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《ティール組織》の特徴、「1:自主経営」

弊社PlayLifeの働き方、
または
私が関わるチームでの働き方について綴っています。

弊社ではティール組織という
概念を取り入れています。

ティール組織の内容は
非常に多いので、分割して
記載させていただいております。

今回は、ティール組織の3つの特徴
1:自主経営
2:全体性
3:存在目的 
の1つ、
1:自主経営について触れていきます。


1:自主経営(セルフマネジメント)

1-1.信頼
お互いに好意的な意図を持った
存在として親しみを感じる。

自分たちが間違っていることが
はっきりするまで、同僚を信頼することが、
組織に関わる際の前提条件である。

自由と説明責任はコインの裏表である。


1-2.情報と意思決定
すべての情報はあらゆる人に
開放されている(情報共有)。

扱いの難しい事件が起こっても、
だれもが冷静に対処できる。

集団的知性の力を信じている。
全員で出し合う知恵に勝るものはない。

したがって、すべての意思決定は
助言プロセスを通じて行われる。

助言プロセスのやり方はまた別途触れます


1-3.責任と説明責任
一人一人が、
組織のために完全に責任を持つ。
対処すべき問題を感じたときには、
行動する義務を負う。

問題意識を自分の役割の範囲に
とどめることは認められない。

フィードバックや、
敬意をもった指摘を通じて、
だれもが安心して
お互いに説明責任を
問うことができなければならない。


2:全体性(ホールネス)

2-1.等しい価値
だれもが本質的には、等しく価値ある存在だ。

同時に、すべてのメンバーが
それぞれの役割や教育、
生まれ育った背景、興味、スキル、
性格、物の見方の違いを尊重し合って、
自分なりのやり方で貢献できるようになれば、
組織のコミュニティーは最も豊かになるだろう。


2-2.安全で思いやりのある職場
どのような状況であっても、
恐れと分離の精神で対処することも、
愛と絆に基づいてアプローチすることもできる。
私たちは、愛とつながりを選択する。

私たちはだれもが自分らしくふるまえるような、
感情的にも、精神的にも安全な
環境をつくり出そうと努力している。

愛、思いやり、賞賛、感謝、好奇心、
楽しみ、陽気さといった
気分や雰囲気を尊重する。

職場の中で、「思いやり」「愛情」
「奉仕」「目的」「魂」といった
語彙を抵抗なく使える。


2-3.「分離」を克服する
それぞれの人のすべての部分を
尊重できる職場を目指している。
認知的にも、物理的にも、
感情的にも精神的にも。

また、理性的にも直感的にも。
そして、女性的にも男性的にも。

私たちは、互いに深く結びついた、
自然とあらゆる生命体を含む大きな
「全体」の一部だということを認識している。


2-4.学び
あらゆる問題は、
学びと成長を促すヒントである。
いついかなるときでも学習者になる。
「これで終わり」ということは絶対にない。

目的に向かって大胆に努力し続ければ、
常に失敗はあり得る。

失敗についてオープンに語り、
そこから学んでいく。
失敗を隠したり、
無視したりすることは受け入れられない。

フィードバックと敬意を失わない対立は、
お互いの成長を支えるために
与え合う贈り物である。

弱みよりも強みに、
問題よりも機会に注目する。


2-5.人間関係の構築と対立
他者を変えることは不可能だ。
しかし、自分自身を変えることはできる。

思想、信念、言葉、行動は自分のものである。
噂を広めない。陰口を叩かない。

意見が一致しないときには
当事者同士で解決を図り、
ほかの人々を巻き込まない。

問題の責任を他人になすりつけない。
だれかを非難したくなったら、
自分たちがどのようにその問題(と解決策)の
一部となっているかを
振り返る良い機会ととらえる。


3:存在目的(エボリューショナリーパーパス)

3-1.集団としての目的
組織にはそれ自体、魂と目的があると考える。

組織がどこに行きたいのかに耳を傾け、
無理に方向を決めようとしないよう
気をつけなければならない。


3-2.個人の目的/使命感
私たちは、自分の使命が
組織の存在目的と共鳴するのか、
そしてどのように
共鳴するのかを見極めるために、
自分の心の声に耳を傾ける義務を、
自分自身だけでなく
組織に対して負っている。

自分の役割に対して、
自分のエゴではなく、魂を吹き込む。


3-3.将来を計画する
未来を予測し、
統制しようとすることは無駄である。
予測は、具体的な判断をしなければ
ならないときに限られる。

統制しようとするのではなく、
単にその場その場の状況を感じとり、
対応することにすれば、
すべてのことが
見事に見えるようになるだろう。


3-4.利益
長期的には、存在目的と
利益の間にはトレードオフは存在しない。
私たちが存在目的の達成に向けて
精一杯努力すれば、
利益はついてくるはずである。


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補足:
内容はとても抽象的ですが、
事例と共に追って書いていきます。

補足2:
「信頼」というテーマがあったとき、
デタラメな採用をしたあとに
「どうやって信頼すればいいのか?」
ではなく、
「この人であれば信頼できる」
と考えられる人を採用していきたい。

ティール組織を再現するには
依存的な人ではなく自立した
自己責任で動ける人を採用することも重要です。

【執筆者:うきょう】
経営者・事業者向けに売上コミットをサポートする社外プロデューサー&ディレクター|PlayLife代表|売上向上講座を毎週開催|ゲームプロデューサー21年。日中台韓で50作品以上リリース、Han Game売上No1実績|Softbank〜LINE出身|代表作:チョコットランド、アトリエオンライン
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