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スタートアップ企業の方々は知っておいてもらいたい「インタープレナー」という存在について

松山工業株式会社の鵜久森洋生です。私は毎週土曜日は、DMM.make AKIBAさん(以下、アキバ)の公式マガジン「MAKERS」向けの投稿を続けています。

今日はスタートアップ企業の方々に知っておいて欲しい、「インタープレナー」について語りたいと思います。

インタープレナーとは?

組織や所属の壁を越えて対話を行い、社会起点の目的を特定し、自らが動かせるアセットを動かしながら共創を通じて価値創造を行う、新しいタイプの自律した「社会人」のことを示します。もう少し分かりやすく説明すると、これまでの枠に捉われずに社会課題を解決に軸を置いて自主的に活動している人のことだと言えます。

インタープレナーの大きな特徴は、所属する組織の枠で動くのではなく、共存共栄出来そうな周囲の人と一緒に、より大きな枠で活動しているという点です。それぞれが自分の持ち味を活かしながら、主体的に動く方が集まってくるので、とてもポジティブなカタチで社会課題の解決に向き合うことになります。また、お互いを補うようなアクションにつながるため、当然ながら課題解決の可能性も高まります。

社会課題を考えるスタートアップ企業

最近、アキバ会員の方々とお話していると、しっかりと社会課題を意識している方が多いことに気付きます。ローンチしようとしているモノ・コトもそれが起点になっているので、私としてはあらゆる側面でサポートさせていただければと考えています。

SDGsの考え方が普及するにつれ、新たなビジネスを創出する際には社会課題の解決につながるのかどうかが問われるようになってきました。特に欧米では、そこが支援されるか否かの重要なポイントだと聞いています。なので、これからこの傾向は益々強くなってくるんじゃないかと感じています。

成功するかどうかは「誰と出会うか」によって決まる

私は社会課題解決が軸になればなるほど、新たなビジネスを創出する際には俯瞰するチカラが求めらるようになるんじゃないかと考えています。今までもそうだったかもしれませんが、より視野を広く、捉えられるモノ・コトを増やすことによって可能性を高める・・・これが今まで以上に成功するための必須条件となるかもしれません。

そうは言っても、自分が持っているリソースを考えれば出来ることは限られます。だからこそ、枠に捉われずに周りの人と一緒に動けるかどうかがポイントになってきます。今、企業の規模を問わず至るところで企業間で協業が始まりつつあるのも、この点をどう捉えるかを考えた結果であると言えます。あくまで個人的な見解ですが、特に「自社の収益を最大化したい」と考えて単独で動いている企業経営者の方は、一旦周りの状況を俯瞰した方が良いと思っています。

インタープレナーの考え方を学ぶとよいかもしれないです

社会課題を取り組んでいる起業家の方々には、インタープレナーの考え方を知ってもらえればと思っています。今回、なぜこんな話題を取り上げたかというと、私自身がインタープレナーとして、社会課題起点で活動することが増え、そこから様々なことを学んでいるからです。そして、そんな活動を続けていたら、自然とインタープレナーのコミュニティと出会い、新たな取り組みを始められるようになりました。

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以前にもnoteで告知させていただいた通り、今月中旬にインタープレナーとしてどんな活動をしているのかを伝えるため、SUNDREDさん「Industry-Up Days Autumn 2022」というオンラインイベントで登壇することになっています。このイベントは、大きく分けて「新産業創出」「対話」「インタープレナー」「リビングラボ」の4つキーワードから成り立っています。

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私が参加するセッションは、経済産業省の方、大企業の方と一緒にそれぞれどんな活動をしているのか、そこからどんな課題や可能性が見えてくるのかをディスカッションする予定になっています。企業の枠を超えて・・・という部分では、なかなか理解されずらい立場だということもあり、どんな点が難所となり、どうやってそれを乗り越えたのか・・・そんなポイントも語る予定です。

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このイベントは9月の毎週水曜日に開催していて、次回は14日にオンラインで開催されます。ディスカッションが配信されるだけでなく、デジタルホワイトボードMIROで、情報共有・情報交換が同時進行で行なわれます。ご興味ある方はリンク先をご参照の上、ご参加いただければと思います。

今日は少し宣伝チックになってしまいましたが、インタープレナーの考え方に共感していただける方が、1人でも増えるといいなぁ・・・と思いつつ、情報を共有させていただきました。

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!


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