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外食業界の参入障壁について考えてみた

今回は今参加しているプロジェクトの中で考えた、外食業界の参入障壁について書いていきたいと思います。

・「参入障壁」とは何か

「参入障壁」というのは、ある業界に新しく参入しようとする企業が妨げになると感じる部分です。

逆に言えば、既存企業にとっては、その障壁の高さが自分たちの優位性を保てる部分になります。
新規の侵入を妨げられればられるほど既存企業にとってはいいので、障壁を用意しようとするインセンティブが働きます。

3C分析をする際には、この考えがよく出てきます。

・どうして外食産業は参入障壁が低いのか??

1.FLコストがコストのほとんどであり、分かりやすい。販売方法が単純そうに見える(おいしいものを安くつくればいい)。めんどくさそうではない。
2.スケールメリットが働きやすく、お金に余裕があれば価格競争できる。
3.マーケティングをしなくてもよさそうだから。消費者本位でなく、生産者本意でビジネスが成り立ちそう。


今回はこの3点が主な「参入障壁が低く」、多くの事業者が飲食店経営を始めると理由だと考えました。

逆に言えば、3点のどれかを強化するだけで、外食業界としては模倣されにくいモデルになるといえるでしょう。
そして、私は今回「1」の部分に注目することにしました。
「健康と食を組み合わせる」ということが、参加しているプロジェクトの私の主なテーマになっているので、「1」の部分をちゃんと生かせるようなモデルを考えていきたいと思います。

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