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ショーン・デニスの靴

 私はこれまでシーズン前に勝敗について予想をXでポストしたことがあるが、そこには特に根拠はなかった。願望と勘でしかない。
今日現在も何一つ展望を持ち合わせていないが、大谷がMLBで大暴れした余韻に浸っている間に、妄想の海を漂ってみることにした。

 レギュラーシーズンはどうなるのか。ケガがなければ齋藤拓実が攻撃的PGとしての地位を不動のものにするはずだ。河村がNBA挑戦で不在の今、富樫や安藤を超えるリーグ№1のPGとして、一段階ステップアップすることになる。ワタナビーのほうが目立つだろうけど。

 チームとしては新加入の選手が6人で、融合するまでに時間を要する。勝率5割で中盤戦に突入すると見ている。
終盤にチームが完成した時に、誰が最も輝くことになるのか。
 予想は 
1 メイ
2 今村
3 マーフィー
 この中の誰かだろう。プレイメイカーとしてチームを牽引するエースが誕生する瞬間が待ち遠しい。

 まずは齋藤がベンチにいる時に、個の力でチームの危機を救うのはメイだと思う。特にディフェンスリバウンドを取ってからのボールプッシュの速さが尋常ではない。そのままペイントエリアに侵入するシーンが多発するだろう。
 そして勝負所での今村。クラッチタイムの今村の怖さをよく知る我々は、今度は味方として頼りになる日本人エースの姿に酔いしれるだろう。
 最後にマーフィーはディフェンスで勝利を手繰り寄せる活躍を見せてくれるはず。そこからオフェンスでも頭角を現せば、一気にエース格に浮上することもあり得る。

 今シーズンはチームの編成がより先鋭化している。激しいディフェンスから走れる選手を選んでいる。ビッグマンも走力重視。スイッチディフェンスで絶えず動いて、トランジションで常に走る。アップテンポなバスケになるのは間違いない。ペースの速さと得点でリーグ1になると見ている。
 そしておそらくリバウンドは今年もかなりやりそう。特にオフェンスリバウンドでメイ、チータム、マーフィが荒稼ぎするはず。ディフェンスリバウンドは正直分からない。ゾーンディフェンスではあまり取れない。

 そしてもう一つ大きな武器になるのがPG中東のビッグラインナップ。日本人が全員190センチ以上のオールコートプレスは破壊力抜群。昨シーズンはオフェンスで少し苦労したが、今シーズンは今村がいる。オフェンスが停滞した時に今村がハンドラーとして中東をサポートできる。弱点は補完された。さらに中東のディープスリーが火を噴くシーンを見られるはず。

 最後にチータムの豪快なダンク。デニスHCは派手なダンクにあまり存在価値を見出していない節があるが、アリーナを爆上げする起爆剤になり、集客の最後のピースになってもおかしくない。

 勝敗は35勝25敗。順位は分からないが、CSには進出予想。

 おわりに。デニスHCのあの白いミズノのバッシュ。あれは中務がメモリアルな場面でスリーを決める前兆であると予感している。

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