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メーカーで継続雇用するためには?右から左へ流れる仕事をさせない。



人が会社を辞める理由

世代によって仕事に対する考え方が変わっています
私の会社は10代から70代まで
幅広い世代の人が一緒に働いています
窯業業界では定年後働く人が多いです
また勤続十年を超える人がほとんどです
しかしある程度一定数退職される方もいます
退職される時の特徴いくつかありますのでそれについて話します

退職事由

だいたいの人は事件後にやめます
要は何かのきっかけが引き金となって退職する人が多いです
事件の大きさは
会社の売上に大きく関わることだったり
ふと言われた一言だったり
千差万別です
ただよくよく理由を聞いてみると
結局不服が溜まって事件がきっかけになってやめます
なので今の仕事に満足感があれば
多少の事件でもやめません

満足感って?

満足感は個人の主観が入るので
確定的なことは言えませんが
不満となる要素というのは
いくつか分っています
この不満の捉え方が
世代によって結構違います
満足感の要素の一つとして
繰り返し作業があります
若い人たちはこの作業を非常に嫌います
逆に高齢になればなるほど
繰り返し作業以外のことをさせると
不満が多いです
製造業であるのでラインが工程に入ります
ラインは必要なところへ必要な人材を入れるものですが
私は世代の考え方も考慮します
私たちの工場の工場長は27歳です
IPad片手に作業しています
今や段取りをする仕事は
システムさえあれば誰でもできます
逆に陶器の成形は
繰り返し作業でありながら
職人としての技量が要求されます
このような作業は
熟練の作業者がやることが多いです

若い人の定着

私自身が若い人と一緒に働くために
そもそも私自身も若いですが
気をつけてることを言います
繰り返し作業だと思わせないこと
なるべく露出を増やして仕事に誇りを持たせること
敬意を払うこと
労働環境的に
退職や転職が簡単な世の中です
今の仕事をやる意味を
経営側がアピールする必要があるんじゃないでしょうか

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