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ジョッキー45º情報刊(11号)

皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
先週は、悪い流れを断ち切る為に全身に塩を塗って身を清めたウマママンです。

先週は2歳馬の出世レースでもある
「サウジアラビアRC」と天皇賞・秋の優先出走権を決めるG2
「京都大賞典」と「毎日王冠」と3つの重賞でしたが、皆さんはいかがでしたでしょうか?

今週からは、秋のG1戦線が本格化してきて
秋華賞→菊花賞→天皇賞・秋と3週続きますので、頑張りましょう💪

それでは今週のラインナップはこちら❗

●天皇賞の舞台 東京リーディング
●G1は任せろ! 本命軸と穴軸のジョッキー
●スポットライト・ジョッキー
 (幸英明騎手)

今週は、残る東京リーディングと
本格化するG1での軸騎手をピックアップ
スポットライト・ジョッキーでは
元祖鉄人ジョッキーでもある幸英明騎手が
今週のスポットライトになります!

●東京リーディング

美浦に拠点を置く、横山武史騎手や戸崎圭太騎手など、東の騎手達の主戦場。
近年はクリストフ・ルメール騎手や福永祐一騎手などの「西の騎手」も遠征に来る激戦地でもあります。
しかも、今週は土曜日にG2も控える東京競馬場
そんな東京リーディングをピックアップしていきます。

●東京勝率リーディング

※()内は今年の成績です

1位 クリストフ・ルメール騎手(0.275)

現在、全国リーディングのトップをひた走るルメール騎手。

栗東所属ながら、活動拠点を美浦に置いているので東京競馬場にも参戦。
もちろん、勝率も東京競馬場の主戦騎手としては唯一の2割台
(阪神主戦の川田将雅騎手は、勝率0.263)

先週も7勝と猛チャージしているので、基本的には主戦騎手としてみたいけれど
オッズは低いので買いすぎには注意

2位 石橋脩騎手(0.143)

今年の東京競馬場で、1番奮闘しているのが石橋脩騎手。

例年の成績では勝率は1割未満だっただけに今年の気合は違う。
人気に対しては、ほとんど期待通りの成績を残していて、気質が合うのか
芝の中距離とダートの短距離での勝利が多いので狙い撃ちするのも◎

3位 戸崎圭太騎手(0.097)

東京リーディングの毎年の特長としては
ルメール騎手ともう1人の騎手(今年は石橋脩騎手)が頭一つ飛び出る勝率を上げて
他の騎手は1割未満の背比べ状態なのですが

そこに割って入る期待として、3位に上げるのが戸崎圭太騎手。
ルメール騎手の前にはリーディングジョッキーでもあり、毎年の勝率では日本人騎手として上位に食らいついてるだけに
今年も戸崎圭太騎手の意地に期待したい。

東京馬券率リーディング

1位 クリストフ・ルメール騎手(0.583)

やっぱりリーディングジョッキーは馬券率も最高位の成績

ただ、穴馬で持ってくるというよりは
人気通りに馬券内に収めているのが多くて
1~3番人気のみでの馬券内決着。

逆に言うと、4番人気以降はオッズ的には美味しそうに感じるが同時に、馬券になるのは稀有なのでご注意を。

2位 ミルコ・デムーロ騎手(0.387)

人気通りも穴馬もお任せの風雲児、ミルコ・デムーロ騎手

今年の東京での馬券内の成績が
1着20回・2着20回・3着20回の計60回と
どの着順にも飛んできたり、人気通りに来たりと読みにくい騎手。

ですが、秋以降で考えると意外にも二桁人気で飛んで来ることは無く
5,6番人気位で3着に来るので比較的に安定しやすいかも??

3位 戸崎圭太騎手(0.327)

東京の馬券率としても、そこそこある上に
穴馬でも爆走するのが戸崎圭太騎手。

流石は元リーディングジョッキーで穴馬でも決して諦めない姿勢は強く
特に得意なのが、南関東時代から走り慣れたダートの短距離・マイル戦
波乱を巻き起こし、秋の嵐を巻き起こせるか。

☆横山武史騎手(勝率0.08・馬券率0.284)

若手ながら、東のリーディングジョッキー
今更、何故に注目すべきなのか?

実は意外にも秋競馬で、東京を軸に挑むのは今年からの横山武史騎手。
秋競馬では新潟に行ったりと、G1戦線にもスポットで参加していたが
今年からは成績を上げてるので、本格参戦

若手のホープが更に一皮むけるか。
期待してみましょう!

●G1の本命軸と穴軸騎手

スプリンターズステークスを皮切りに始まった秋のG1戦線も、今週から本格始動。
私達、競馬ファンとしては1種のお祭りであり、騎手達に取っては憧れの舞台であり
強さの証明となる檜舞台。

そこで活躍する本命として押さえれる騎手と
穴として期待できる騎手を独自にピックアップ
このG1戦線は、これで決まりか!?

