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日本政策金融公庫で創業融資300万円借りました。事業は新規技術の開発と特許の運用



私の借入に対する考え方


事業を始める上で大きな決断の一つが、
借り入れをするかしないかではないでしょうか。
私の主観ですが、
初期事業で借入をせずに始めるパターンとしては、
かなりの多くの投資を受けているか、
スモールビジネスの二つだと思います。
ビジネスの規模感を考えると、
ある一定の借入は今後の資金調達の返済履歴になります。
返済履歴がないままお金が無くなると、
基本銀行融資は厳しいと思っています。
信用の積み重ねと事業のスケール感に応じて、
借入をしていくというのが考え方です。
ウイテンは創業時から借入する事を視野に入れて起業しています。
事業を大きくスケールさせて行く上で、
借入を活用しながら営業していく予定です。

初めての融資


ウイテンで運がよかったのは、
地元の信用金庫様から1期目の決算が出る前に、
融資を受けられました。
ウイテンは1期目から黒字だったのですが、
決算の結果が出る前に、
評価されたのは驚きました。
この後、日本政策金融公庫から300万円借りるまでの話をするのですが、
この時のプロパー融資が借り入れ金額の基準になっています。
私は借入を前提としたビジネスをイメージしていたので、
決算は黒字にする事を目標にしていました。
財務戦略としては小さな借入と、
固い決算でスケールアップをしていく事を目標としています。


創業融資


日本政策金融公庫の創業融資は、
既に借りていた300万円のプロパー融資と
1000万円位の売り上げから、
300万円で提案を頂きました。
500万円を希望したかったのですが、
売上は立てている中で、
資金使途として運転資金が主で、
担当者の方の客観的な評価なので、
私もその場で金額を受け入れる事にしました。
すごかったのが稟議の速さです。
朝10時に面談をして、
不足書類の提出を午後5時までにしました。
次の日の朝9時に稟議通過の連絡を受けました。
稟議は半日、、、
4日後には振り込まれました。

創業融資でのポイント


事業性がある!
というのは当たり前かと思います。
稟議の短かった理由は1期目の黒字決算が一番評価されたのだと思っています。
キャッシュが潤沢で返済に困る様な状態には見えない決算です。
キャッシュと言っても数百万で、
個人で用意できない金額ではありません。
大事なのは借りやすさをイメージする事かと思います。
作った時に仕入れが大きく出て、
大きな赤字が出ていると、
担当者がドン引きします。
借りるタイミングに合わせて決算をデザインする事はかなり重要かと思います。
特に最初の売上が無い時とかは法人化はまだ控えた方がいいと思います。
決算書は残るので決算の見た目を考えた
ビジネス展開にすべきだと思います。
他の創業融資での注意点は、
個人事業主の期間も創業融資の有効範囲に適用されます。
個人事業主10年していると借りられません。
県税事務所でチェックされます。


借入で重要なのは目標


私の目標とはなにかというと、
技術をマネタイズして事業を大きくすることです。
そのための原資が昨年は個人資金と制度融資が主ですが、
徐々にスケールアップしていっています。
100万円で出来る事
1000万円で出来る事
1億円で出来る事
ここまではイメージがあります。
10億円くらいになると、
チームビルディングもいるので、
三重県にいる今の現況では厳しいかなと思っています。

創業融資を相談してみては


事業を始めた方は一度相談してみるといいと思います。
ネットから簡単に申し込めます。
日本政策金融公庫の窓口では事業性や実現性について
かなり質問されます。
自分の事業を見直す上での
いいきっかけになると思います。
特に幾ら借りれるのかという基準は、
自分の事業の価値が見えるので、
かなり今後の運営の参考になりました。

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