夜中の２時の明想で②「裁き」

今日の夜中の明想で教えられたことがもう一つ。

「裁き」という言葉、これを皆さん、完璧に今日聞いてくださいよ。これを絶対、絶対自分の心の底に落としてくださいよ。
「裁き」という言葉、「裁き」という文字。

今まで皆さんの「裁き」は、間違った行為をしている人間を、非難・批判、そういうことを裁きと、皆さんは勘違いしていますよ。裁き。

裁きというのは、その程度のものじゃないですよ。
皆さんを肉体意識で見ているならば、それが裁きですよ。要注意ですよ。

人間意識・肉体意識・個人意識という偽我なる我が、あなた方に思いを向ける、言葉を語る、で、行為を……それそのものが、もう裁きですよ。

裁きというものは、間違った行為を徹底して非難・批判して裁いていることではないんですよ。
ただ女性として、男性としての肉的なあなた方を見て、いる、そのものがもう裁きですよ。

このように真実の答えが、常にわが内から渾々と湧き出てくるんですよ。
なぜなのか？

一歩でもいい、一段でもいい、あなた方に成長してほしいという想いには、必ずやこのようなメッセージやインスピレーションや天啓が渾々と湧き出てくるんです。

人間意識・肉体意識・個人意識という、その偽我で、皆さんを思い、見て、行為であるならば、それそのものがもう裁いているんですよ。

間違った行為を正そうとして非難・批判していること、そのものが裁きではないんです。

それ以前に、人間意識・肉体意識・個人意識という偽我そのもので、思い、見て、生きていること、そのものがもう裁きなんですよ。

今日の完全意識という「完全」と、「裁き」というものが理解できただけ皆さんは大きな成長を遂げますよ。

「完全」という二文字、「裁き」という言葉・文字、しっかりとしっかりと今日は心に染めていってほしい。
おそらくその二点を完璧にとらえることができるならば、相当に意識拡大されていくでしょう。

日々の生活のなかで皆さんは「完全」は語るんだけど、完全を知らないで完全を語っても意味がないですよ。
「裁き」も浅いところで「裁き」と言ってきたけど、本当の深い裁きなんて、今日はじめて聞くでしょう。

単なる肉体としてのあなた方しか見えない、思えない、その行為しかできぬならば、それそのもので私は裁いているんですよ。

2021年８月24日 平和への道 光話「完全」より