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[パワプロ]16球団構想が実現したら新球団は何年で優勝できるのか #1

はじめに

コロナの影響で開幕の目途が立っていない今、プロ野球ファンの方はいかがお過ごしでしょうか?私は、「パリーグTV」の投稿するニッチな動画を見ながら、野球観戦欲を抑えている次第です。源田たまらん。

さて、コロナの騒ぎでそれどころでは無いですが、「16球団構想」って大きな話題の1つとして有りましたよね。
地域密着して野球ファンを増やすというコンセプトのもと、現在の12球団に4球団を追加して16球団にするというもの。

ただ、実現には課題も山積みです。まず受け入れてくれる地域があるのか。そして球団を持てるほどの財力のある会社があるのかといった問題。

それよりも私が懸念している問題点があります。それは、現在の12球団と新たな4球団に戦力の差がありすぎるのではないかという点です。

2005年に新球団として参入したイーグルスがいい例になるでしょう。
初年度には、勝率.281でブッチギリの最下位となってしまいました。そこからAクラスに上がるまでに5年、優勝するまでに9年の月日を要します。

これが4球団同時に参入になったらどうなるんだと気になってしまいました。なので簡単にパワプロ2018で検証してみたいと思います。
こういうときゲームって便利ですね。

新球団の作り方

今回は2020年のチームデータで再現しようと思います。データは仮面町さんというサイトのものを使用させて頂きます。

とりあえず球団の場所は濃厚とされている、新潟、静岡、愛媛、沖縄の4都市ということで。裏設定くらいなので忘れてもらって大丈夫。

①まず、選手数を確保しないといけないので2019年オフに自由契約、引退、もしくは育成落ちになってしまった選手を4球団に振り分けます。(外国人含む)

②これだけだとさすがに可愛そう。なので既存の12球団から各3名ずつ、合計36名の1.5軍ぐらいの選手を選抜し9名ずつ配ります。

3人にした意味とか、選手の選び方は私の個人的な考えなのであまり深く考えないで頂けると。あくまで最低限、試合を成立させるためなので。

選抜メンバー36人は以下の通り。新球団の都市に縁がある選手や、既存のチームで燻っている選手を多めに。

巨人:増田大、野上、古川
横浜:飛雄馬、関根、知野
阪神:飯田、江越、上本
広島:白濱、堂林、薮田
中日:又吉、大野奨、吉見
ヤク:上田、星、山田大

西武:相内、鈴木、榎田
福岡:坂東、真砂、椎野
楽天:安楽、藤田、岡島
千葉:角中、江村、南
日公:上原、斎藤、谷口
オリ:東明、Tー岡田、小田

異論、反論はありそうですが、この36人に新球団の中心選手になってもらいます。

ハンデ

ただ、これでもまだまだ戦力が足りません。即戦力の補強、そして何より未来を担う若手選手の加入が不可欠。そのため、以下のハンデを付け加えることに。

・既存の12球団はドラフトに不参加(3年間)
・外国人枠の撤廃(5年間)
・所持金を「ガッポリ」に

下2つはともかく「ドラフト不参加」は現実でやったら叩かれそう。本当は他球団から3人ずつと言わずもっと貰いたかったんですがその線引きが難しく、戦力を確保するためにこのハンデに。

新4球団のお披露目

遂に産声を上げることになった、4球団を紹介していきたい。
結構こだわって作りましたが、興味なかったら飛ばしてもらって大丈夫。

1.新潟アルビレックス

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新潟に実在する独立リーグのチームをそのまま使わせてもらった。
ちなみに「アルビレックス」は「アルビレオ(白鳥座の星)」+「レックス(王)」の造語らしい。ピクシブ百科事典に書いてあった。

そこそこメンツの揃った先発陣が強み。野手はお察し。
クローザーには上原浩治を起用。厳密に言うと2019のオフに引退じゃないけど、使いたかったので入れました。

あと、知野選手、椎野投手は新潟出身らしい。まだ若いので将来の主力になってほしい。


2.静岡マウンテンズ

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私が適当に作った架空のチーム。
頭のデータベースに「静岡 有名」の検索ワードを打ち込んだ結果、「富士山」しか引っかからなかったのでこのチーム名に。2秒で考えた。
マスコットはナマズ。おぼろげにウナギが美味しいという記憶があったので。(名古屋だったかも?)

江越、江川、T-岡田といったロマン砲を並べた強力打線が魅力。
ショートはソラーテと山崎(憲)で悩んだけど、打線の迫力を優先した。

対する投手陣。外国人を4人使うという悪魔的な配置のおかげで見栄えは悪くない。マーティン・カスティーヨ・マシソンの方程式で逃げ切りを図る。
2015年ヤクルトの「ROB」を思い出した。

山崎(憲)と鈴木(西武)は地元出身とのこと。あと図らずとも阪神関係者が多くなってしまった。


3.愛媛パイレーツ

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四国の独立リーグに実在する「愛媛マンダリンパイレーツ」がベースに。

正直、かなり戦力的には劣るチームだと思う。4球団を同時に作るとき、選手をランダムに割り振ってしまったのが悪い方向に出てしまった。
現実世界で4チーム作るときは、頭のいい人がちゃんとルールを考えてくれるだろうからセーフ。

こだわりポイントは四国の独立リーグ出身者を多めに入れている点。
角中、又吉、増田、三輪あたりがその一例。
1・2番が何とか出て、角中で返すというパターンが得点源になりそう。

