ユージ |Fulie
2022/J2リーグ第22節vsベガルタ仙台〜それが大事〜
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2022/J2リーグ第22節vsベガルタ仙台〜それが大事〜

ユージ |Fulie

ワールドカップイヤー
集中したA代表マッチウィーク

それでもJ2は中断されない
ただでさえ過密日程の中で天皇杯まで入ってくる

ここからリーグも後半戦
カウントは増やすより減らす方がよいだろう
日程くんはここでまさかの天王山を当ててきた
ここを取れば少し楽になる
逆に言えば最終盤で勝った方が上に行けるというシチュエーションの相手はまさかここじゃないのか

まだまだ何が起きるかわからないのがJ2
ぼくらにできることは勝点を積み上げるために戦う選手たちを信じ抜くこと

1/42ではあるものの仙台、新潟の連戦を落として離されるわけにはいかない

当初はDAZN観戦予定だったがやはりこのゲームを現地で見ないことにへ疑問を持ち始め
たまらず弾丸で仙台へ

現地へ全試合行けるわけではない
スタジアムに行けないことが淋しいのではなく
スタジアムに行けないと思うことが淋しい

屍を越えてゆく覚悟はとうに出来ている
(仙台だからのGAGLEが伝わる人はリアクションください)
oh yeah yo

スタメン

前節から変更は諒也に変えて亀ちゃんの1人
IMPACT Memberには功佑、康平から田部井、玲央のペアに入れ替えてきた
ピッチ内に亀ちゃんと和田たくがいることで相手に合わせて可変しても対応できるようにのチョイス

マッチレビュー

ここ数試合足踏みした仙台
基本の考え方は4-4-2王道の横綱相撲
個のクオリティが高いが故に可能なこれがベース
遠藤康ありきかはわからないが4-2-3-1なのか4-4-1-1のような戦い方も持っているが
選手の特徴としての並びの変化とも言えるのでスタメンで確認
富樫と中山のツートップで4-4-2でスタート

ここ4節負けてないものの上手くいっているかというとそんなことはない横浜FC
四方田さんのリアリストとしての一面がどうでるか

「サウロ頼りで裏ばかりのサッカーにならないように」

これまで各選手が何度も言ってきたこの言葉ではあるが
裏を返せば効果的になると判断したならどんどん使えばいい
それを体現した拓海のロングパス
映像では確認できなかったが現地で見えた拓海の驚愕トラップスキル
溢れてきたボールを空中で2回触って収めてるのが天才児のそれ
またも拓海のロングボールから先制点が生まれた
新仙台キラー誕生の瞬間はここだったか

85分守り切るつもりではないが先制パンチに成功した横浜FCはここでペースを落とす
後半体力が落ちることへの現実的な対応だったのだろうと想像するが
あくまでもゲームのペースを落とすことに集中
簡単にロングボールで攻撃権は手放さない
ここで改めて丁寧に最終ラインから繋ぐビルドアップでボールを動かす

仙台はここへの変化は用意していたのか
それともどこかのメディアが書いたようにロングボールしかないと踏んでいたのか
いやいやそんなことはないだろうが最終ラインでの繋ぎに対するプレスをどう見ればいいのか悩む前半40分間
パスコースを敢えて空けて誘い込んだのか
それともボールが出たから慌てて動き出したのか
真意は見えないが5〜10mのスプリントを繰り返す仙台のツートップ
ツートップが走るから合わせるために後ろも連動してスプリントを繰り返す

これ、後半足止まるんじゃないか…?
結果としてこれは正解だった

横浜FCのビルドアップはボランチが下がらず3枚で進む
ダブルボランチにボールが入った時のプレスの掛け方は完全に用意していたものだったが
ブロを中心に果敢にチャレンジを繰り返す
確かにそこで和田たくかハイネルが1枚剥がせばチャンスになる
しかしそれ以上に感じたのはこのやり方の感触を確かめているのではないかと
愚直に繰り返すこの楔に対して両チームの思惑を確認したいが恐らくお互いの感触は大きく違ったものになりそうだ

ジャッジに関して

贔屓チームがあるとやはり見え方は変わってしまうのは仕方ないが
自分は出来るだけ審判団は審判団として別の視点でしっかり見ていくスタンスを貫きたい
基本的に主審ごとに癖があるのは当たり前で対戦相手同様にしっかり対策して
ピッチの中で修正するだけのこと
チームは前後半で違うチームになることはあり得ることなので審判団にも多少の許容は持ってあげたい
その上で1試合通して基準のブレないジャッジを続けれられる審判団が優秀ということ
この日の上田さんは身体でのコンタクトの許容範囲は大きいが、その中で使った手に関しては厳格に取りすぎるきらいがあった
倒れたらファールになるわけではないを示し続けていたと思うがやはりフラストレーションに繋がる

ここで吹かれたファールに感情を露わにして怒る和田たく
あれは中島だったか、強く言いに行くがハイネルを筆頭にチーム全員が和田たくを抑えに行く
これはあれだ、クラスで一番おとなしい感情を出さない子がいきなりキレた時にみんなが一気に冷静になるあれ
恐らく和田たくはそれを狙って敢えて時間を作り26人全員がピッチで力を発揮できるようにしたのかと勝手に想像している
狙ったかどうかは別としても結果として上田さんのジャッジに合わせることができただろうし
上田さんもピッチのテンションに多少寄せてくれた印象
何より90分間同じ基準で吹き続けた上田さんには拍手を送りたい

