吉村 大樹(@オフィスぴの吉)

2020年1月にトルコより愛猫「ぴの」と一緒に、日本へ本帰国しました。現在は長崎・東京…

吉村 大樹(@オフィスぴの吉)

2020年1月にトルコより愛猫「ぴの」と一緒に、日本へ本帰国しました。現在は長崎・東京を拠点に、トルコ語やアゼルバイジャン語などの語学に関わるあれこれのお仕事などをしています。noteでは猫との生活、本業のテュルク諸語に関係する話などをライトに書き綴っていきます。

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■なにをするサークルか トルコ(語)、アゼルバイジャン(語)についてこれから勉強したいと思っている人、勉強を始めた人、勉強中の人たちなど、なにかの形で関わってみたい人たちが集まって情報を共有するサークルです。 ※2022年10月20日より、さらに交流の輪を広げる目的で対象を広くテュルク諸語全般に拡大します。テュルク諸語全体にも、あるいはそのうちの一つにしかいまのところ興味のない方もぜひ。ご参加を歓迎します。 ■活動方針や頻度 活動方針は、とにかくゆるく自由に。 新型コロナの終息するその日まで、オンラインを通じてトルコ(語)、アゼルバイジャン(語)、さらにはテュルク諸語関連の情報を共有していきましょう。 ■どんな人に来てほしいか 当該言語、また関連する言語をこれから勉強したいと思っている人、勉強を始めた人、勉強中の人たちのご参加を歓迎します。 ■どのように参加してほしいか ゆるく、気軽に参加していただければと思います。

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    2024年4月から2027年3月まで、日本学術振興会科研費による研究事業に従事することになりました。せっかくの機会なので、この事業期間に訪れた国内外のこと、普段の研究で気づいたことなど、わりとまじめな話を書き綴ってみようと思います。不定期更新ですが、テュルク諸語のことや言語学、あるいは中東・コーカサス地域にご関心がある方はよろしかったらフォローしてみてください。

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    このマガジンでは、トルコ語に関連する話題の記事をまとめていきます。トルコ語学習中の方、トルコ語にご関心のある方はぜひフォローしてみてください。

記事一覧

固定された記事

【随時募集中】トルコ語・アゼルバイジャン語オンラインレッスンの受講者を募集しています

この機会に、一緒にトルコ語をやってみませんか? 激動の世界情勢の中、良くも悪くも存在感を発揮しつつあるトルコですが、いったいどんな国でどんな人々がそこで生活して…

【研究日誌】こういう仕事も回ってくることが…た…多々…

しょっちゅうというわけではないのですが、「査読」というお仕事が回ってくる場合があります。この業界、ピアレビューといって互いにレビューしあうという合意ができている…

ぴの吉のネタは人気ですが、書き手としてはわりに安易な作戦になりがち…

まあこれは、弊社社長の魅力の勝利ということにしておきましょう!

アゼルバイジャン語教科書の件

今年の初めごろだったか、とある方から「2年前(もう2年経つのか…)に東京で開催したAA研言語研修のテキストブックはどうやったら入手できるのでしょうか」という内容の問…

【研究日誌】ツングース諸語概説書にて、再びご尊名を見つける

Routledge社から出ているLanugage Family Seriesという語族ごとの言語学的な特徴を記した書籍があります。テュルク諸語(Turkic languages)版も1998年の初版に次いで2021年…

公費で注文した書籍を自宅に転送してもらいました。ありがたい限りです。必ずや研究に活かしましょう…

『28テュルク諸語で読む「星の王子さま」』、ワンチャンあるで

昨晩、おれはひっそりとOCR機能を使ってタタール語版『星の王子さま』(以下、LPP)をテキストデータとして読み取りながら、ふと本棚に目をやった。そこにはさまざまな言語…

200

そらもう、できるだけ毎日歩いてます

「語彙は筋肉である」説

気がつけば、2024年の4月も後半に入りました。 時間の経過の相変わらず早いことにため息がもれる昨今ですが、今年度はどういうわけでしょうか、研究のほうで忙しくしよう…