●本命軸の騎手

◎クリストフ・ルメール騎手

G1レースと言えば、真っ先に名前の挙がるのがルメール騎手。

やはり本命軸としては申し分なく、1番人気通りの1着を取りに来ているので
配当こそ安くはなるものの、馬単・三連単の頭軸として抑えてみたい所。

ルメール騎手を軸として、稼ぐのであれば
ヒモ付けの馬は穴馬揃いにしないと厳しい。

◎福永祐一騎手

ルメール騎手が人気を落としていた場合、次の本命軸として優秀なのは福永祐一騎手。

4~5年前はG1でもあまり勝てる騎手では無かったものの、やはり念願の日本ダービーを初制覇とコントレイルに出逢ってからはG1で覚醒。

多少、人気が低い3番人気でも勝たせてくる腕はついているのでそこは素直に評価したい。

●穴馬軸の騎手

★池添謙一騎手

G1レースといえば侮れないのが
池添謙一騎手。

G1レースに出走する事が最大の誉れと考えていて、G1への騎乗に関しては異様な程の執念を燃やしている騎手で
人気薄であっても侮れない存在。

特に侮れないのが、池添謙一騎手での二桁人気で14番人気などを3着にもってくるなどを平然とやってのけるので大穴の一撃には持って来いです。

★吉田隼人騎手

白馬のソダシの騎手という事でG1レースでも、今年の注目を集める吉田隼人騎手。

しかし、G1レースへの出走機会に恵まれだしたのは最近という事もあり
ソダシのような有力・有名馬であれば違うがそれ以外では
実力に対して正当なオッズがG1では付かなかったりする。

それこそ、スプリンターズステークスの3着に人気薄を捻じ込んだのも記憶に新しいハズ。

トップジョッキーの地位を目指すために
もしかすると、騎手の中で1番
G1レースでの結果を欲しているので
人気薄でも期待してみたい。

★松山弘平騎手

吉田隼人騎手と同じく、G1レースに並々ならぬ情熱と結果を求めているのが松山弘平騎手。

以前はデアリングタクトとのコンビでG1では活躍していたが
他の馬ではG1レースには安定的に騎乗しておらず、リーディング4位としては寂しい現状。

今年はリーディング上位という事で重賞の騎乗依頼も増えるので
このチャンスを活かし、馬券内はもちろん
勝ち負けになる見せ場と結果を残して
G1レースに呼ばれる騎手になるために今年は結果が欲しいと考えているハズ。

●スポットライト・ジョッキー

今週、スポットライトを当てるのは

いぶし銀の元祖鉄人ジョッキー

幸英明騎手

生年月日 1976/1/12
身長 167cm
血液型 A型
星座 山羊座
出身 鹿児島県
競馬学校10期生

鹿児島県出身の幸英明騎手。
実家は新聞販売店で、3人きょうだいの末っ子として産まれる。

幼少期から、近所に馬の生産牧場があったが
これといって競馬とは無縁だったが
中学3年の時に転機が訪れる。

中学3年の頃に、母親が体調を崩した為に
病院に見舞いに行くと、同じく入院していた牧場関係者から「ジョッキーの道」を進められる。

元々、身体付きが小さくジョッキー向きの体格で話を聞いて、騎手を目指してみよう
競馬ファンの父親にその事を話すと、反対される事も無く、競馬学校に入学。

しかし、競馬とは無縁の生活だったので
馬に騎乗するのも競馬学校に入学してからで
あまりの高い目線から恐怖感を抱き
「続けられない…」と怖じ気づいていたが
競馬学校を辞めて、後輩達と同じ学年で高校生活を送るのが嫌という「プライド」から
3年間を走りきり、ジョッキーとしてのデビューを果たす。

同期生には、吉田豊騎手・渡邉薫彦元騎手が居る10期生で、とても仲が良かったそう

1994年のジョッキー初年度は23勝を挙げ、翌年の1995年の天皇賞・春で初のG1初騎乗となる。

その後も目立った成績は残してはいないものの、確実な勝利を積み重ねながら、力を付けていて年々騎乗数を増やしていて
1997年頃には
関西のリーディング上位に名前が挙がるようになるが騎乗数の割に、重賞には恵まれず
重賞初勝利は1998年のG3京阪杯で上げている。

