ラクスで未経験のデザイナー採用を始めたわけ

ラクスデザインチームのうえだです。
この度、ラクスではUIデザイン未経験のデザイナー採用をはじめました。
そこで、今までのラクスのデザイナー採用と、
今回未経験者の募集を開始した背景をご紹介させていただきます。

1.今までのデザイナー採用

私たちの主な業務は自社サービスのUIデザインです。

そのため、デザイナーのスキルセットの中でも
・要求分析/要件定義
・情報設計
といった点を重要視して、採用活動を行なってきました。

また、ラクスがBtoBのサービスの中でもバックオフィス向けのかなり複雑なシステムを扱っているため
・BtoBサービスのデザイン経験
・Webアプリケーションのデザイン経験
という、ある程度の経験や実績も求めていました。

2.今までの採用の課題点

上記のような、スキルや実績を求めた採用にはいくつかの課題がありました。

・採用市場における競合が増えている
BtoB向け事業でもデザインに力を入れている企業が増えている。

・求職者の母数が少ない
BtoBのUIデザイナー自体の人口が少ない。
かつ、要件定義や設計まで行えるような高いスキルを持ったデザイナーとなるとさらに少ない。

・環境が整っていないことがネガティブに捉えられてしまう
会社として、デザイン文化の醸成や環境整備などまだまだ発展途上のため、
求職者にネガティブな印象を与えてしまう。

これらの課題を抱え、採用に苦戦し続けた末、
改めて、今の私たちはどんな人を必要としているのかを考えはじめました。

3.今のチームにとって本当に重要なことは何か？

先ほどの課題点でもあげましたが、現在のラクスはまだまだ未整備なところが多く、デザイナーが活躍しやすい環境が整っているかというと決してそうは言えない状況です。
そのため、泥臭いことや地味なことに向き合うこともあれば
うまくいかず七転八倒を繰り返すこともあります。

そういった状況下においては、技術的なスキルよりも
地味なことをこつこつ続けられるとか
困難なことにも前向きに挑戦できるといった
人物面での適性が重要だと思います。

「デザインの力で働く人の課題を解決したい」
という私たちの思いに共感し、
自分の成長だけでなく、組織の成長に貢献してくださる方。

これが、今の私たちにとって最も重要なポイントだという考えに至り、
スキルや経験を重視しないデザイナー採用に至りました。

4.最後に

そんなこんなで、UIデザイン未経験でも、BtoB未経験でも、「デザインの力で働く人の課題を解決したい」という私たちのミッションに共感いただける方であれば、ぜひ一度お話しさせていただきたいと思っています。

ちなみに私自身、デザインを体系的に学んだ経験はありませんが、UIデザイナーとしてなんとかやってこれています。
つまり、
スキルは後からなんとでもなるので、一緒にやりませんか？( ・ ▽ ・ )
ということで採用宣伝記事でした！

※ 現在は、デザイナー自体が未経験の方の採用は終了しております。

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