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歯歯歯、セリフ改変の恨みw

・・・・どうもこのごろ「歯」のお話が多いフォロワー様たち。

つぶやきだったので引用しませんでしたが、消雲堂さんもハムで前歯を傷つけた、とありました(^^;)

正直言って当方、歯が痛いことにトラウマがあるのであまりビビらせないでいただきたいwさっそく重曹でうがいをはじめましたぞ。

新聞奨学生時代、配達中急に奥歯に五寸釘打たれたような痛みが走り、膝から崩れたところがドラッグストアだった…という忘れ得ぬ経験があります。中から薬剤師のお兄さんが駆け出してきて「金は後でいい!」といいながら「今治水」というのを脱脂綿に詰めて噛ませてくれて、九死に一生を得ました。配達中なので歯医者に駆け込むわけにもいかず、当方22にもなって涙がでていたそうですから、よほど見苦しかったのでしょう。

荒川区日暮里の夕焼けだんだん上、薬のヒグチに当時勤めておられた薬剤師のお兄さん、御恩は忘れていません。あのときは本当にありがとう<(_ _)>。

介護職時代も夜勤のとき、腰痛と歯痛だけは本当に怖かったw。

一人ですから痛いと何にもできなくなる。現場を離れた後、いち早くこういうマンガを描きました。

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(これも当方の勤める大起エンゼルヘルプのサイトに載ってます)

ロキソニン常備、が介護職員のたしなみでありました(たぶん今もそうだろう)。

話はちょっとズレますが当方がほんとうに怖いと思う映画がふたつあって、『楢山節考』と『キャスト・アゥエイ』。もうお分かりだと思いますが、どちらも自力で歯を抜く場面がある映画です。怖すぎるっつうの…。

腰痛予防は介護の本によく描いてありますが、歯痛のほうもね、お気をつけいただきたいと思いますです。介護職に限らず、ワンオペの仕事の方はみんなそうですよね、ほんと。


…なので「ロキソニン」といえばもうかなり有名で、多くの人にまあまあつうじる固有名詞だと思うのですが。ま、健康な方にはご縁がなくても、ちょっと介護とかやる人、一人で夜仕事のタクシー運転手さんとか深夜店番の人には通じる「あるあるネタ」の部類のはず。

なので当方、今年出した「拘縮」の本にロキソニンネタをネームで出したのです。

腰痛で苦しむ後輩に、「ロキソニン飲む?」っていう、かる~いジャブのようなギャグだったのですが…。印刷された本では、

無題178

無題178-1


「痛み止め」に直されてましたね(笑)。

もう刷っちゃった以上文句いっても仕方ないと思って黙っていましたが、T出版社さん、これじゃ面白くないんですよ。

「ロキソニン」って固有名詞にはそういうペーソスが詰まってるんだから、変えちゃいかんのです。コーラとペプシじゃ、感じが違うでしょう。炭酸飲料って言ったら同じになっちゃうでしょう。そういうことです(どうやら当方にも少しは詩人の魂があるようですなw)。

とはいえ前の本出したときは(別の出版社)ワーファリンもディオバンもそのままだったから医療介護系出版社として気を使ったのかも知れませんが…。

ま、痛みにおびえる気持ちは一人っきりの仕事じゃないと切実でない気がちょっとしますね。

ぜんぜん時期外れですが10月8日は108で「入歯」の日だそうです。

柳生宗冬は若いときから総入れ歯だったそうですよ。

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↑このマンガのコラムはこちら↓

お粗末さまでした<(_ _)>






たくさんのサポートを戴いており、イラストももう一通り送ったような気がするので…どんなお礼がいいですかねえ?考え中(._.)