台湾1日目：洗礼を食らう。

初の一人海外、台湾へのワーキングホリデー。
まず朝4時に家を出発。バスで羽田空港へ。

コロナの勢いも落ち着き、出国審査も楽になった。
揺れる飛行機でなかなかつまらない映画を見ながらうとうとして、
機内食で「カツ丼」を頼んだらお馴染みの冷食カツがご飯に2つ乗ったものが来た。

到着してから親戚のおばあさん、おじいさん、そして従兄弟（？）と合流。
おばあちゃんの妹がおばあちゃんにそっくりで、少しだけ泣きそうになった。

タクシーで家に到着して、荷物を置いてお昼ご飯を食べる。

緊張も相まって、なんだか言葉が出てこない。
というかリスニングが全然できない。
みんな気を遣って色々話してくれるのに、
申し訳なさともどかしさと焦りでいっぱいだった。悔しい。

ご飯の後は街を案内してくれて、
家に戻って日本のテレビを見ながらパイナップルを食べて、
荷物の整理をして、あっという間に晩ご飯。

おばあさんの晩ご飯は、本当に美味しかった。特にスープ。
私のおばあちゃんはちまきを手作りしてくれてたんだけど、
それは実際珍しいらしい。

食べ終えてからせめてもの償い（？）としてお皿洗いして、
ぼーっと台湾野球を見てたらお姉さんが帰ってきた。
お姉さんは優しくて、ちょっと実の姉に似ている。

晩ご飯を食べ終えたら、夜の散歩に連れて行ってくれた。
携帯会社に寄ってSIMカードを買おうとしていたんだけど、
想像以上のスピードで話していて、ほぼわからんかった。やばい。
今の私は人に頼ることしかできない・・・

その後、夜風に吹かれながら街を歩き、色々説明してくれた。
夜の台湾は賑やかで、ワクワクする。
小学校の校庭は夜、開放していて、楽しくバスケをやっていた。
台北の住む地域は比較的安全で、みんながイキイキしている。
台湾のお散歩文化、いいなあ。

戻ってからシャワーを浴びて、さて中国語の勉強でもするか・・・
と思っていた矢先、台湾流の巨大ゴキブリもわざわざ挨拶しに来てくれた。
いや、デカすぎ。日本にいないよこんなん。さすがに倒せない。
まさか「ゴキブリ 中国語」で調べるとは・・・

おばあちゃんにヘルプを出して、ほうきでやっつけてくれた。
あ、殺虫剤とかじゃないんだ。強い。

これが今日一日のざっくりとした出来事。
本当は書ききれないほど色々あった。
楽しいという気持ちより、中国語がうまく話せないという焦りの方が大きい。
日本に帰るまでにせめて意思疎通はできるようになっていたい。

明日はどうなるだろうか。とにかく勉強あるのみ・・・
晩安・・・