ユージ |Fulie
2022/J2リーグ第29節vs岩手グルージャ盛岡〜足元を見つめ直す〜
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2022/J2リーグ第29節vs岩手グルージャ盛岡〜足元を見つめ直す〜

ユージ |Fulie

ここまで28節
会心の試合は何試合だっただろうか
7節山形戦
8節琉球戦
23節新潟戦
27節千葉戦
この4試合ぐらいだろうか
ここまでシーズン2/3を戦ってきたった4試合

そう
全く首位にいる実感がない
自動昇格を目指せる位置にはもちろんいるけれど
余裕がある戦いはほとんどない
残り1/3は何を目指すのかが大事になりそう
現実的に勝ち点を重ねて昇格を目指すのか
来年のJ1を見据えて戦い方のベースを上げるのか
しかしそれで昇格を取りこぼすことは本末転倒
もちろんどちらも手にしたいからもがくわけだ
石に躓いたのか
沼にハマったのか
それとも落とし穴に落ちたのか
次の大宮戦でそれはわかるだろう
まずはしっかり足元見つめて今節を振り返る

#横浜FCイラスト部

今節も横浜FCが誇るサポートスタッフ達の力作

グッズの宣伝にも使い始める新しいアイデアも投入!
素晴らしい!いつもありがとう!

スタメン

航基が今シーズン初のベンチ外
スタンドには見にきてたしアクシデントだろう
その代わりようやく翔さんが復帰
クレーべはまだかな

航基が不在でサウロが頂点に立ち陣地を取りたい
前線にスペースがないサッカーになる予想の中で功佑と千真がどこまで掻き回せるか
そして両サイドに久々にゼインと諒也の同時起用
カウンターを警戒する代わりに4バックでなくても守れると判断したか
それとも守備に目を瞑って攻撃で圧倒したいのか

ゲームレビュー

前半キックオフ

立ち上がりはロングボールから陣地をとり横浜FCのペースで進むことで岩手の狙いが見えづらく
システムも中々判断できないぐらいに押し込んだが岩手の立ち上がりの集中力は高い
迎えた8分クロスを跳ね返してから岩手のカウンター
この試合初めての攻撃からモレラトのスーペルゴラッソが決まり岩手が先制
モレラトが持った時にインナーを走り抜けた桐のフリーランニングが効果的だった
まぁこういうことも起きるさ
それがサッカーだ
まだ慌てる時間ではない

岩手の変化

岩手は明確に5-4-1のブロックを敷き守備を固めてカウンターで追加点を狙う
ボールを失ったらリトリート、素早く帰陣し自陣でブロックを固める
ハーフラインまではボールを持たせても構わないハッキリした守り方
予想できていたはずなのに横浜FCはここを崩す効果的な策を持っていない
セオリーでよく言われる「ミドルシュートを打て」
これはミドルシュートを警戒させてボールホルダーにプレッシャーを掛けさせることでブロックにズレを作るためではあるが
ここまで割り切ってブロックを敷かれるとあまり効果はない
そもそも危険なミドルシュートを打てるゾーンまで侵入できていない
問題はその前の段階だ
真ん中の4のラインを崩すことができてようやくそのエリアに侵入できる

ハマらない理由

もちろんいくつかあるけれど個々の立ち位置がよくなかった
更に両サイドにアタッカーを2人配置したことで守備は5-4-1で守るやり方に混乱したか
右肩上がりのチームに染み付いたクセは抜けず
諒也がSBとして4枚になる形では諒也を使う意味はなくなる
戦うゾーンはそこではない
更に岩手が早々に深くリトリートすることでハーフラインあたりでも和田ネルにフリーでボールが渡る
前5人が横一列に並ぶぐらい引き込まれたのはミシャ式のうまくいかない日の特徴
今シーズン久々にこの並びを見た
それはうまくいかない時の立ち位置だ

和田ネルがボールをフリーで受けるその場所はブロックの外側
そこで持たれても岩手は怖くない
変化をつけるのであれば和田ネルは功佑千真のシャドーともっと近づいてプレーをしないといけなかった

ここまで侵入するのか
シャドーの二人が降りてくるのかそれはどちらでも構わないが
立ち位置を変化させて真ん中4枚を分断させる
さらに最後尾3枚のCBを収縮させることが必要だった
となると千真とサウロのポジションは逆の方が効果が高かったはずだがスタートのやり方にこだわりすぎてしまった
このゲームで言うと沼に足を踏み込んでいた

崩せずもがくその中で更に訪れるカウンターのピンチ
モレラト個の力ではなく
モレラトを信じてスプリント掛けて後ろから追い越す選手の迫力
ここは大きな違いだったと言わざるを得ない
モレラトのシュートが枠を外れて事なきを得たが
脳裏に焼きついたものは大きかった