ペルシア語講座の継続受講希望のメールを出しました。しばらく受け続けてみたいと思っています。

【研究日誌】現地の空気を吸いたい、こそ普段の作業のモチベーションとなる

今日は朝から仕事がたてこみまして、夕方からもう一件仕事が待っておりまして、その準備に追われています。お金が入る仕事も研究活動と同時にやらなければならないのは自分…

【研究日誌】LPP事典に出会うという僥倖

今週月曜日、また地元の非常勤先の大学図書館にいました。借りていた本の返却と、研究に関係しそうな文献をあたるという作業をやっていたところ、偶然「文学」の棚で見つけ…

ぴの吉の最近

おかげさまで、弊オフィス社長にして茶トラ6歳男子、ぴの吉は特に具合の悪いこともなく、元気に過ごしております。 今年はわりに家を空けることが多くなりそうなので、留…

先生方に、改めてご著書ご恵贈への御礼を

どういうわけだか、先生方からご献本を賜る機会がここ数年で本当に増えました。もちろん、専門分野の近い先生方からがほとんどでして、こちらが以前から何か公刊した際にご…

【研究日誌】物品、悩ましい

日曜日、だらだら過ごしがちなのを改めて反省する一日となりました。さほど作業も進まず、午後に10000歩チャレンジはクリアして戻ってきたのですが、親戚の来訪で応対して…

イランの日本大使館から不要不急の渡航を控えるようにとのメールが。近いうちに資料収集のための渡航を考えていた矢先に… 事態が早期に鎮静化することを願ってやみません。

【随時募集中】トルコ語・アゼルバイジャン語オンラインレッスンの受講者を募集しています

【随時募集中】トルコ語・アゼルバイジャン語オンラインレッスンの受講者を募集しています

この機会に、一緒にトルコ語をやってみませんか?

激動の世界情勢の中、良くも悪くも存在感を発揮しつつあるトルコですが、いったいどんな国でどんな人々がそこで生活しているのか、ご関心をお持ちの方もきっと多いのではないでしょうか。実際、彼らの言語や文化について勉強してみたいという方が最近特に増えてきているように感じられます。

「オフィスぴの吉」では、本格的なトルコ語の習得にご関心のある方を対象として、

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【研究日誌】こういう仕事も回ってくることが…た…多々…

【研究日誌】こういう仕事も回ってくることが…た…多々…

しょっちゅうというわけではないのですが、「査読」というお仕事が回ってくる場合があります。この業界、ピアレビューといって互いにレビューしあうという合意ができているのです。

で、昨日…何年かぶりに自分にもその依頼がきたんですね…それも意外なところから。もちろん詳細は言えないし書けないのですが、こんな自分にもやっぱり回ってくるときは回ってくるもんなんですなあ…。

で、肝心のレビューする論文の内容は自

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ぴの吉のネタは人気ですが、書き手としてはわりに安易な作戦になりがち…

まあこれは、弊社社長の魅力の勝利ということにしておきましょう!

アゼルバイジャン語教科書の件

アゼルバイジャン語教科書の件

今年の初めごろだったか、とある方から「2年前(もう2年経つのか…)に東京で開催したAA研言語研修のテキストブックはどうやったら入手できるのでしょうか」という内容の問い合わせを受けたことがありました。その際にはそのうち公開される予定なので詳細は所のほうにお問い合わせを、と返事したことでありました。

朝起床したのちちょっと調べ物をしていまして、ふとNDLサーチで「アゼルバイジャン語」を検索していたら

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【研究日誌】ツングース諸語概説書にて、再びご尊名を見つける

【研究日誌】ツングース諸語概説書にて、再びご尊名を見つける

Routledge社から出ているLanugage Family Seriesという語族ごとの言語学的な特徴を記した書籍があります。テュルク諸語(Turkic languages)版も1998年の初版に次いで2021年末に第2版が出版されていまして、後者のほうはいろいろトラブルもあり、入手にずいぶん苦労したものです。

さておきまして。今回はアルタイ諸語全体にもそのうち目を向ける必要があるだろうとい

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公費で注文した書籍を自宅に転送してもらいました。ありがたい限りです。必ずや研究に活かしましょう…

