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グリ・・・ナントカ画法。

どうもこのごろ調子が出ず、つぶやきか回文くらいしか描けなかったのですが…うーん、スランプかな…いやスランプというのはふだん良作を作る人の言うことだぞ…ええいこんなとき机に向かっていても仕方ない!と、小雨の中外に出て。

走ったら元気がでました(^_^;)。

たんなる運動不足だったようですw。

さて調子が出ればいい情報もつかめます。

今日知ったのですがデジタルの色塗りには「シロクロで濃淡をつけて、色を載せる」というグリサイユ画法なるものがあるという。

当方「ほほう」です。

色をいちいち選ぶのが難しい、色彩感覚の弱い当方にとって、魅力的な情報。モノクロの濃淡なら得意です、いちおうマンガ家ですからねw

さっそく試してみました。

まずいつもの通り下書き。

今日はボウズでいくぞw(^^)

ペン入れです。

よしよし。そういえば調子の出ない間「上手く描けないのは道具のせいか」という被害妄想を発揮wしていろいろ設定をいじくったのですが、そのおかげでデジタルのGペンがいい感じになりました。こういう調整は調子のいい時はしませんね(^_^;)たまには道具もみてやらんと。

で、これに、色を塗る前にシロクロで濃淡をつける…ふむふむ。

こんなかんじでしょうか。

さっきからだいぶありがたい感じになってますが、皆さん大丈夫でしょうか。あ、宗教的にアレとか、そういう人がいたらスミマセン<(_ _)>ただの和服のハゲだと思ってください。

で、ここからがキモ。

この白黒でつけた濃淡の上に「オーバーレイ」レイヤーをつくり、、肌なら肌色、袈裟なら黒(やっぱりボウズじゃないかw)でなぞる。するとこうなります。

モノクロの濃淡がそのまま肌色の濃淡に反映されてます。こりゃラクだ。色を載せる前に濃淡だけで完成がイメージできるのも当方向きです。

で、全部塗ってみる。

完成です。

デキはいつもと変わらないですが、描き方としてすごくラクでした。時間のないときのためにひとつ、覚えておいて損はないですね(^^)この画法は。

というわけでこのグ…あれ、なんだっけ、グ、グ…あ、そうだ。

グリゼルダ画法は…ん、グリゼルダ?

グリゼルダはオペラの名前である。

そう、当方どうもこの「画法の名前」を覚えるのが大の苦手なんですね。ま、そんなもの描ければいいのでアレですが、人に伝えるとき苦労する。

えーと…、モルワイデ画法でしたっけ。

(画像はウィキペディアより引用)

これは画法ではなく図法ですね。

ナントカ画法とか、ナントカ図法とか、どうもこう5文字の外国人の名前が多いような気がするんですよ。紛らわしいんです。ほら、メルカトル図法とか。

(画像はウィキペディアより引用)

これに比べると正距方位図法なんてグッと知名度が下がりますよね。紛らわしくないから。思い出す機会が少ないんでしょう。

図法以外でもモンテカルロ法とか、理系の学問には紛らわしい名前が多すぎる。

いや、そんな話をしたいのではなかった。

つまりそのグウェンドリン、いやこれは人名、グリモワル、これは魔法書、(当方いまギャグで言ってますが、今日ジョギング中ずっと思い出せずに4,50分気持ち悪い思いをしました)えっと違うんだ、○○ザイユ、ザイユが付いたんだ、あ、そうだ!

ベルサイユ!

ちがう!これはポリニャック拍夫人だ!

(一応申しますが模写です©️池田先生m(_ _)m)

…いやホント、グリザイユって、ものすごいフックが多い単語ですよね。なんか引っかかる、どうしても思い出せない(^_^;)もう、トシでしょうかw。

こうなったらインパクトで覚えるしかない。ひとつポリニャック拍夫人にお手伝いして頂いて…

…ふう。やっと覚えられた気がします。

で、さて、肝心の画法はどういう手順でやるんだっけ…。もうボケ始めてますね、当方は。

…そんなわけで備忘録として、グリザイユ画法の記事を書きとめておきました。

お粗末様でした…いやいま現にお粗末です<(_ _)>

(追記)

これだけガホウ、ガホウ言って、以前友人漫画家の川田あきふみ先生の宣伝までしてるのですから、少年画○社さんは当方に何かくれてもいいんじゃなかろうか。まったくご縁はないけど。

ついでですが『思い出食堂』川田あきふみ先生をどうぞよろしく<(_ _)>

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