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トルコ滞在のもう一つの心残り

トルコ滞在で後悔していることをあげたら、おそらくキリがないとは思うのですが…昨年にも、こんなことを書いたりもしました。

noteの「お題」を眺めていましたら「#一度は行きたいあの場所」というのがあったので、今日はそれについて書き残しておこうかなと思います。

トルコで生活していた時期、いろんなところに旅行に行っただろう(実際、しょっちゅうトルコを出国してはいましたし)と思われる方も多いと思うのですが、実はトルコ以外に行った場所というのはそれほど多くないのです。トルコ国内も、10都市あるかないかぐらいではなかったでしょうか。

国外(トルコのね)のうち日本への一時帰国を除けば、ほとんどは、アゼルバイジャンの首都、バクーに行っていました。もちろん、文法の研究のためで、聞き取り調査とか資料集めとか、そんなことをせっせとやっていました。

それ以外の場所では、国際会議のあったカザフスタンとか、知り合いの日本語の先生に会いに行った(たかりに行った?)ドイツのケルンくらいでしょうか。

今帰ってきて、あー行っておけばよかったなーと思うところはたくさんあります。ヨーロッパでも、たとえばチェコのプラハとか、オーストリアのウィーンとか。あのあたりの景色がなんかカッコ良さそうだなとか、動機はその程度なのですけど。

そして、やっぱり一番後悔しているのが、イランです。

イラン…行っておくべきだったですね…トルコの隣国だったというのに…!

もっとも、実際に行こうとなればビザを取ったりとか、現地についてからのあれこれの手配などで相当大変だったろうなとは思うのですが。

イランの都市の中で、気になるのはやはりこの2都市です。一つ目は、この記事のトップ写真でも引用させていただいた(パブリックドメインとしてご提供の方、ありがとうございます)イスファハーン

地図だけリンク貼っておきます。

現地に詳しい人たちからすると、観光地周りはそれはそれは大変なようですが。やはりあのイマーム広場は肉眼で見ておくべきではなかったか。

もう1都市、こちらのほうが気になります。タブリーズ

ここは「東アーザルバーイジャーン州」と呼ばれていることからも分かる通り、テュルク系、特にアゼルバイジャン語(アザリー、または南アゼルバイジャン語)が話されている地域というんだから私にはたまりません。

イランに多くいるアゼルバイジャン語話者の話すことばと、アゼルバイジャン共和国で話されているアゼルバイジャン語、とりあえず同じアゼルバイジャン語とされることが多いのですが、そもそも文字体系も別々ですし、最近は徐々に両者に差が出てきているという話も。

ならば、やはりどれくらい似ているのか、実際に聞いてみたいものではありませんか(ねえ!)

あーあ。なぜあのとき!あの時期に…イランをちょっとでも訪ねておかなかったのか…!

ということで、イランに行く機会を再び見つけるまでは、まだ人生おわらせるわけにはいかないなと思っています。はよコロナさん、終息しろください…

あ、ちなみにですが「一度は行きたいあの都市」というテーマなら、挙げだすとキリがありません。なんせ、中高生あたりからずっと日本の外に興味がある人間なので…とりあえず真っ先に浮かぶのが、イランだなという、そういう話でした。

イラン経験者がワイはうらやましいのだよ。わかるでしょ。


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