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アマゾン販売で売上を立てる。メーカーが自社製品をアマゾンで毎年2000万円売ってます。


事業規模

年商2億円いかない中小企業の陶器メーカーです。
メインプロダクトは土鍋などの耐熱陶器
主な販売先はスーパーやホームセンターなどの量販です。
アマゾンの土鍋販売ページ

これがどれくらいで運用されるかをお話します。

アマゾンの歩合

大体50%くらいは持ってかれると思った方がいいです。
税込3000円アマゾンで売上があれば、
1500円残ります。
そこからアマゾンまでの運賃と商品代と自分の利益が
含まれるという考え方です。
アマゾンのいい所はかなり明朗会計です。
運送中に破損などもちゃんと補償してくれます。
だから1500円を確実に担保出来る所が良い所ですね。
ここで重要なのは
50%の捉え方です。
メーカーで売上に対して50%も貰える仕事は
ほとんどありません。
陶器相場では30%~50%です。
これだけでもアマゾン販売にメリットがあるのではないでしょうか。

アマゾン販売価格はメーカー希望小売価格

弊社はかならず既存顧客の不利益にならない価格設定をしています。
なので、アマゾン向けの販売に関しては卸売りを一切しません。
価格コントロールが効かなくなるからです。
価格の考え方は
アマゾンで3000円ならば量販は2480円や1980円です。
私はアマゾンはカタログの一種だという捉え方をしています。
アマゾンは顧客に多くの付加価値を提供しています。
そこが上乗せ分です。
アマゾンの仕組みをよく見ると考えられているな~
と思うのが先ほどにもあった歩合です。
アマゾンは低価格であるほど歩合が下がります。
つまり、なるべく高く売れる必要があります。
歩合を50%以上取ろうと思うと、
市場価格よりも上の価格を目指せないと取れません。
極端に安く売るとちゃんと経費倒れします。

レビューはお客様情報源

生データです。
これを得るためにお金を払う人もいますが、
アマゾンは無料でレビューがみれます。
私はかなりみます。
レビュー次第で廃版にする商品もあります。
今回紹介したセラミックコーティング土鍋は
お客様の土鍋の使いにくさの意見を改善したものです。
レビューを反映した取り組みは
かなり事業として成功し易いと思います。

広告には要注意

そもそも値段設定を間違えたり、
売れないプロダクトに広告を掛けると、
かなりの勢いでお金を使ってしまいます。
広告を作る際は気を付けてください。
しかし、ビジネスで広告のない状態で売れる事はほぼないです
適切な広告の配分についてはよく考えてください。

相談するポイント

幾つか話した中で、
相談するポイントを提供します。
・価格設定
・歩合
・納品ノウハウ
・広告
弊社ではこれらをサービスとしても提供しています。
特に商品の出口戦略の提供をビジネスとしています。
ぜひお問合せください。


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