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フライヤーコレクターへの道③

どうも、ウクモリ ヒロオです。
少しずつ「スキ」をいただけるようになり、かなり嬉しいです。元々、ジャンルレスなことを書き綴る感じにしているので、トレンドがあって面白いなとも思っています。
ということで、今回は映画フライヤーの話題です。

異色な組み合わせは同時当たり前だった

小~中学生の頃は、洋楽とアニメにどっぷりとはまっていた私。
中学生になると、公開初日に始発ダッシュをしていたことも多々あります。
紛失してしまいましたが、初日限定配布された「風の谷のナウシカ」の缶バッジを貰った思い出など、懐かしさを感じます。
そんな中で、東宝映画系の作品は必ずアイドル映画との抱き合わせ上映が当たり前で、「うる星やつら」もその代表例だったように思います。今風に言えば、映画館に入っても、デビューしたてのアイドルの前座上映を観ないと、ヘッドライナーが観られない・・・そんな感じだったので、期待しつつも少々のうんざり感があったのを思い出します。

財前部長・・・いや、吉川晃司のデビュー作

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ただ、1984年に公開された「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」を観に行った時だけは、まったく感覚が違いました。
子供心に、こんな作品が見られてよかったな・・・そんなことを思いました。
同時上映されたのは、吉川晃司のデビュー作「すかんぴんウォーク」。
冒頭、広島からバタフライで泳いで東京にやってきた・・・という度肝を抜く演出以外、サクセスストーリーとしては、非常によく出来た作品だったように記憶しています。
監督が大森一樹、共演が鹿取容子、山田辰夫、田中邦衛・・・という日本の映画界を代表する方々が脇を固めていて、とても驚きます。
吉川さんは、この映画の主題歌「モニカ」が大ヒットしてアイドルの仲間入りを果たし、ロック歌手と俳優の二足のわらじを履きつつ、今も活躍されています。そんな記念すべきデビュー作、しかも初回上映に立ち会えたのは、何気に光栄なことだったなぁ・・・と感じたりも。

*画像はインターネット上から引用させていただきました。

「ビューティフルドリーマー」

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そして、今日の本題の「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」です。私は押井守監督の代表作だと思っています。
時間軸の使い方が物凄く素敵で、何度見ていても新たな気付きがあったりして面白い作品です。
あと、うる星やつらはこの頃のキャラデザインが一番好きですね。「めぞん一刻」もそうですが、初期の女性陣は少し尖った感じがしました。この作品から表情が柔らかくなったので、一瞬の表情の変化など・・・個人的にはものすごく感情移入できるようになりました。
のちに涼宮ハルヒの小説やまどか☆マギカ、バイオハザードなどで、同じような展開を見ました。あれらの作品も非常に面白かったのですが、やっぱり「うる星やつら」の押井ワールドは外せないなと考えています。
*こちらのトップ画像もインターネット上から引用させてもらいました。


動画サイトで…

先述の通り、「すかんぴんウォーク」は、いろいろな事情が絡んでいるらしく、DVDやブルーレイ化されていません。ネット配信で見られるようですが、残念ながら私はリーチすることが出来ません。
ただ、あまり大きな声で言えませんが、今回色々と調べていたら動画サイトでアップされているのを見つけてしまいました。

どうやら30年以上ぶりに作品が見られそうです。公開当時の感覚が、正常なまま蘇ってくるかどうか、週末が楽しみです

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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