【5話】コミュ症の僕でも出来た!楽勝コミュニケーション術 その1
こんにちは。
あなたと一緒に夢をドンドン叶えていく
『非常識なギタリスト』ウエスギチヒロです☺️
■コミュニケーションは全てに通じている
今日のテーマは人間が人間として生きて行く上で絶対に避けては通れない道である「コミュニケーション」について言語化していこうと思う。
人間の悩みの全ては人間関係が原因と世界的に最も有名な心理学者アルフレッド・アドラーも僕が産まれてくる遥か昔から言っているが、現代におけるコミュニケーションの悩みはより深刻になってきていると僕は考えている。
だがしかしそんな事でビビる必要はなく、「コミュニケーション」を攻略すれば人生が面白いほど上手く行く事に何点か気付いたので、誰でも再現性のある様に纏めてみる。
例えば仕事で成功している人、友人に恵まれている人、素敵な恋人がいる人、心身ともに健康な人。
僕の身近にもいるがそういう人達は総じて共通のコミュニケーション能力に長けている。という特徴が顕著だった。
不思議な事に卓越した技術や能力、見惚れてしまうほどに美しい容姿やスタイルの持ち主、ありとあらゆる健康法に精通しているのになぜか人生が上手く行かない人にも僕は何人も出会ってきた。
その多くは人間関係が上手くいかない事によるもの、もしくは自分自身のコントロールが上手くいっていない印象を僕は抱いていた。
ここでもう一度確認をする。
「人間の悩みの全ては人間関係が原因である」
つまり小手先のテクニックなど使わずともコミュニケーションを攻略すれば、誰でも好きな仕事に就けるかもしれないし、友人とも一生仲良く出来るかもしれないし、大好きなあの人も振り向いてくれるかもしれないし、心身共に健康でいられるかもしれないということである。
なので僕の実体経験に基づくものではあるが、僕なりに行き着いた現段階での最適解を今日は共有したいと思う。
ちなみに僕は昔から人とコミュニケーションを取るのがあまり得意ではない、いわゆる「コミュ症」に分類される人間だと自分では思っている。
それ故に何度も何度も人間関係の事で悩んできた。ただ偶然にもギタリストという道を選んでからは沢山コミュニケーションについて学ぶ機会に恵まれた。
毎日顔を合わせるバンドメンバー、毎日初めましての人と仕事をするサポート現場、僕を好いてくれているファンの方々、僕を目の敵にしているアンチ。
10年以上もの間、本当に沢山の色んな人達と出会ってきた。
仕事、プライベート、友人、恋愛、家族、猫ちゃんにいたるまで、、、色んなコミュニケーションを経て大成功や大失敗した事、それでも10年病まずに結果を出し続ける方法。
過去の経験から学んだ「人との関わり方」をシンプルに大きく分けて3つシェアしていこうと思う。
長くなるので今日はその1つ目。
いつも記事を読んでくれているあなたであればそんなに難しい話ではないかもしれないが、もし今、人間関係で辛い思いを少しでもしているのであれば何かの助けになれると嬉しい。
それでは本題へいってみましょうっ!
1.他人に対して期待とコントロールをしない。
地球の総人口は現在70億人ほどいると言われている。もちろん誰一人として同じ人などおらず70億人分の正解がそれぞれにはある。
つまりコミュニケーションの正解なんてものは無限にあるという事である。
であるならば人間関係を構築していく上で「絶対にこれをすれば上手くいく」という法則は「ない」と断言できる。
だがしかし「これをすれば絶対に上手くいかなくなる」という法則は「ある」と僕は気付いた。
それが「他人に期待をする」と「他人をコントロールする」という思考だ。
たった2つだ。
楽勝である。
そもそも他人の考えている事など外から見て分かるものではないし、分かったとしても秒単位で人の気持ちは常に動いている。
昨日の正解が今日の正解とは限らないのだ。
これほどまでに他人と関わっていくのは複雑だというのに、「人間関係が破綻する原因」は大体どこの世界でもパターンが決まっている。
それは何か。
「相手が自分の思った通りに動かなかった時」
これに尽きると僕は思っている。
これは相手に期待したからこそ起こる現象だ。
あなたも思い出してみてほしい。
仕事が上手くいかなかったあの時、疎遠になった友人達、別れる事になってしまった恋人etc...
