人生の価値って?
どうもうじまるです。
今回は「人生の価値」について考えていきます。
人にはいつか必ず死がおとずれます。
結末が決まっているならば生きている価値はないのでしょうか?
それとも生きているだけで何かしらの価値はあるのでしょうか?
あなたの人生は価値あるものですか?
今回はそんなことを考えていきたいと思います。
人生の価値はどう決めるのか?
人生の価値とはそもそも何かと問う前に本書では人生の価値をどう測っているのかをご紹介します。
まずは皆さん、コップに水を入れているところを想像してみてください。
コップが生きることそのもの価値で水が人生の中身の価値だとします。
コップの価値と水の質が人生の価値となると思ってください。
そこで考えられるいくつかのパターンを見ていきましょう。
パターン① コップに価値はない
コップに価値はなく、人生の価値は中身によって決まるという考え方です。
数字に置き換えて説明します。
この場合の生きることそのものの価値は0です。
人生の中身(良いこと悪いこと)の総量は100だとします。
0が人生の価値の有無のボーダーとします。
人生の価値=0(生きることの価値)+75(良い)−25(悪い)=50
この式では(良い)が50残り、0より大きいので人生の価値があると言えるでしょう。(カッコ内は以下省略しますが順番は同じです。)
人生の価値=0+30−70=-40
となった場合-40となってしまうので価値のある人生とは言えなくなります。
パターン② コップにちょっと価値がある
次のパターンはコップにちょこっと価値があるパターン。
仮にコップの価値が20としましょう。
中身の総量は変わりません。
人生の価値=20+45−55=10
この場合、中身は-10になりますが、生きることそのものに価値が20あるのでトータルでは価値があると言えます。マイナスがそれをも上回れば価値があるとは言えないということになります。
パターン③ コップにとんでもない価値がある
次はコップにはとんでもない価値があり、中身がどんなに悪くても人生には価値があるというパターン
人生の価値=10000+0−100=9900
単純明快です。中身の数字に関係なく人生には価値があるということです。
パターン④ コップは価値を下げるもの
最後にパターン③の逆バージョンで、人生には価値が無いというパターン
人生の価値=-10000+100−0=-9900
中身がどんなに良くても人生には価値が無いということになります。
本書の説明の仕方とはちょっと違うのですが、ニュアンスが伝わればいいかなと思って変えました。
説明した手前、正直疑問だらけですよね。
そもそも良し悪しの基準はどこにあるのか?
数値化するにあたって何を基準にしているのか?
生きることそのものの価値って何?
などなど結構穴がある感じですよね。
それでも100歩譲って仮にこの数値化が可能だった場合、皆さんだったらどう思いますかね?
例えば、裕福な家庭で生まれたら良いポイントが40付与され、逆に戦争孤児や極貧家庭に生まれたら悪いポイントが40付与されます。
「極貧家庭に生まれて-40からスタートです。その後の人生でプラスに巻き返せる可能性もありますが、可能性としては結構厳しいでしょうね。」
なんて言われたらどうでしょうかね?
例が極端にしても生まれの違いだけで生きることそのものを否定されている気がしてきますよね。
私はそんなはっきりした格差社会を見せつけられるくらいなら数値なんか見たくないですし、生まれや境遇、経験だけで人生の価値を決められたくないですね。
一つの指標としてはありだと思いますけど。
哲学という論理的に物事を考えていく学問でこれを言っちゃ終わりなんですけど
私の結論としては「人それぞれの人生の価値があって良い。決して何かで測れるものではない。」です。
旅行に価値を置く人、平穏に価値を感じる人、仕事が生きがいの人........
そういうものって何が良くて何が悪いっていうのは測れないですし、比較することも正直無意味だと思っています。
じゃあ生きることそのものに価値はあるのか?
というところですが、明確な答えは持っていません。
ですが何かしら価値があってほしいなーという願望はあります笑
人間という括りではこの地球に70億人の人間がいます。
そしてその中で誰一人として同じ人物は存在していないと思っています。
生まれてこなかった可能性なども考慮するととんでもない確立の奇跡を起こして私たちはこの地球に存在しているのです。
なのでちょっとくらい価値があっても良いと思いませんかね?
‥‥
今回も締まらない感じで申し訳ない限りなのですが、要は価値って目に見えたり数字で換算できるものばかりじゃないよね?ってことが言いたかったです。
私も自分に価値を見出せないで生きてきたタイプでしたが価値がなきゃ生きてはいけないのか?というと全然そんなことないですし、そもそも生まれてきただけで十分な価値があるので価値のない人間なんていないと今では思います。
次回は私たちはどう生きるべきなのかを考えてみようかなと思います。
それではまた次回お会いしましょう!
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