「友人のような音楽」 永井宏 中川五郎
30代の一時期、美術作家の永井宏さんと随分濃く付き合った時期があった。永井さんはいつも飄々としていて、つかみどころのないおじさんだったが、なぜか人をひきつける力があり、永井さんの周りにたくさんの人が集まっていた。僕も黒田さんもその仲間だ。
その深い付き合いのきっかけになるような本がこちら
「友人のような音楽」
ワークショップに遅れた僕に、「これから飲みに行くけどくる?」いつものようにさらっと言われて、なんとなくついて行った場所は恵比寿の焼き鳥屋の「たつや」。そこにいたのがミ