離れられた側、離れた側、どちらでもいい。
その理由は
「相手の求めるクオリティーに応えられなかったor応えてもらえなかった」
「約束を破られたor約束を破った」
「嘘をつかれたor嘘をついた」
「裏切ったor裏切られた」
「思ったのと違う事をされたor思ったのと違う事をした」
他にもあるだろうが大まかに言えば大体こんなところだろうと思う。
つまるところお互いのニーズに合っていなければ人は不快感を感じるというのが世界共通のようである。
つまりそれさえクリアすれば、人間関係が良くなる事もないかもしれないが、少なくとも悪くなる事もまずないという事だ。
もちろん道徳的に考えて嘘をついたり約束を破ったりする事はよくない事だ。
とてもそんな事をするはずのないような人がそんな事をしようものなら受けるショックも大きくなる。
だが先程も言ったが、人の気持ちは秒単位で動き明日どの様に動くかなど誰にも分からない。そしてそれは本人自身でさえも分からないのだ。
その証拠に爽やかで良い人柄の模範として活動しているようなタレントが結婚しているにも関わらず他の女性と公衆トイレでパコっていたり、不倫もののドラマや映画がいつの時代も流行っていたり、優しかった彼氏が急に暴力をふるいはじめたり、ひたむきに仕事をしていた人がある日突然バックれたりなどそんなまさかという出来事はあなたの周りでも常日頃から起こっているのだ。
ここであなたに1つ問いたい。
「あなたにこれらをコントロールする術はあるか?」と。
僕は答えは知っている。
「それはたぶんムリ!」である。
基本的に人は恐怖、魅力、愛のどれかでしか人を縛る事は出来ない。
つまりは条件付きで初めて動かす事が出来るのだが、それはあくまでも自分自身の意思で動いているので意味が若干異なる。
そもそも人は人にコントロールされるのが嫌な構造になっていると思って間違いはないと思う。その証拠にあなたも僕からあれやれ、これやれと言われたら報酬でも貰わない限り99.99%不快だろう。
つまり、人は自分の思い通りには動かない事を前提にコミュニケーションを取る事が必須になる。
出来るかもしれないけど出来ないかもしれない事は出来ないと最初に計算しておく事がコツだ。
なので一応ここで断っておくがこの記事もあくまでも僕の考えている事をここに書いているだけで、書いてある事をあなたに押し付けようなどとは1ミリも思っていない。
読む読まないも、どう感じ取るも各個人の自由なので好きにすれば良いと思っている。
話は逸れたが仮に出来たとしても70億人も人がいるなら他に適性のある人間も必ずいるので替えが利いてしまい1人の人間に固執するのも効率が悪くなる。
まして今はその70億人に誰とでも繋がれる時代なのだ。だからこそ現代のコミュニケーションの悩みは深刻化しており素早い解決が必要になる。
出会える人が増えたとしても寿命が伸びでもしない限り時間は限られているのだ。
もしもあなたが「いや!この人じゃなきゃダメなんだっ!」と思ったとしたらその気持ち自体は否定しないが、
相手にかけた時間、労力、気持ちそれらが多ければ多いほどに固執する様になるサンクコストバイアスに縛られていないか?の確認はした方がいいとは思う。
残酷だがもし縛られているのであればあなたの中の相手はあなたが作り出した偶像であり別人である可能性は非常に高い。
これは僕が勝手に決めたのではなく人間の本能や構造に基づく人体の仕組みである。
2度と返ってくる事のない時間だけが過ぎストレスを溜めて老けこむのは僕もあなたも望んではいない。
なにはともあれ自分も他人も明日、何を考えどんな行動をするかさえ分からないのに、それを制御するなんて事は不可能でありイタチごっこに終わる事は明白だ。
偉そうな事を言っている様に聞こえるかもしれないが、相手を変えずに問題を解決するのだから言っている内容はとても謙虚だと我ながら思っている。
コントロール出来ないのであればコロコロ変わる他人の一挙一動などは気にした所で意味はないので、数少なく存在している絶対に変わらないこの世のルールだけを守れば少なくとも人間関係のトラブルからは身を守る事が可能だと僕は思う。
その全ての対人関係に効く普遍的ルールこそが
「他人に期待しない」と「他人をコントロールしようとしない」なのである。
ちなみにこれは余談だが、誰にも言っていないちょっとズルい僕の人付き合いのやり方がある。
この記事を読んでくれているあなたにだけ特別にコッソリ教えようと思う。
コミュ症だからというのもあるが僕は基本的に「自分から相手にアプローチを掛ける」という事をほぼしない。
自分の方から相手に何かを私的にお願いしたりはしないのだ。
もしもお願いする場合は必ずその場で対価を支払う様にしている。
逆にアプローチを掛けてくれた人の中から付き合う人を選んでいくという方針だ。
これは「僕はあなたに期待しないから、あなたも僕に期待しないでね。何かあっても最初に絡んできたのそっちからだからね。」という保険でもあり、対価に応じた要求には応えるし応えてもらうという契約でもあるのだ。
これを性格悪いと思うかどうかはあなたに任せるが、これが僕の人間関係構築における最初に行うリスクヘッジであり、本音である。
そもそもこちらからアプローチを掛けた人間は僕の事が嫌いかもしれないが、向こうから来る分には少なくとも関わる意思を持ってくれているので合わない人を避けるにはむしろ効率的だ。
矛盾するようだが相手からアプローチを掛けてもらえる様に日々自分自身の魅力を磨く努力は怠らない。
