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メゾンユイ T2+ 2019 ポートランドと中山記念

先週のフェブラリーステークスは的中!

2着に大穴が来て連勝式の馬券が大変なことになっていますが、僕はモズアスコットの複勝一本でバッチリとらせていただきました。

そんなわけでワイン予算は1600+1000=2600円。ちょうどこの価格で開けたいワインがあったんですよ! ちょっとレアなこのワインをご紹介します。

メゾンユイ
T2+ 2019 ポートランド+

メゾンユイ、もといドメーヌユイは北海道の余市にに新しく出来るドメーヌ。現在ワイナリーの建物を建設中なのですが、畑はすでに所有していて、今回の2019年産ポートランド(+キャンベルアーリー、デラウェア)はさっぽろ藤野ワイナリーへブドウを持ち込んでワインにしています。なのでこのワインはドメーヌを名乗らず「メゾンユイ」名義でのリリースとなっています。

離れた二箇所に畑を所有しているのですが、それぞれの区画がアルファベットのTの形、Aの形をしているのでfarmT、farmAと呼んでおり、さらにその区画のどのエリアのブドウを使っているかがラベルのデザインから分かるようになっています。

Tの横棒の真ん中あたり(farmT2)のブドウ(ポートランド)を中心に使用していますね。なおその左右のデラウェア種とキャンベルアーリー種もブレンドされているため、ポートランド+という名前になってるわけです。現在farmTには前の所有者さんが植えていた北米系の食用ブドウが棚で栽培されています。

さてこのワインが「開けたいワイン」なのは理由があって、実は私、去年余市に行く機会があって、その際にあるご縁があってドメーヌユイの杉山さんご夫妻にお会いしてるんですよ。そしてそれがたまたま収穫期だったので、ちょっとだけブドウ収穫のお手伝いをさせてもらったんですが、その時のブドウもこのワインに入ってるらしいんですよね。

私もだいぶ長くワインに関わる仕事をしているのですが、自分が収穫したブドウで作られたワインって初めて飲むんです。大した事はしてないんですが、なんかこういうのって感慨深いものがありますね……。

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テイスティング。無農薬栽培された食用ブドウ主体のワインです。洗練された上品な香りで、今は抜栓してからは2日目なのですが、抜栓直後よりもさらにバランスが良くなっています。瓶内二次発酵のきめ細かい泡もよく保っています。
ラベルに「バラやグレープフルーツの香り」とありますが、そうですね、ほのかな赤いフレーヴァーと、柑橘感のある白いフレーヴァー。若いリンゴの酸味の奥に、柔らかなハチミツやフランボワーズのかすかな甘み。温度が上がると甘みのボリュームが増します。個人的には13℃くらいが好みですが15℃くらいでもふくよかでおいしい。

アルコール9.5%ですが甘かったり軽かったりということはなく、しっかりとした味わいのある辛口のスパークリングワイン。リリースから一ヶ月くらい経って、もうなかなか手に入らないとは思いますが、見つけた際は是非飲んでみてください。料理は……根菜や白い肉、魚に合わせたいな。筑前煮、白身魚やチキンのソテー、イカとかエビなんかをハーブでマリネして焼いたり、クリームチーズでなんかしたオードブルとかも合わせてみたい。ワイン単体でも美味しいですし、とても料理を引き立てる味だと思いますね。ありがとうモズアスコット!

試飲温度6.5〜15℃
白ワイン向けのグラスを使用

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さて今週は中山記念。狙う馬は……

 8 ウインブライト

このレース去年、一昨年の勝馬です。今年は前走が香港カップということで海外帰りを嫌っている人もいるようですが、大丈夫だと思いますよ、負けたレースって距離が合わないのばっかりだから。中山1800ならこの馬は負けない。ミナリクはまだJRAの重賞で勝てていないので、このチャンスを逃さずに決めてほしいところ。というわけで単複で勝負です。

ではまた来週〜

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