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山上ひかり・烏賀陽弘道       「こころにビタミン」7 有料版 30分版 避妊は男の義務であり責任だ!     避妊しない男とは付き合うな!

はっきり言いますが、セックスのときに避妊をしない男はクズです。カスです。ゴミです。

淑女のみなさん、そんな男と付き合ってはいけません。ただちに捨てなさい。別れなさい。

避妊をしない結果、妊娠したときに身体、精神の負担を負うのは女性です。片務的に、女性だけなのです。相手の女性に愛情と敬意を持つ男性なら、大切な相手をそんなリスクにさらしません。

そんな重い負担を負うかもしれないリスクがある(つまり避妊しない)セックスを、女性が楽しめるはずがない。気持ちいいわけない。

男性諸君。だから貴君のセックスはちっとも気持ちよくないのですよ。

知らなかったでしょ?

時折、望まない妊娠をした女性が人知れず出産してしまい、赤ちゃんを殺す事件が報道されます。そのとき、逮捕・起訴され、刑法上の責任(殺人罪)を負うのは女性だけです。

考えてみれば、実にバカバカしい話です。妊娠は女性ひとりではできない。もし赤ちゃんを殺した法的責任を負わせるなら、女性だけ、はおかしい。妊娠させた男性も刑法に問うべきなのです。

避妊しない男性とは要するに、相手の女性への愛情や敬意がないのです。

女性が自分の身体を守ろうと経口避妊薬(ピル)を飲もうにも、産婦人科に行って処方箋を書いてもらわらないともらえない。しかも保険が効かない。高い。もし女性が避妊薬を処方してもらうなら、男性も半額出すぐらいすべきでしょう。

女性にすれば「避妊薬を飲んでます」とあけすけに言うのもためらわれるでしょう。

一方、日本の学校の性教育は昭和で止まっています。

未だに「赤ちゃんはセックスするとできる」とは教えない。

「精子と卵子が出会って云々」としか教えてないのです。子供は「じゃあ、どうやって、どこで精子と卵子は出会うんだ」がわからない。

当然、避妊の方法なんて教えない。

望まない妊娠から親になった人たちが、子供を心から愛することができるのでしょうか。

子供を育てて成人させるには、大きな自己犠牲を強いられます。「おれは(私は)親になんかなりたくなかった」と思いながら、その犠牲を払えるのだろうか。

もしそれができるなら、あなたは幸運な人です。

しかし、現実には、そんな大人ばかりではないことを私は知っています。。

そこに「育児放棄」や「虐待」「ニグレクト」の遠因がひそんでいるのではないか。

そんな話をします。

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