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Googleが考えるCookieの先

本日はこちらの記事について、書いていきたいと思います。

・Cookieとは

Cookie(以下、クッキー)とは、率直にいえば「あなたの情報」であり、スマホやPCで何かオンライン上でアクセスした時に残るログのことです。
クッキーは、ドメイン(インターネット上に置ける住所)とセットで保存されます。

クッキーの情報は、そのWebサイトを管理している人も見ることができます。
リターゲティング広告などの広告表示に使われたり、データ分析をされてマーケティングに活かされているのです。
Webサイトを訪れた時に表示される「情報を提供しますか? Yes or No」みたいな表示はクッキーを習得してもよいかの確認です。

今回の記事では、そんなクッキーをGoogleは将来的になくしていこうといることが分かります。
正確には、「サードパーティー」のクッキーをなくしていこうとしています。

・サードパーティークッキーとは

クッキーには、「ファーストパーティークッキー」と「サードパーティークッキー」の2種類があります。

ファーストは、(利用者が訪れた)ドメイン先を直接管理している団体か閲覧すること
サードは、ドメイン先を利用している(直接管理しているわけではない)団体が閲覧すること
です。

例えば、私がB社の管理する「A」というWebサイトを訪問したとします。
この時、B社へクッキーが提供されます。これが、ファーストです。
一方で、Webサイト「A」に広告出稿をしているC社があるとすると、このC社にも私のクッキーが提供されます。これが、サードです。
(分かりにくかったらすみません。もし丁寧に知りたい方はこちらを参考にしてもらえれば。)

・サードパーティークッキーがなくなった未来

グーグルは、これからはファーストパーティークッキーの情報を重視し、同意が得られなかった利用者にはコンバーションモデリングというシステムを活用するそうです。
コンバーションモデリングは機械学習を使用した「推定モデル」のことらしく、利用者の行動を様々な方法で推定するとのこと。(より、細かい内容はこちらを

このモデルは膨大のデータを集められるグーグルだからこそ可能なことでしょう。
Google Analyticsがどのように変化していくのかも楽しみです。

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