【MBA・面接】面接で聞かれることと答え方
今まで小論文については論じてきたので、今日は「ビジネススクールの面接って何を聞かれるの?」という質問に答えます。
面接の構造と面接官の意図、事前に準備するべき事項を記載しておくので、受験する人はチェックしてみましょう。
・面接の構造:面接官には役割がある(アメ・ムチ・ファシリテーターの三役がある)
基本的に面接官は3名います。それぞれ役割があり、アメ・ムチ・ファシリテーターに分かれています。
アメの担当者は、受験生が答えやすい質問をしてきます。
ムチの担当者は、恐らく簡単には答えられない質問をしてくるはずです。ただ、ここで見られているのは「粘り強く考える力」が求めれられているので、何とか答えをひねり出しましょう。
ファシリテーターは、アメとムチの間なので恐らく無難な質問をしてきます。聞かれたことに端的に答えましょう。
・で、何が聞かれるの?
じゃあ、具体的にどんな質問が待っているのでしょうか。私の知る限りでは以下のような内容が問われるようです。
・面接の問いへの答え方
答え方のコツは以下の通り
この流れを意識して話すと相手に伝わりやすいでしょう。全部をきっちり喋ろうとすると恐らく失敗するので、主張したいポイントを押さえ、あとはテキトーに流すくらいが緊張しなくて済むと思います。
もっと深く面接での答え方を知りたい人はこの本を読んでみてください。
・自己分析に必要なチェックリスト
上記の質問に答えられるようにするために、簡単なチェックリストを作りました。面接前に以下の設問に答えられるかをチェックしてみると良いでしょう。
・問われているのは”視野・視座・視点”
面接で問われている要素を分解すると視野・視座・視点と言えるかもしれません。『論点思考』(著:内田和成/刊:東洋経済新報)を読むとより深く理解できるでしょう。
一つ目の「視野」とは、視野を広く持つことは、普段考えていない、普段見ていないエリアを見るということです。話の幅を自社の状況にとらわれず、少し広い枠組みで話すと、面接官の教授も関与するところが増え、話が盛り上がります。
二つ目の「視座」とは、常に二つ上のポジションで物事を見るなど、物事を俯瞰してみること。例えば、自らが属する業界がどのように大きな変動を迫られているのか、全体としてどういう風に進むのか、どのような危機感があるのかについて話してみましょう。
三番目の「視点」とは、簡単に言うと切り口を変えるという話です。わたしたちとの面接について、教授は自分たちの研究テーマのネタになれば良いと思っている面もあります。相手の立場になり、「食いついてもらえそうなネタか」を考えると良いでしょう。
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