黙ってるだけで何の価値も提供しようとしない人に近寄ろうとする人間はまずいないのと、それで寄ってくる人間は詐欺師かなにかだから気を付けた方がいい。
身も蓋もないが成人してから他者にメリットを与えようとしない人間に魅力など誰も感じないのだ。
だからこそ人と関わるなら徹底的にメリットを与えたいと思っているのもこれまた本音だ。
人の最大の喜びは人に喜んでもらう事だと確信しているからだ。
もちろん何も出来ない時もあれば何も提供出来ない自分に非力さを感じる時もある。
けれども、せめて笑顔でいるとか、周りが明るくなる言葉を出すとか、そんな誰でも出来る事から始めてコツコツ目の前の出来る事をやっていたら何個も夢が叶う事だって現実起こるのだ。
そんな想いも虚しく相手とマッチング出来ずに離れ離れになるのはもちろん僕も人間なので一時的には悲しく思う。
しかし徹底的にメリットを提供出来る体は1つしかないので関わる人は慎重に選ばざるを得ない。
合わなければ速やかに去る。
誰と関わる事が無くなっても大丈夫な様に自分の魅力を高める事にコミットする。
それがズレてたら即修正する。
70億人全員に嫌われ否定されるのも逆に不可能なので恐れる事は何もない。
つまり期待すべきは他人ではなく自分。
これが僕の今のスタンスだ。
人に怒る事や感情をぶつけることもなくなった。
黙ってその場を去るか、即座に新しく環境を変える様にしている。
怒ったり感情をぶつける行為そのものがそもそも人をコントロールしようとする事と同義であるからだ。
そもそも怒りたくなったら要注意だ。
それは相手に少なくからず期待をしているからだ。
期待しないとコントロールしないは必ずセットでついて回る。
どちらかは出来てどちらかは出来ないという事は起きないはずなのだ。
もちろん次の環境で同じ事にならない様に復習はする。
どんなにムカつく人に会おうがその人と関わる事を選んだのは自分自身なのだ、どんな環境にいようとその環境を選んだのも自分自身なのだ。
人のせいにする人は復習をしないので何度も同じ壁にぶつかり時間だけが過ぎていく。あろう事か復習ではなく復讐を考えだす者もいるので笑い事ではない。
ここまではあくまでも僕の場合のやり方なので参考にはしなくてもいいと思うが、つまりは「期待しない」「コントロールしようとしない」のたった2つだけ守っていれば後は自分なりの方法で全く問題ないという事をお伝えしたい。
それを可能にするには
「全てを自己責任と思える心」
一言で言うなればこの心境まで持ってくる必要がある。
覚悟がいるし初めはキツいだろうが、慣れるとこんなに楽な概念はないと自負している。
理不尽な事もあるだろうが、日本は世界的にも見ても超裕福で超安全な国でもある。
何かあっても「こんなもんで済んでよかった」と思える様になればそんなに困る事はないと思う。
長くなったが他人に期待をしない人は、期待をしていないがゆえに相手が自分の思った通りに動かなくても感情を乱される事がない。それが普通であり、むしろ当たり前の状態なのだ。
むしろ期待していないからこそ、思ってもみなかった結果を出されると通常よりも高い喜びが得られるという嬉しい副作用まである。
どちらに転んでも大丈夫。
この状態までメンタルを持って来れたらもう充分だ。
焦ったり感情が乱される理由は「その事態を想定していなかったから」に他ならないので、予め最悪のパターンを想定していれば何が起きても想定内なので僕は最初からそういった目線で人付き合いをしているし、最悪の事態が起きたとしてそれを許せる人にしか心を許すことはない。
※立場上そんな事を言ってられない人もいるだろうが、そういう時の為にこの世には「責任」という概念があるので然るべき責任を取るなり取らせるなりで解決させれば社会ルール上では問題ないと思う※
他人に期待をしない人とは自己責任の範囲内で物事をコントロールするという人である。
僕達人間にコントロール出来るものなど、実はそんなに多くないと思うが、自分自身であれば自分でコントロールは出来るはずだ。
自分自身であれば自分の期待に応えられるはずだ。
他人に期待されるのは気が重くなり、他人にコントロールされるのは腹が立つだろうが、その相手が自分であれば何も問題はないはずだ。
自分が変われば世界も変わる。いや、変わらざるを得ない。
そう思って生きれば周りにもストレスを与えないし、自分の成長にも繋がり一石二鳥の得しかしない状態ではなかろうか?
他人に愚痴や不平不満、泣き言や恨み事を言っても相手は何も変わらない。
強いていうならそんな事をしてもあなたのメンタルが不安定に変わるだけだ。
世界は広いのだから自分を信じて期待して積極的にコントロールすれば自然と望んだ環境にいれるはずだし、僕自身は幾度となくそれを体感してきた。
他人に期待もコントロールもしようとしないからこそ、相手に負荷も掛けずにフラットな状態で人を愛せるようになると僕は信じている。
元手ナシで今からでも始められる事なので、騙されたと思って是非取り入れてみてほしい。
言うは易く行うは難しという様に僕自身まだまだ修行中の身ではあるが、あなたと一緒に楽しく成長して行けたらと本音で思っている。
<終>
第5話を読んでくださってありがとうございました!
次回の第6話は『夢を叶える為のコミュニケーション術 その2』について話そうと思います!
それでは次回もお楽しみにっ!
「夢を叶えてみんなで幸せっ!」
ウエスギチヒロでした☺️
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?