見出し画像

ハル・ムーア中佐に学ぶリーダーシップ 「ワンスアンドフォーエバー」

みなさんは、「ワンスアンドフォーエバー」という映画をご存知でしょうか。

2002年に公開されたベトナム戦争をテーマにした映画で、原題は「WE WERE SOLDIERS」。

原作はこの映画の中で出てくる実在の人物の書いた「We were soldiers Once ... And Young」という小説で、ベトナム戦争初期のイア・ドランの戦いを描いたものです。

僕は読書感想文がとても苦手なのですが、映画の感想を書くのもとても苦手なので、この作品の内容についてはここでは触れません。

しかしこの映画で登場するハル・ムーア中佐は、実はリーダーシップを学ぶという観点ではとてもよい教材なのです(理想過ぎると言ってもいいぐらい)

画像1


映画の流れは、新設のヘリボーン部隊にメル・ギブソン演じるハル・ムーア中佐が着任するところから始まります。

そして、若い士官と訓練を積み、実際の戦地へ赴き4000人の北ベトナム兵に包囲されながら、数日の間激戦を繰り広げるのです。

結果的に多くの死傷者を出しながらも、航空機や野戦砲の支援を受けアメリカ軍は辛くもこの戦いに勝利します。

ハル・ムーア少佐は部隊の立ち上げから現地での指揮、部隊の運用と様々なシーンでリーダーとして申し分ない活躍を見せるのです。

画像2

まず注目すべきポイントは、ハル・ムーア中佐は事前の準備に余念がありません。

新任士官達が配属されてからは、徹底して基礎訓練を行い、また過去の戦闘記録や兵器の資料などにも細かく目を通します。

社会人になった途端に勉強をやめて、年功序列で専門的な知識もないまま幹部社員になっていく人が多い日本社会ですが、

常に戦闘で勝ち、多くの部下を引っ張っていくには、相応の知識や準備が必要だということがわかります。

スクリーンショット 2020-02-22 9.10.16
また現場現物を大事にし、個々の担当をしっかりフォローする姿にも良いリーダーの姿を見てとることができます。

劇中では各中隊が守備する拠点へ自ら何度も足を運びます。そして敵の動きに違和感を感じたら、自分で手本を示しながら部下へ支持を出します。

そして1日の終わりには、部下達へ「君たちの部隊は今日一番活躍した」と声をかけてまわるのです。

組織のトップからアレコレ現場に指示を飛ばす熱血上司も良いのですが、やはり担当としては現場を知って直接声をかけてくれる上司に親しみを持つものです。

細かくコミュニケーションを図り、しっかり現場をモチベートする姿はぜひ見習いたいものです。

スクリーンショット 2020-02-22 9.05.25

そしてどんなに苦境に立たされても部下を置き去りにしない、最後まで現場で共に戦う姿勢には感動を覚えます。

200人のアメリカ軍が4000人の北ベトナム軍に包囲され、集中砲火を浴びて苦戦を強いられている時、中央司令部からは、中佐だけでも撤退しろという命令が下されます。

しかしそこでハル・ムーア中さは「決して部下を置いて戦場を後にしない」と司令部に逆切れして無線を切ってしまいます。

この瞬間、司令部とのやりとりを傍で見ていた無線兵達には希望の光が差します。

大きな組織になればなるほど、色々な困難にぶつかる事があります。その際にトップから我先にと困難から逃げ出していては部下は絶対についてきません。

将校の戦力を温存したい、司令部の気持ちもわかりますが、ハル・ムーア中佐は共に闘う現場の将校たちを裏切ることはできなかったのでしょう。


他にも細かなものを上げだすときりがないのですが、このハル・ムーア中佐の行動には非常に勉強になる事が多いです。

自ら率先して準備を行い、現場とコミュニケーションを大切にし、現場の状況に合わせて柔軟に指示を出す。

書籍などでリーダーシップを学ぶことも良いのですが、実際の行動でそれを理解するということも悪くないなと思うところです。

ぜひ興味のある人には見て欲しい映画だなと思います。


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
note.user.nickname || note.user.urlname

共感いただけたら、ポチッとお願いします!もっと面白い記事を書くために大切に使わせていただきます。

ありがとうございます!よければSNSでもシェアをお願いします!
5
UIデザインやアートディレクション、デザイン組織のマネジメントとグロースを担当。都内老舗メガベンチャーでデザイン組織やカルチャーづくりに最近力を入れています/現職 ← 国内大手ITベンダーでUIデザイナー/ゴリゴリのBtoBからHR系のBtoCへ/フォロー歓迎です

こちらでもピックアップされています

今週のインプット
今週のインプット
  • 13本
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。