文章書くのに慣れてないから文体が変わっちゃってるような気がする。気にしないでください。あと、興味なかったらペナント部分まで飛ばしてもらっても全然OKです。

4.琉球ブルーオーシャンズ

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昨年に設立された実在のチームがベースに。独立リーグには参入せず、各地の球団やプロの2軍と試合を重ねるらしい。

昨オフに戦力外になった選手の受け皿になっているため、パワプロでも再現してみた。亀沢、大河、李、杉山、村中あたりがその筆頭。

投打のバランスは中々悪くないのでは。ただ裏を返せば決め手に欠ける。
次代を担う選手が現れるまで何とか持ちこたえて欲しい。

1年目のシーズンがスタート

遂に開幕。とりあえずオールスター前までスキップします。
前半戦を終えての順位表がこちら↓

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まあわかってはいたけど、かなりひどい。
TBS時代のベイスターズが可愛く思えるくらい。

オールスターに選ばれた選手も0。シーズン終了まで飛ばしましょう。
最終成績がこちら↓。

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昔誰かが、「どんなチームでも1/3は勝ち、1/3は負ける。大切なのは残りの1/3をどう戦うかだ」みたいなことを言っていたのを思い出した。
この4球団はプロ野球チームの最低水準を下回っているということだろう。

1年目 各チーム総括

1.新潟アルビレックス

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オリックスからの選抜組である小田がGG賞に輝く。
彼が4球団で唯一のタイトル(?)獲得者となった。
打撃が今一つだが、GG賞を取れるくらいの守備力の選手は他球団にも埋もれているのかもしれない。

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先発陣の防御率は悪くないのだが勝ち星がつかない。打線の援護に恵まれなかったか。
開幕当初、クローザーだった上原は打ち込まれ中継ぎに配置転換。
さすがにおじさんに無理をさせすぎた。

2.静岡マウンテンズ

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Tー岡田のプチ復活があったものの打線が迫力不足。谷口・堂林らの中堅組がもう少し成績を残してくれると助かる。
日本ハムを戦力外になった森山が、二桁HRと大器の片鱗を表す。


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投手陣も、メッセンジャー・吉見らが大きく期待を裏切る結果となった。
バックの守備力もアレなだけに文句は言えないが。
西武を戦力外になった廖が勝ち頭という有様。
その代わりに、永川・森福・マシソン・マーティンの救援陣はまずまずの結果を残した。少なくとも西武よりは上。


3.愛媛マンダリンパイレーツ

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独立リーグ最高傑作の角中が孤軍奮闘し、3割の大台に乗せた。
阿部の試合数が少ないのは恐らくケガの影響。
ここも全体的に打線が貧弱。しばらくは助っ人外国人頼りになりそう。


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投手陣は比較的マシな部類かな?バリオスが2桁勝利にあと一歩という内容でエースに。あと何故かヤクルトからトレードで加入したライアン小川もローテを守ってくれた。
四国の独立リーグ出身の又吉も、66試合登板とフル回転の活躍を見せてくれた。


4.沖縄ブルーオーシャンズ

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打撃陣は横浜からの選抜メンバー関根が.250、二ケタ本塁打を放ったことが何よりのプラス材料。中川大志もまだまだやれそう。


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相内が規定投球回に達し、防御率3点台を記録。現実世界だと2軍の帝王のイメージがあったが、やはりポテンシャルはあるのか。
西武を戦力外になった松本も渋い活躍を見せた。

1年目総括

・全チームが勝率3割以下

・投打ともに補強が必要

って感じですかね。
現実だったらもっと上手いことバランスを取らないと。興業として成り立たなそう。

1年目オフシーズンスタート

正直、ここからが本番といっていいでしょう。
各球団とも屈辱の3割以下を脱出するためにも、このオフで大規模な補強を敢行してくれることを願います。

ドラフト

もう一度説明しますが、「既存の12球団はドラフト不参加」というルール(3年間)。参加する球団数が12→4とグッと減ります。
言ってみればドラフト1位クラスを3人ずつ貰えるみたいなもん。この3年間の間にどれだけ逸材を獲得できるか。

この時点では能力が確定しておらず、あまり語れることがないので下に簡単に画像を載せるだけに留めます。確定したころにまた触れたいと思います。

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全員で30人獲得し、そのうち投手が24人、8割を占める結果となった。
各球団とも、まずは投手陣からという風に考えているのか?
最大獲得人数の10人まで取って欲しかったな。せっかくお金も「ガッポリ」にしてるし。

FA移籍・自由契約選手の獲得動向

1.新潟アルビレックス

IN:T-岡田・中田翔
OUT:上本

貴重なセカンドが流出するも、大砲を2枚獲得。

2.静岡マウンテンズ

IN:長野・大島
OUT:T-岡田

外野の層が一気に厚くなった。

3.愛媛マンダリンパイレーツ

IN:今宮・坂本
OUT:上田

セ・パ両リーグを代表するショートを2人同時に獲得。
どうやって使うつもりなのか。パワプロだとよくあるけども。
角中のFA引き留めにも成功。

4.琉球ブルーオーシャンズ

IN:上田・澤村(巨)

愛媛から上田が加入。あんまり新球団同士で移籍しないで欲しいな。


二年目のシーズンに続く

書いていて疲れたので今回はこのくらいにしておきます。
自己満足で細かい部分を語りつくしたせいか、思ったより文章が長くなってしまいました。次回からはもう少しスピードを上げていきます。

ここまで読んでいただき、大変ありがとうございました。

追記:第二回目も書きました↓


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