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19:30の事務所にて

どうも、ウクモリ ヒロオです。

今日はウェブミーティングが続き、会社に出たのが19:30頃になりました。
誰もいない事務所の戸締りを済ませ、シャッターを閉めた時にかなり遅い時間だな・・・ふと、そんな風に思いました。
20年前に入社した際には、会社を出るのが0:00を回っていたことも度々ありました。21時前に退社することが稀だったことを思えば、特に経営者になってからの10年間で起こった心境の変化は、自分でも驚くばかりです。

ただ、今考えてみればとても自然なことです。
お客様のお役に立つために頑張る社員に喜んで貰うため、私が何が出来るのかを自問自答し続けた結果、私も喜べるような環境にすることが大切だと悟っているからです。

社会人になって我慢していたライブを観に行き、そこで仲間が出来・・・会社から一歩外に出た瞬間から別の自分がいる。それがとても心地良いだけでなく、仕事に精を出せるようなるキッカケにもなる。そんなことに気付いたからこそ、休暇の取り方も変わりました。

本来、仕事とは生活を豊かにするために行なうものだということ。
社会人になってから長年、そんな簡単なことに気付けずにいました。むしろ前職では、ある程度規模が大きい会社にいたからこそ、その点が気付けないように教育されていたのかもしれないと考えられるようになりました。

平日に半休を取り、ライブ前の会場でメンバーに出会えて交流出来たり、人が少ない状況で買い物を楽しんだり・・・なぜそれが悪いのか、今は不思議に思えて仕方ありません。

給料とはお客様に喜んでいただけた結果に得られる対価であり、会社や社長が支払っている訳ではありません。だからこそ、私たちはよりお客様に喜んでいただけるために何が出来るのか、創意工夫する必要があります。当然ですが、創意工夫して喜んでいただければ頂くほど価値が生まれ、私たちが得られる対価が増えます。

正道を歩みつつ、お客様のお役に立つために出来ることを考えて実践しつつ価値を提供する。実にとてもシンプルなことではあるものの、「大人の事情」という言葉が横行し、皆で苦しみあっている・・・それが今の日本の状況なのかなと感じています。「働き方改革」という言葉が虚しく聞こえるのは、そうする気がないからなのかなとも。

遅くとも18:00には退社する生活を送っていると、19:30に下ろすシャッターはとても違和感を感じました。
18時にはシャッターが閉まり、有給消化率が70%を超えた今、ワーク・ライフ・バランスという言葉をかなり先取りしていたことを誇りに思っています。
17時からが事務処理の時間だと言われていた中、社内から後ろ指をさされながらも退社していた日々を懐かしく思います。そして、そうしていて良かったなとつくづく思っています。

今日感じたそんなことを綴りながら、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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