騎手生活10年目の節目でもあった2003年。
実にG1レース、48回目の挑戦となる
この年の桜花賞にスティルインラブで念願の重賞初制覇。

そして、オークス・秋華賞も制して牝馬三冠を達成し、念願のG1ジョッキーから
わずか半年で三冠ジョッキーになってしまう

しかし、その次にG1レースを勝ったのが
約4年後の2008年の高松宮記念と
間が空いてしまっていたが、騎乗数は減少どころが毎年のように増えていて

2009年には、年間騎乗が968鞍となり
それまで岩田康誠騎手が持つ、年間最多騎乗952鞍を更新したのだが
同年、内田博幸騎手が975鞍乗ったため
記録更新も2位となってしまう。

しかし、そこで止まらないのが鉄人ジョッキーたる所以。
翌年の2010年には年間騎乗で1008鞍騎乗し、内田博幸騎手の記録を更新。
JRA史上初の年間騎乗1000鞍を達成する鉄人

ここまでの騎乗数には身体面以外にも成績なども関係する為、後輩の福永祐一騎手や和田竜二騎手などからも
「目標」や「一目置かれる」存在となった幸英明騎手。

そしてこの騎乗数は、レジェンド武豊騎手が持っていた最速記録を更新していき
2021年に通算騎乗数21,000回達成した時、
幸英明騎手は45歳と5日・騎手生活26年10ヶ月だったが、
それまでの最速・最年少記録の武豊騎手でも
【49歳と25日・騎手生活31年1か月】だった上、
単純計算でも、競馬で20000鞍に乗るためには1年に770鞍
それを25年続けて達成するものなので
鉄人ジョッキーとして異論は無い。

そんな鉄人、幸英明騎手は渋いながらも甘いマスクに惚れる女性ファンが多いのも有名ですが、一方では趣味でもあるゴルフは好きすぎて、武豊騎手などから
「ゴルフが本業で、競馬が趣味」と言われる程で、年間1000鞍騎乗の年には
ゴルフのラウンドも200回達成。
そして、その腕前は関西騎手の中でもピカイチ。
2014年には滋賀県のアマチュアゴルフ選手権競技で1打差の準優勝し
滋賀県の国体選手として候補に挙がるほど。

また美浦のゴルフ達人と呼ばれる田中勝春騎手とは2日連続でグアムでゴルフ対決したことも。

そして、意外にも「お菓子」がジャンル問わずに大好きで
「お菓子が無い生活は考えられない」という程で特に、チョコレートには目がないそう
土日の調整ルームにも、毎週大量のお菓子を持参して、日曜の出る頃には全て食べ尽くしているという。

また、騎手や調教師の記念勝利の看板で
集合写真を撮ったりしているが
その礎を築いたのが、幸英明騎手と池添謙一騎手。
それまで、記念勝利などの看板を掲げるものは当事者1人のみだったが
幸英明騎手のお祝い事に何故かぬいぐるみを持って一緒に写ってきたのか池添謙一騎手。

その時、幸英明騎手の母親が言っていた

「人が幸せな時に僻んだり、妬んだりせず、一緒に心から喜べる人間になりなさい」

という言葉を思い出し、池添謙一騎手の行動に共感し、
積極的に幸英明騎手が看板持ちや記念撮影に写り込むなどしていた結果
今のようなスタイルになったんだそう。

幸英明騎手の次なる目標となるのは、
九州産駒でのG1制覇。

自分と同じ、九州出身の競走馬
ヨカヨカとのコンビで見えたG1への道。
しかし、ヨカヨカの故障により閉ざされた道

だが、ヨカヨカは繁殖馬として新たな希望を生み出す事が有力で、幸英明も【騎手】である以上、必ず道は拓けてくる。

九州の夢を叶えるその時の為に、幸英明騎手はまた競馬に乗り続ける。
まだ見ぬミライのため、走り続けるために


来週のスポットライト・ジョッキーは

逸話の多い横山家の大黒柱

横山典弘騎手

にスポットライトを当てていきますので
来週もよろしくお願い致します。

~あとがき~
今週もお読み頂きありがとうございます🙇

とうとう今週からもG1戦線が本格化という所で、G1レースを読み切って
流れとしてWIN5の的中も掴み取りたいと思っています🤣

あとは、noteでも紹介していた「ヤスアジTV」でWIN5の研究や法則を見付けていた
【アジさん】が、一身上の都合により顔出しNGとなり、裏方に回るという事で寂しくもあります。

実はこのnoteに関しても、発刊の後押しをしてくれたり、相談に乗って貰ったのも【アジさん】だったので
ウマママンとしては、かなりの恩を感じているので、この恩を是非ともWIN5的中という恩返しをしたいと思っています。

閲覧数や、シェア・スキなどの反応があると活力となり、モチベーションも上がるので
是非ともご希望お願い致します🙇
それでは、皆さんの競馬ライフが素晴らしいものになる事をお祈りしております。
また、来週もよろしくお願い致します🙇
             ~ウマママン~

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