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マッチングアプリ備忘録⑤〜落とし穴的Cさん〜

こんばんは、うきわちゃんです。
個人的にCさんの記事を書くことはもうないだろうなと思っていたのですが、その後の話が出てきたのでまた記録していこうと思います。

(この記事自体は1ヶ月前くらいに書いたものです。でもここに記すことによって自分の曖昧な気持ちが、曖昧なままでいてほしかった気持ちが強制的に決定されてしまうような気がしてなかなかアップロードできずにいました)


1ヶ月あまりの空白期間を経て

前回の記事を書いていた時点では、もうCさんから連絡が来ることはないんだろうなと思っていたけど、1月の半ばあたりにCさんからプロジェクトの見通しがついたと連絡が来た。正直もう諦めていて、Cさんのことを考えては「アーーーー」と思う期間を終えていたため、実際に連絡が来た時は特に何も思わなかった。うわ、マジか、的な感想だった気がする。

その連絡からまた会う話になって、Cさんの最寄りで会うことになり駅で待ち合わせをした。流石に1ヶ月以上経つからどんな人だったっけなあと思いながら、それでもCさんの姿をすぐに見つけることができた。

やってきたのは韓国料理のお店。Cさんが辛いものの気分だったらしく店を予約してくれていた。一緒にお酒を飲むのは初めてだったけど、お酒のペースがほぼ一緒だったからやっぱり波長が合うのかも、などと思いながらご飯を食べた。

恋愛の話をする理由

1軒目の韓国料理屋さんを後にして、2軒目に行くことに。この世間の状況で2軒目を見つけるのに中々手こずったけどCさんの最寄りだったこともありなんとか見つけることができた。

2軒目ではお酒を飲んで気がほぐれてきていたからか、Cさんから恋愛関連の話題を結構振られた気がする。今まで付き合った人とどんなデートをしたか、付き合ったらどのくらいの頻度で会いたいか、自分の直近の恋人のこと、わたしの直近の恋人のことetc...今までアプリをやっているとはいえ、それが真面目な恋愛目的なのか単なる友達探しなのかわからない節があったけど、こういう話をするということは少しはわたしもそういう対象なのかなと感じた。

そんな話をしているとあっという間に終電の時間になった。前回同様今回もずっとCさんにごちそうになって店を後にした。

もうすぐわたしの誕生日

駅までの道中、2軒目で出た私の誕生日の話の話の流れで、誕生日当日は何かするのか?とCさんに聞かれた。その時点で私の誕生日はすぐそこに迫っていたけど特に予定はなく1人で映画でも観るかと思っていたので、その旨を正直にCさんに伝えた。するとCさんに、僕も空いてるから予定が何も入らなかったら一緒に映画を見ようと誘われた。

予想外の展開に少しドギマギしながらどっちつかずの返事をしてわたしは電車に乗り込んだ。Cさんは改札を通ってホームまで見送りに来てくれた。なんとなく振り返ったり手を振ったりするのは気が引けて、私は振り返らずすぐに座り、発車の時を待った。


2人で見た某アニメ映画

誕生日の前日、Cさんから連絡があり本当に一緒に映画を見に行くことになった。たとえ口約束でCさんから何も連絡がなかったとしても、わたしは自分からCさんを誘っていただろうと思う。そのくらいにはわたしのテンションも上がっていた。

観た映画は某人気アニメ映画で、わたしはTVシリーズも見ていない漫画も読んでいない状態でいきなり映画を見たから、割と何が何だか状態だった。でも自分じゃ絶対チョイスしない選択肢だったから新鮮だった(実際にはこの映画を見ることは自ら選択したのだが)。

映画を観た後ご飯を食べようとなったけど中々いい感じのお店が見つからず、ダメ元で入ったバーが空いていて、そこに落ち着いた。

降り積もる時間が見せてくれるもの

Cさんとはこれで3回会ったことになる。よく3回目のデートで付き合わないとそれ以降も発展することはないというが、確かにそれは一理あると思う。相手と時間を共有すればするほど相手の真実が見えてくるような気がした。その真実はいいところもあるし、ネガティブな要素もある。

例えばCさんは自分が知っている場所にしか行きたがらない感じがある。わたしはまだ行ったことのない素敵なお店を調べるのが好きだし、苦ではない。でもCさんはそうじゃなさそうだなあとか。そういう小さな小さなことが降り積もって、好意をも凌駕してしまう時が来るのだろう。わたしはなんとなくその気配を感じていた。

帰り際のアポイント

Cさんといるのは嫌じゃない。むしろ楽しい。けど、うーんと感じることも0ではない。この日だって誕生日を一緒に過ごそうとしてくれたのは嬉しかった。でも、この誕生日を境にどことなく私のテンションは横ばい、もしくは下降気味になったような気がする。

帰り際、Cさんにまた飲みに行きません?と言われて、二つ返事をしたけれど。前回は内心にこにこでその言葉を聞いたけど、今回に関しては顔ほど心はウキウキしてなかった気がする。どうしてわたしはこうなんだろう。自分に嫌になりながら帰路についた。

どうしようもないこと

本当にそうなのかもしれない。わたしはこういう質だから、どう足掻いたってこんなふうに戦う前から逃げて、相手が去った後にまたリングに上がって後悔するみたいな。そういう意味のないことを繰り返す人生なのかもしれないと最近諦めている。

この後Cさんとはもう1度会うことになる。その時のことを次回また記録していこうと思う。その時会ってからもう1ヶ月以上経つが、Cさんとは連絡をとっていない。もはや自分からアクションを起こしてCさんと会いたいのかすらもわからなくなってしまった。

迷えるアラウンドサーティーの小羊である。

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