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食器用洗剤の減りの速さに驚く

コロナの影響で夫の仕事が休みになり、家族3人で過ごすようになって驚いたのが「食器用洗剤の減りが早い」ということ。

息子が生まれる前はどうだったのか。

わたしも夫も飲食店で働いているので、自宅で食事をする機会が少なかった。夫は職場で賄いを作って食べることが出来るし、わたしは従業員割引で買って食べることが出来る(美味しい!そして勉強にもなる)
朝食を食べる、という習慣も無かった。むしろ昼夜逆転気味の生活だったので、朝方から昼にかけて睡眠を取り、起きて身支度を整えて仕事に向かう。わたしは終電で帰宅し、夫は原付で深夜に帰宅。週5〜6この生活、不健康だが子供が居ない時だからこそ出来る生活だった。
よって自宅で食事をするのはお互いが休みの日のみ。食器用洗剤は減らない。

息子が生まれてから。

退院後3日目から息子とふたりで過ごした。夫の帰宅は深夜。実家は近いが自営業のため頼れない。(ちなみに、うちは父子家庭)義実家を頼る手段もあったが「聞こえる母親」と暮らしたことの無いわたしにとって、ただでさえ慣れない育児の中さらに神経をすり減らす生活は想像できなかった。
息子が生まれてから朝起きるようになったので、朝食を食べるようになった。お昼や夜は冷凍ご飯を息子の様子を見ながら温めて納豆をかけて食べる。具沢山の味噌汁は必須。夫は職場で賄いを食べる。よって出産前ほどでは無いが、食器用洗剤は減らない。

自粛生活が始まった。

夫は食べることも好きだが、作ることも好き。
あれも作りたい!これも作りたい!何が食べたい?と朝昼晩といろいろな料理を作ってくれている。(5月20日現在も店舗休業の為、自宅で過ごしている。ちなみに油淋鶏と水菜とツナのアンチョビペペロンチーノが同率1位で美味しかった)よって食器用洗剤の減りが早い!早すぎる!息子の離乳食が始まったことも影響しているのだろうか。今までの減らない具合も異常だったと思うが、本当に早くて驚いた。と同時に嬉しくなった。食器用洗剤の減りを見て「家族3人で過ごしている」ということを改めて実感することが出来たから。

食器用洗剤の減りを見て、嬉しくなる主婦が果たして居るのか。でも確かにここに居る。ただ、結婚する前から「緑茶の香りがする洗剤が好き」とぽろりと言ったので、同棲から今日に至るまでわたしは食器用洗剤(緑茶の香り)を購入し使い続けていた。なのに、夫が買ってきた食器用洗剤がレモンの香り。聞くと「うーん、そんなに拘り無いんだよね。緑茶も好きだけど…」と言った。衝撃。もう次からはわたしが好きな食器用洗剤を買うからね!

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