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一日一恥

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人生と言う名の旅の恥を書き捨てていこうという試み。リレー形式にて、あんなこと、こんなこと。
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2020年8月の記事一覧

字を書くのがちょっぴり上手くなる。

先週の一日一恥の記事で、字が汚いことのコンプレックスを書いてみた。 このコンプレックスと…

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片道290円の恋

昨今のキャッシュレス経済の恩恵で、手持ちがないことが増えた。 たいていのお店で何かしらの…

坊さん、手書き文化に苦しむ。

僕が坊さんになろうと正式に決めたのは大学2年生のころだ。 その頃にはだいぶPCのタイピング…

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素材と作家の関係性 作品「土に還る」から

先日、陶芸家の鯉江良二さんが亡くなられました。陶芸界の巨匠で、ご本人はとても懐の深い方で…

オンラインヨガの受難

ヨガの先生と知り合い、オンラインのヨガを体験させてもらった。ツールはもはやインフラと化し…

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私的聞きかじり子育て論

同年代の友人たちが家族を築いてゆく、と歌ったのは、Mr.Children。 中高時代に聞いていた歌…

ナップサックを背負った青年と私

取材帰り、駅の改札を抜けると、前を歩いていた青年が振り向き目が合った。ジャニーズ事務所に所属していそうな、整った顔立ちの青年だ。髪は茶色で、毛先がツンツンとあらゆる方向に向いている。おしゃれだ。 青年はすぐにぷいっと前を向くと、地上へ抜けるエスカレーターに向かって歩きだした。わたしが目指す方向と同じである。距離を保ち、のんびりと後ろを歩いた。 彼は腰より下のあたりでダボダボの黒いジーンズを履き、体より3倍くらい大きな真っ白のTシャツを着こなしている。「ナイキ」とデカデカと

にしむらゆうじのLINEスタンプ にはまっている話

 LINEを使っている人は、このキャラクターを見たことはあるだろうか。  「ごきげんぱんだ」…

バス停で待っていたら女の子に話しかけられた。

最近ちょくちょく目黒に行っている。身体の使い方についてのレッスン(アレクサンダーテクニー…

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マサジャーノン死す

庭に埋葬した後、あいつはクマネズミやったか、それともハツカネズミやったのか、寿命は何年や…

”愛しながらの戦い”の火蓋は、6年の歳月を経た今ようやく、切って落とされるかどう…

第一章:病室「マー君、人間ってのはなぁ、確率論とちゃうんやで」 ある親戚が、重々に言い聞…