『28テュルク諸語で読む「星の王子さま」』、ワンチャンあるで

『28テュルク諸語で読む「星の王子さま」』、ワンチャンあるで

昨晩、おれはひっそりとOCR機能を使ってタタール語版『星の王子さま』(以下、LPP)をテキストデータとして読み取りながら、ふと本棚に目をやった。そこにはさまざまな言語に翻訳されたLPPが並べられているのであるが、その一角にひときわ輝く2冊の本がある。

改めて見返すと、風間・山田(2021)のほうは第26章を前半と後半に分けてトルコ語・ウズベク語をあてている(実際、ここは長い章なのです)。一方で、

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「語彙は筋肉である」説

「語彙は筋肉である」説

気がつけば、2024年の4月も後半に入りました。

時間の経過の相変わらず早いことにため息がもれる昨今ですが、今年度はどういうわけでしょうか、研究のほうで忙しくしようと思った矢先に稼業たる語学のほうでも仕事が立て込んで入ってきているという、よいことといえばよいことが続いています。忙しいのはつらいんですけどもね…個人として、きついことに対する耐性がないもので…

日本に帰国後、運のよいことにトルコ語

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ペルシア語講座の継続受講希望のメールを出しました。しばらく受け続けてみたいと思っています。

【研究日誌】現地の空気を吸いたい、こそ普段の作業のモチベーションとなる

【研究日誌】現地の空気を吸いたい、こそ普段の作業のモチベーションとなる

今日は朝から仕事がたてこみまして、夕方からもう一件仕事が待っておりまして、その準備に追われています。お金が入る仕事も研究活動と同時にやらなければならないのは自分も他の人と変わりませんからね…。

この時期に奇しくもアゼルバイジャン語がらみの短期の仕事が入ってきそうです。ありがたいことだ。ということで今日はそれを記念して、過去に撮影した現地の写真を改めて挙げてみましょう。

以前、アンカラ滞在時代に

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【研究日誌】LPP事典に出会うという僥倖

【研究日誌】LPP事典に出会うという僥倖

今週月曜日、また地元の非常勤先の大学図書館にいました。借りていた本の返却と、研究に関係しそうな文献をあたるという作業をやっていたところ、偶然「文学」の棚で見つけたのがこちらで…

以前から『星の王子さま』(LPP)を読んでいて知りたかったことがたくさん書いてあったのは自分にとって大いなる収穫です。たとえば、LPPは子供むけなのかそれとも大人向けと認識されているのかとか、「バラ(薔薇)」はどういうも

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ぴの吉の最近

ぴの吉の最近

おかげさまで、弊オフィス社長にして茶トラ6歳男子、ぴの吉は特に具合の悪いこともなく、元気に過ごしております。

今年はわりに家を空けることが多くなりそうなので、留守番をお願いするのは申し訳ないなと思いつつ、そういったときに面倒を見てくれる両親祖母がいることを心底ありがたいと思う昨今です。

トルコにいたころは、こちらが多少家を空けるときには、最寄りの獣医さんが経営していたペットホテルで預かってもら

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先生方に、改めてご著書ご恵贈への御礼を

先生方に、改めてご著書ご恵贈への御礼を

どういうわけだか、先生方からご献本を賜る機会がここ数年で本当に増えました。もちろん、専門分野の近い先生方からがほとんどでして、こちらが以前から何か公刊した際にご献本申し上げたことへのお返しということで賜っている場合がほとんどです。本日も近しい先生から、ご献本のお知らせを賜ったところでした。テュルク諸語関係の書籍、それもトルコ語のものとあってはありがたいことこの上ありません。

そんなわけで基本的に

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【研究日誌】物品、悩ましい

【研究日誌】物品、悩ましい

日曜日、だらだら過ごしがちなのを改めて反省する一日となりました。さほど作業も進まず、午後に10000歩チャレンジはクリアして戻ってきたのですが、親戚の来訪で応対しているうちにあっという間に時間が溶けてしまいました。

夕方まで、せめて何か雑用だけでもやっておこうというのでPCの前に座ってはみたのですが、こういう時に作業する気がおこらないというのが困ったものです。仕方ない(なにがだ)ということで、今

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イランの日本大使館から不要不急の渡航を控えるようにとのメールが。近いうちに資料収集のための渡航を考えていた矢先に… 事態が早期に鎮静化することを願ってやみません。