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暮らしと学問 1 学問というよろこび
(はじめに)20年以上にわたって学問をやってきましたので、読書は熱心ですし、文献を読み込み、それを精査して論文書いたりしています。すると「そんなに本を読んでばっかりで楽しいの?」と聞かれますが、まあ、「楽しい」ですよね。読書したり、幅広く言えば勉強したりすることの一体、何が「楽しい」のでしょうか? そのひとつを紹介したいと思います。
どうでもいいことを「知る」こと
国語辞典編纂者の飯間浩明さ
出来事の一回性のうちに入り込みそのなかで思考しつづけること
時間がないことを理由に研鑽できないのは、言い訳以下の自己怠慢にほかならないわけなので、時間をこじ開けてでも研鑽を再開しなければとの思いで新年度をスタートしています。
いま、紐解いているのはフーコー研究の大家・重田園江先生の『真理の語り手 アーレントとウクライナ戦争』(白水社、2022年)。
帯には、次のようにあります。
「ポスト・トゥルース」、そして全体主義の時代の基底へ
とありますが、考
新社会人のみなさんへ
仕事をするということは、ある意味では、食べていくという側面が必然するため、個々人の嗜好や得意不得意に左右されるよりも、まず「やらなければならない」という側面が強いことは否めません。
それでも、自分自身がその仕事を楽しんで取り組んでいかなければ、例えば、その仕事がもたらすサービスの受益者には、その価値が伝わらないんじゃないのかなあとぼんやりと考えています。
いまさら?ってつっこまれそうでもありま
「生き延びる」ということ
ありていにいいますと、この1年間はいろいろありましたが、なんとか年度末のおおきな締めをひとつ乗り越えました(といっても、その積算はこれからなので厳密には済んではいないのだけれども)。
ちょっと、がんばったな、僕、おつかれさま。
と、おもいつつ、最終仕上げを明日から開始していかなきゃいけないのだけれども(そして、その事自体が正味のほんとにしんどい作業になるですけどね)、ほんとうに、しんどい仕
弁当配達が炙り出す高齢者の移動手段問題
今朝は配食弁当の盛り付けから1日をスタートして、配達で町内を回っていたのですが、訪問介護を利用されている方のところで、
「待っていたよ!」
と封筒を渡されたのですが、
多度津町高齢者福祉タクシー事業の交付申請書でした。
高齢者福祉タクシー事業とは、「75歳以上の方の交通手段確保と外出機会の増加、それらにかかる経済的な負担の軽減を図るため、対象となる町民の皆さんに『高齢者福祉タクシー利用券(
それで終わりではなく、関わり続ける意味
嬉しいことがあったのでひとつ。
のりさーん、ちょっとちょっと!!
普段は、「のりさん」と呼ばれているのですが(「のりお」と呼び捨てにされることも多々ありますが)、
呼ばれて事務所へ入ると記念写真でした!
どうするの?
と伺うと、現在入院している利用者さんの誕生日が今日で御年99歳とのこと。
バースデーカードを作ってお持ちするとのこと。
デイサービスのご利用は終了しているのですが、それ