後半

1-0リードで前半を終えた横浜FCの中で生まれた方向性はどうだったのか
仙台のシュート精度に助けられたとはいえセットプレー含めて危ないシーンは確かにある
45分のらりくらりかわし続けるチームではないだろう
それでもどこまでこのまま守れるか、隙を見て追加点が現実的だったか
この日は4-4-2で守備ブロックを敷かずに5-3-2の形で守備をセット
氣田と名倉が斜めに入り石原、真瀬が高い位置に顔を出すならそこをゾーンで塞いでおこうと
3トップは決して無理してCBにプレスには行かずにボランチへのビルドアップを警戒し外回りに攻めさせる
しかし熟練度の差で仙台が崩し切ることに成功
サイドの高い位置で何度も人とボールが動くと綻びがどうしても生まれる
結果として不運な形で中山の前に溢れたボールを冷静に流し込まれ失点
とにかくシュート上手すぎてこれは仕方ない
ここまでの15分のボディーブローが効いてのこの失点
天心だったらここが勝負所とラッシュを掛けただろうが
仙台の猛攻はここでストップ
急激にペースダウン
追いついたことで生まれた心の隙間に前半走らされた事実が襲ってきたか
走り続けた仙台の選手10人
横浜FCが走ったのはサウロとボール
追いつかれたからといって試合は投げ出さない
応援を投げ出すことはなくさらに大きな拍手を送る
ここでヨモさんはサウロと竜也に替えて千真と松浦さんとベテランを投入
ボールを収めるから走ってきてよイサカゼイン作戦開始
竜也と松浦さんは今でこそ似ているタイプにはなるが、本職は松浦さんだ
守備強度や運動量ではなく相手を崩すためにボールを触る位置が竜也よりシャドーのそれ
そして動いたエースのゴール
ブロのロングボールのセカンドボールを拾った航基が拓海に展開
駆け上げるゼインと桐光ホットライン再び
ゼインは明らかに航基の入り込む瞬間のみを狙い
航基はゼインがここに出してくれると信じ走り込んだ
ちなみに航基はゼインのことイサカって呼んでますね

さらに今日の横浜FCはここでは終わらない
再びブロのロングボールから千真が無理やりチャンスを作る
2020年ホーム神戸戦で玲央のプロ初ゴールを生んだ瀬沼のあの粘りを思い出した人は多いだろう
ベテランの味はああいう細部に詰まっている
ゴールだけではない
本人は誰よりもゴールを渇望しているからこそ
見ている僕らはあのプレーを讃えることが大事だと思っている
ボールを受けたゼインは瞬間で相手の矢印を逆に取り狭い縦に仕掛ける
このタイミングが素晴らしくてスタンドで唸った
横パスもらいに行った松浦さんは慌てて中に入り直す
ディフレクションがあり浮いた緩いボールに誰よりも早く反応して右足を振り抜いたのは元祖仙台キラー
松浦さんのゴールで新旧仙台キラーの共演
そこに華を添えたのは新仙台キラーの拓海だった
ゴール裏にもっと騒げと煽りを入れる
こんなことする選手じゃなかった東京時代
そして試合後には初めて横浜FCの選手としてインスタの更新をした拓海が急にチーム愛を表現し始めて感動したんだ

仙台からすると交替選手がピッチ横に控えていた中だったこともありダメージは大きかった

交替策

ヨモさんは今シーズン初めて?交替枠5枚を使い切らなかった
ここ最近気になっていたゼインの交替
これは戦術的にはもちろん理解できて合理的ではあるものの
ゼインの感情に寄せるとただただ悔しい交替
この調子がいい日に諒也と替えるのは感情的に良くないと思って
足を攣った航基に替えてシャドーに入れるかと思ったが
守備の高さがなくなるからダメだ
ヨモさんの判断は諒也を使わない、だった
ゼインとの交替は英二郎
守備強度を高める為のこの交替なら自分の役割をやり切れたと胸を張れる
粋な交替
そしてこの日はボランチに田部井と玲央が入っていたのもこうなった時間帯に守備強度を維持するためのチョイスを考えると自然な考え方
田部井にはシャドー起用のオプションもあるので枠と怪我の問題を抱えたFW陣を助ける起用
しかしそのオプションを使わずに済んだ

失点は相変わらずではあるがあれは仙台の最後の意地
ATでも千真が丁寧にコーナー付近で時間を使う味を出してタイムアップ

まとめ

2019年35節の柏戦
昇格のライバルに土をつけた草野のゴール
同36節の金沢戦
草野の81分の同点ゴール、95分のPK
この一体感を3年ぶりに感じ、今シーズン一番心が激ったこの試合
あくまでも1/42と思いつつもこの勝利はただの勝点3ではない
ゴール裏中心が明らかにチームに寄せてくれたこの1ヶ月
僕らも思いを一つにすることができたのは彼らのおかげだ
フラストレーションがたまる瞬間
選手が熱くなった瞬間
応援を投げ出さないこと
ブーイングなんかではなくすかさず拍手を起こす太鼓を叩いてくれた
きっとこの思いが選手に少し届き始めた気がする
その結果が拓海の煽りであり
航基と松浦さんのゴール裏へのガッツポーズだった
選手たちがまた僕らに向いて勝利を届けようとしてくれている

ここで僕らはさらに応えるべきだろう
今シーズンの大きなターニングポイントになったこの試合
負けないことが大事で内容はおいてもいい
そう思っていた僕を裏切るピッチ内の出来事と
選手たちとサポーターの姿

最後まで一緒に戦うこと
それが一番大事


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ユージ |Fulie
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