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人を騙すには相手の気持ちを知る必要がある。

これは「暗殺教室」という漫画に登場する台詞です。

今日は最近読み直した暗殺教室を布教しにやってきました。(突然)
もちろん、これから読んで、楽しんでほしいのでネタバレは当然なしです。

これを読みながら今から本屋にいきましょう!(突然)


始めます!

(突然!)

暗殺教室とは

集英社の週刊少年ジャンプで連載していた松井優征先生の作品です。
この前にも「魔人探偵脳噛ネウロ」という漫画を描いています。こっちもめっちゃ面白い。

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あらすじ
ある日、月を破壊した超生物「殺せんせー」が中学校の新任教師としてE組にやってきます。

彼が言うには、来年3月に地球を破壊するそうで、もちろん政府は攻撃を試みますが腕が立たず殺せません。
しかし地球を破壊するまでの期間、このE組の担任ならやってもいい。とのことだったので、政府はやむを得ず彼をここへ赴任させ、来年3月までにこの生物を殺してくれと生徒たちに依頼します。

そんなわけで、
ほぼ無敵、最高速度マッハ20の超生命体暗殺を目指すE組の1年が始まったのでした。


これめっちゃおもしろい(語彙力ゼロ)

この暗殺教室って漫画はめっちゃおもしろいんですよ!!

はっ!!!!

やっ!!!!

だめか。勢いだけでは伝わらないか。


暗殺教室

タイトル的にバトルロワイアルみたいな、いかにも中高生が好きそうなタイトルですよね。
きっと作者の意図なのでしょうが、うまいタイトルだなと思いました。中高生は殺す、死、というワードが好きな傾向にありますからね(寺北調べ)

この作品中でもそういったワードはしっかり取り扱われています。
簡単に口にはするけれども、最も実現しない言葉として。
しかし登場キャラクターたちは、実際にそれを実現させなければいけない。そんな状況下に置かれるのです。

皮肉が効いていて最高ですよね。じゅるり。

そういったものってバトルロワイアル同様、中高生大好き要素ですよね。
ひぐらしのなく頃に、とかそういった類の殺す殺されるっていう。
でもこの漫画は違うんですよ。(オタクの常套句)
この漫画は泥沼もなければ、生徒が血にまみれることはありません。


ギャグ漫画

ほとんどは。

超生物とドタバタコメディをするんです。裏切られましたね。HAHA!(USA)
それもまたきっと作者の意図なのでしょうが、この漫画の正体はタイトルから想像する作品とは違い、実は笑いが絶えない漫画だったのです!(迫真)


青春時代

この漫画の主人公たちは中学3年生。一番楽しい時期でもありますし、多感な時期でもあります。
親との衝突、周りからの理解、交友関係。やんなっちゃう。
もちろん楽しいイベントもたくさんあって、いつだって友達が周りにいる素晴らしい環境だったりもします。

まぁ色々ある時期ですよね。(親目線)


皆さんが中学生だったころを思い出してみてください。

中学生のころ、自分にできたことというのは今よりももっと少なくて、とても非力だったと思います。
まわりからは子供扱いですし、自分たちの発言には力がなく、かといって大人ほど知識があるわけでもない。

子供よりかは知識も力もあるけれど、自分に降りかかる問題を打破できるほどの力は持ち合わせていないのです。

結局は先生の言うことを聞くか、親の言うことをきくか、なるようになるか。そうやって大人になったかと思います。

あのー、あれですよ。違うかったら違うって言ってくださいね。

進めますけど。


あーなんか思い出したらまじで腹立ってきたわ。あいつまじ!まじあいつ!ちくしょう。


うん。(冷静)

主人公たちも同じく、そんな中学3年生なのです。

急にこの超生物を殺せと言われても、とうぜん殺せるわけがありません。
ありとあらゆる方面で力がないからです。


タイトルの台詞

「人を騙すには相手の気持ちを知る必要がある。」

これは殺せんせーが生徒の一人に言った台詞です。

簡単に説明させてください。ね?いいでしょ?ね?ねーえ(小学生)


ある女生徒は人付き合いがうまくできません。
なので国語という教科が苦手です。なぜならば、科学と違って正確な答えがなく、自分にはわからないからです。
なので彼女は得意分野である理科を用いて、殺せんせーの暗殺を試みます。

そして完成した毒を馬鹿正直に、毒です飲んでください。と言って殺せんせーに渡します。

そんなお話の中で、殺せんせーが口にした教訓がこの台詞。

「人を騙すには相手の気持ちを知る必要がある。」

そしてこう続きます。

「上手な毒の盛り方。それに国語力が必要なのです。」

と暗殺を絡めて、得意分野を活かすためには、と彼女にも読者(学生)にも伝えてくれるわけですね。


暗殺を通して

この漫画のすごいところは、暗殺を通して生徒たちが成長していくことです。

暗殺、という言葉はどちらかというとダークで冷たいイメージがありますよね。というダークワードのみで生成されてますからね。当然です。

しかしこの漫画では前述した一例のように、殺せんせーは自分を殺しに来る生徒たちにその暗殺行為を通して、成長のための教訓を与えていくわけです。

なぜ好きなことだけで生きていくのは駄目なのか。
なぜ勉強をしなくてはいけないのか。

そんなことすらも殺せんせーは暗殺を通して答えをくれます。

すげえな!!!(急な馬鹿)

よくできたストーリーなんですよ。(冷静)


生徒たちの成長

よく学び、
よく動き、
そして青春を謳歌する学生たちのお話ですね要は(投げやり)

殺せんせーを暗殺するという不可思議な1年を通じて、生徒たちはたくさん学びを得て成長していきます。

この漫画は大人が読んでも楽しい漫画だと思います。
成長する生徒たちはなんだか自分の子供のようにも見えますし、あの頃の自分のようにも見えます。


個々に問題を抱え、弱点を持ち、各々に得意分野がある。
そんな彼らはどう大人になっていくのでしょうか。
彼らにとってこの1年はどんな学びになるのでしょうか。

そんな彼らが卒業するまでの1年の物語。
ぜひその成長を見届けてください。



漫画は完結済み、全21巻です(宣伝)


最後に

どないなもんでっしゃろ!?

暗殺教室に少しでも興味を持っていただけたのなら幸いです。

あーあ、学生時代にもどりたいなぁぁああ(独り言)


いや……僕たち大人だって今があり、未来がある。
殺せんせーや、生徒たちに恥じぬように大人の我々も経験と学びを得て、成長していこうではありませんか! ねぇ?!(強要)

(無理やりの締め)



(締めます)

(終わります)




(あ、まだ本屋あいてますよ)

(行かないんですか。ああ、そうですか……)


(終わります……)


サポートいただいたものは今後の作品に使わせていただきますので、ぜひサポートのほどよろしくお願いいたします! 今後も気合を入れてバシバシ書いていく所存です!