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実験事実の積み重ねは収益化の第一歩


記録を残さない

開発をする時に一番困るのが
同じ試験を繰り返しなければいけなくなってしまうことです
要点が押さえられなくて
進捗が大きく遅れて行きます
多くの開発というのは
ここでだいたい行き詰るんではないでしょうか
現代で斬新な技術開発というのはほとんどありません
だいたいどこかでやられている技術を
自分でオリジナリティを出したように見せているだけです
私の場合も特許化している技術以外は
基本的には何かしらの技術の応用だと思っています
なのに記録がないがために
過去の試験をもう一度行っている
時間の無駄しかありません

記録を収益化にする

デザインなどのコンセプトは
わかりやすく収益になります
しかし技術のコンセプトとなると
とたんに開発費用という位置づけになって
負の財産として位置づけることが多いです
技術というのは基本的には記録です
過去に収益化できた商品があったときに
技術的要素というのも研究に値すると思っています
例えば私の場合は
内山製陶所にある
熱膨張係数の蓄積データが
収益化に結びついています

おすすめの記録方法

後で役立つデータの記録方法ご紹介します
データはエクセルにするのが一番いいです
なぜエクセルがいいのかというと後で検索ができるからです
あと必ず日付を入れておきましょう
試験で時系列がわからないとプロセスを間違うことがあります
注記事項とかは備考欄かコメントで残すようにしてます
私は熱膨張係数の開発に関しては
七年ぐらい取り組んでいて
五年前データとかも普通に見ます
この方法で整理しておくと
無駄にならないと思います
直近だとGoogleドライブの
スプレッドシートなんかは優秀です
ぜひ参考にしてください

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