はじめに、
事の発端はツイキャスで放送されている大人気のホラー系ラジオ「禍話」の中で某氏がとある雑誌、平川ヨウイチ 雑学世界の謎と不思議の中から紹介された記事が気になって調べたことだ。ちなみにこの雑誌は1989年に出版されている。
あまりにもぶっ飛んだ内容だったので、つい魔がさしたんです。googleに「Peter Underwood Paranormal phenomenon sex」(ピーターアンダーウッド 心霊現象 セックス)と入力し検索をしてしまったんだ。
検索結果にはこんな一冊が出てきた。
1972年 Peter Underwood 著 Into the Occult
このピーター氏他にもたくさん本を書いているだろうが、この本の名前がいくつも検索結果に出てきたので何か関連してるのかなと思い、いくつかリンクを開いて詳細を見る事にした。
するとどうだ目次のページには
"Sex and Psychic Phenomena" つまりセックスと心霊現象とある
さらに概要欄には
"本書では、これまで語られることのなかった「性」と「心霊現象」の関係も含めて、この複雑で興味深いテーマをあらゆる角度から調査しています。"
と書かれている。
私はキンドルバージョンでこの本を買った。値段も2ドルとか3ドルとかだったので完全にノリだった。
検証について、
前置きはこんなところにしておいて、さっそく本題にはいっていこうと思うのだが、この本の全容を紹介するのも大変だし著作権的にもあれなんで、番組内で紹介された部分のみに関して本当にピーター氏がそんな事を本に書いているのか、そうでないかを引用と翻訳をしつつ紹介できればと思います。ではさっそく。
「セックスが幽霊を招き寄せる。幽霊の出現はセックスと深い関係がある」
まったくぶっとんだ説ではあるがピーター氏は本にこう書いている
ここまで読んでいただいたらわかると思うのだが、大真面目である。他にもオクスフォード大学の研究で潜在意識下の性的動機について主張していることいくつか事例を引用しつつピーター氏は霊的現象とセックスの関係について言及している。ただ、人々がセックス中に異常な出来事が起きる事いについては皆、口をつぐんだみたいな内容は見つけられなかった。ただ心霊研究会の論文ではあまり公表されないが、多くの霊媒が生殖器の不調に悩まされていることは知られているとも語っている。
「セックスの最中に寝室の中とか近くの部屋で重い物体が浮かび上がるのも理由があるのです。」
ピーター氏はこのような表現はしてないものの、性とポルターガイスト現象についてこのように示唆している。
さらに付け加えると、ピーター氏はこのような事も言っている。
なんてことだ。セックスだけではなくオナニーをしただけでもポルターガイストが起こりうるかもしれないのだ。なんてこった。
「私は後々までできるだけ正確な記録を残そうと務めている。幽霊についてはどんな要素も見逃さない。」
まさにこの通りかもしれない、この本を全部読みえたわけではないが少なくともこの章には事細かくいろんな記録が残されている。例えば、
「ポルタ-ガイスト現象の大多数は思春期の少女がいる所で起きています。少女がその時期を過ぎればポルタ-ガイスト現象はピタリと収まるじゃないですか。」
何を言っているんだと思うがピーター氏はいたってまじめである。これも彼が正確に残した記録からくる結論なのだろう。これに関しては少し長いのですが簡潔に言えば、まぁまぁ言ってること間違ってないなーって感じですね。
「また老年で性交渉のなくなった人々の前でもよくポルタ-ガイスト現象はよく起こる。エネルギーがそういった捌け口を見つけるからです。」
思春期の青年、少女に関しては他にも事例とピーター氏の記録を元にポルタ-ガイストや不思議な現象については書かれているが、このような表現、または老年に関しては見つけられなかった。ただ霊媒師などはある程度の年齢はいっているはずではあるし、彼ら、彼女らの回りもしくは本人に不思議な事は起きているから強ち間違ったことを言っているとは思えない。
「尼僧や修道士の幽霊がイギリスでよく目撃されるが、それは修道院などではSEXが抑圧されているからだという。もちろん幽霊屋敷が牧師館や教会に多いのも偶然ではないという。」
これに関しても少し違った内容をみつけた。
尼僧や修道士の幽霊がイギリスでって話はどこから来るんだ!ただSEXが抑圧されているっていうことに関しては17歳の少年の事例をあげ最後にこうまとめている。
結論
以上にて禍話内で紹介された内容であり、雑誌もここで終わっているとのこと。本当に驚く内容の連続であったがこの他にも様々な事例と記録が細かく書かれている。まったくなんて雑誌だと思っていたが本人は大真面目だった。最後にこの章の最後の文を引用して終わりにしたいと思う。
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