ここで頼みの綱になるのはセットプレーで
ハイネルから惜しいシーンもあったがネットは揺れせず
切り替えて後半勝負

後半キックオフ

ハーフタイムにガブに替えて亀ちゃんを投入
戦術的に効果をつけること考えても理に叶う交替と見ていたが
どうやらガブに軽度のアクシデントでスクランブル交替だったと
振り返ると前半のFKでゴール前に足を伸ばした後もも裏抑えていたので
もしかしたら来週はお休みの可能性もある…
まぁ理由はどうあれ狙いとしては正しい交替

右肩上がりの理由

わかりやすく言うと選手のチョイス
RCBはRSBが主戦場だった右利きの拓海が高い位置を取ることでWBを押し上げる
LCBには右利きCBタイプのガブがいることで左では単騎突破か右に寄せてスペースを作ってのサイドチェンジが狙いになる
シャドーの左は竜也、功佑、松浦さんとゲームを作る役割
右はストライカータイプを置く
今節で言うと単騎突破もサイドチェンジも効果的に運ばないので左の諒也を高い位置で使うためにはLCBの押し上げが必要になる
理想を言えば左利きが一人欲しかった
そこはジオがいればと思うのでここで頑張って上がってきてほしい
今シーズン初めて?左利きが居ないゲームだったこともうまくいかない理由の一つだったかもしれない
とにかく今日のメンバーであれば亀がそこに入るのは正しい形のはず…
だったのは机上の空論でしかなかった

失点の理由

スクランブルとは言え攻撃を活性化したい亀ちゃんと高い位置で勝負してゴールに迫りたい左サイドと
それは理解して左肩上がりの形を作ろうと考えた右サイド
ここでズレが生まれてしまった
ゼインがボールを受けた時に拓海のカバーがいつもより遠くなった
出しどころに悩んだゼインが左足で中途半端なボールを真ん中に入れたところを奪われてからのカウンター
3列目から長い距離をスプリントした弓削について行ける選手はいなかった
これは秋田さんが仕込んできたカウンターの形と考えると素晴らしい

そして左から攻め上がると失った時に岩手が入れるロングボールは斜めに横浜FCの右サイドに向いて飛んでくる
空中戦に強いガブが居なくなったことで責任感を持ちすぎたかタケちゃんが無理に競りに行き拓海が被ってしまう
ここで溢れたボールを見失い簡単に3失点目
亀ちゃんに高い位置を取らせるために左右の役割が逆転したところに隙が生まれてしまった

3点目直前に前線3枚を替えてフレッシュにした岩手
失点を受けて交替をした横浜FC
この試合で言えば功佑は早めにボランチに配置換えしたほうがよかったかもしれない
左はスタートから亀ちゃんでシャドーに松浦さん
この形が良かったのかもしれない…
なんて普段思わないことを考えてしまった時点でぼくは次のゲームに気持ちを向けてしまっていた
ひとつ光があったのはアルバイト2年目の近藤くん
あの突破はバイトリーダーの先輩マッツォを彷彿とさせる感じが良い
右サイドの第三の男が名乗りを上げてくれたのは大きかった

翔さん投入後明確にツートップにしセットプレーからゴールに迫るシーンもあったがここは岩手の気持ちが上回りゲームセット

雑感

今シーズン4敗目
会心のゲーム4試合と同じ数字
そう考えると苦しみながらよく戦っているのは間違いない
2019年アウェイ岐阜で苦しみアウェイ京都で完敗をしてからブーストを掛けたあの時を思い出そう
負ける時は負けるのだ
うまくいかない日はどうしてもある
12試合、2ヶ月も負けなかったんだから疲れも出てくるしプレッシャーも強くなる
今節J2は首位が大敗したものの2〜8位までも熊本が敗戦した以外は全てドローと勝点が積み上がらない7月最後の試合で起きた小さな波乱
プレーオフ圏内争いが激しくなってきた
まだJ1の女神はぼくらを見てくれていたか首位をキープ
失点をしても荒れそうな瞬間にも太鼓を叩き続けて拍手を促し続けたゴール裏のコアの方々ありがとうございます
スタンド全体でチームのサポートを続けよう
ネガティブな言葉はクローズドな所で吐いて溜飲を下げよう
ヘイト撒き散らして自分勝手に大声上げるチームからはもう卒業したんだから

次の大宮戦で勝点3を奪い
岩手戦で躓いた小石を蹴り飛ばそう

そして8月13日
群馬戦に多くの人を呼ぼう
暑さの影響は大きいし
また感染拡大している中に横浜駅を経由するスタジアムという立地も理由なのかもしれないが
首位を走り12試合負けなしのチームの動員数としては寂しい数字
事業部は多くの施策を行ってはいるが中々数字に繋がりづらい
もう少し何かをぼくらからできないものか
そればかりを考えて次節は大宮に向かう

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