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「イタリアの食文化〜ココが違うぞ日本のイタリアン〜」回想

エピソード9

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冒頭の写真はラジオ内でもお話ししました、Tagliatelle(タリアテッレ)のボロネーゼです。むしろこのパスタ以外でボロネーゼとは呼ばせません。


このあとたっぷりのパルメザンチーズを振りかけていただきます。


なお、なんだかデミグラスソースっぽいものも伝統的なミートソース(ラグーと呼ばれてます)とはだいぶ違います。


案外イタリアの料理って材料はシンプルなものが多いです。


ラグーソースもニンジン、セロリ、玉ねぎ、赤身多めのミンチ、少しのトマトペースト、赤ワイン、塩コショウ、パンチェッタ(豚バラ肉の塩漬け)、大量のオリーブオイル...といった感じでどこにもデミグラスソースだとか、キノコだとかそういうのは出てきません。


材料はイタリアの家庭で簡単に用意できるものですが、それをひたすら煮込むので手間暇はかかっています。


ラグーソースはトマトがメインというよりも、赤身の肉肉しさがメインなのでトマトは案外少量です。


日本で売ってるひき肉は脂身多めですし、なんか同じ材料で作ってもイタリアで作るのとは味が全然違うんですよね...不思議なもんです。


食材が育った地でこんなに味が違うのか、と思い知るには素材の味で勝負するイタリア料理がかなりうってつけかもしれません(かなり個人的見解ですが)


そして昔の写真を見あさっていたら出てきました、ラジオ内でお話ししたフライド太巻きです。しっかり衣がついています。アゲアゲされてます。味は別にクリスピーであったかくなっただけなんでまずいとかじゃないんですよ。ただ寿司の概念でこれは....!!となってしまうのが大和魂でしょうか笑

そしてこちらも、噂の URAMAKI です。その名の通り海苔巻きが裏になったバージョンですね。中身もアボカド、ツナ、マヨネーズ...そして表面にはとびっこという海外でも食べられるお寿司の定番の具材がぎっしり。手でつまもうとすればもちろん、米粒がねっちょねちょにくっつきます。そんなに黒が嫌なのか?いや、イタリアにはイカ墨パスタあるじゃん?と思いつつ... イタリアでウラマキが生まれたのではないのでしょうか?そうだとしたらやはりカリフォルニアロールを作ったあたりにこの巻き方のルーツがあったりして... あくまで憶測ですが。


あ、あとこれ。なんだと思いますか?イタリアのデザートといえば!ティラミスかパンナコッタが有名...ということで、こちらパンナコッタです。


決して高級とは言いませんが、普通に庶民がいくレストランで頼んだものです。食後のデザートにしてはでかくないです...?(記憶だと散々これにたどり着く前にラザニアとかヘビーなもの食べてる)


こぢんまりとかわいいオシャレな...とかそういうことではないんですよ。すべての店が、というわけではありませんが大皿で作ったのをバーンっ!と取り分けて出してくれるお店もたくさんあります。(この店のパンナコッタはとてもおいしかったです)


現地に行くといかに今まで食べていたものが、日本ナイズされてたのかっていうのに気づくかもしれませんね。


で、今写真を見返してたらイタリアの写真ものすごく出てきてしまって、今すぐにでも行きたい気持ちですほんと。


イタリアに行くと肌ツヤがよくなるんですよね!なんか生き生きしてるんだろうなぁと思います。またイタリアの話をするときには今までの写真をここにアップしちゃおっかなーなんて思ってます。


現在絶賛体調不良ぶちかましてまして、たぶんおおよそストレスとかなんだと思うんですけど、特効薬はイタリアいったりすることなんですよねぇ...


それができないとなると、これはもう大丈夫なのか...?と不安になるんですけれどもこのラジオで楽しく会話させてもらうことでなんとか自分を奮い立たせていきたいです。


皆様お付き合いのほど、どうぞよろしくお願いいたします。


それでは。


A presto!! (ア プレスト…イタリア語で またね! の意味)


p.s えー...前回の分の文字起こしはナントカ今週中には終えたいです、頑張ります...

(あおやぎ)

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