事を、ちゃんと自分のペースでやり続けること。

だから、私には仕事から帰って1人で癒されたり、休日もゆっくりと存分に過ごせるお家が必要だった。

今年のうちに引っ越すという大きな決断をしたのは、なんとなくイマイチだった2024年を年中に振り切って、2025年、新たなスタートを切りたかったからかもしれない。

今年、立ち止まっていたことは結果的に少しずつ自分の力にはなっていると思う。ただ、まだまだ気をつけて自分を見つめてあげないと、私はどうやら想像以上にモロいため、調子に乗りすぎないように、本当に気をつけている。

新しい生活で、自分のこれからがどんな方向に進んでいくのだろうかと、2025年への期待でいっぱいだ。

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