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キャンプ・登山ギア

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買ってよかったキャンプ・登山ギアのまとめ
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#ソロキャンプ

2022年に買ってよかったULキャンプギア

年末ヒマにつき、今年買ってとくによかったと思えるULキャンプギアを振り返ってまとめてみました。 TMR W.R.Cooker 【73g】今年はなんと言ってもコレです。このクッカーとの出会いが僕のアウトドアライフを一変させてしまった。今まではアルミよりチタンクッカーが好きで、お湯沸かしにもチタン製のポットやマグを使っていたんだけど、小ぶりでコロンとしたかわいいフォルムに似つかわしくないバキバキの底面のエモいギャップに一目惚れしました。インスタでずっと気になっていたものの「さす

【おすすめバックパックキャンプ場】箱根芦ノ湖キャンプ村

公共交通機関でたどり着けるキャンプ場シリーズ。箱根の芦ノ湖キャンプ村がめちゃくちゃ良かったのでレビューします。 なんと箱根湯本駅からバスで一本で行ける。アクセス良すぎません?? 旧箱根街道でプチ登山しながら目指すまずはロマンスカーで箱根湯本へ。そのままバスでキャンプ場まで行ってもよかったんだけど、せっかくなので旧箱根街道を歩けるところまで歩こう思ったのだけどこれがめちゃくちゃ良かった。 このルートで行きます。芦ノ湖まで3時間、芦ノ湖からキャンプ場まで1時間、計4時間のル

第1回 焚火に合う椅子選手権

前回のしくじり焚火デイキャンプの課題を解消するために、2週連続で滝沢園に臨んだ。 ↓前回のしくじり焚火デイキャンプ 前回の課題は大きく分けると2点。 課題①薪を全て燃やすまず、薪を全て燃やすために、二つのことに注力した。1、料理に凝らない。今回の主役は焚火だ。肉を焼こうとしたり、焼き芋を作ろうとしたりしたらダメだ。今回はシンプルに温めるだけの鍋焼きうどんにした。2、はじめる前に全ての薪を割っておく。これが地味にめちゃくちゃ重要だ。「ある程度だけ薪を割っておいて、火が落ち

冬は泊まらず焚き火デイキャンプ【思ってたのと違う】

前回の初冬キャンで痛感したのだが、現時点で冬キャンに耐えられる寝袋を持っていないことが判明したため、今年は冬の泊まりはあきらめて焚き火デイキャンプをすることにした。 ↓前回の課題だらけの冬キャンの話 ゆっくり起きてロマンスカーに乗り、いつもの滝沢園へ。泊りは1100円だが、デイキャンプは550円と割安で良心的。 さすがに日曜泊まる人は少なく、デイキャンプ勢もほとんどいない。ガラガラのサイト。焚き火デイキャンプアリだと思ったけど意外と需要がないのか。 このために買ったピ

寒がりがチャレンジした初めての冬キャンで見えた課題点

冬キャンに向けていくつかギアを買い揃えていたので、この機会に試してみようと思い、初めての冬キャンにチャレンジした。しかし、東京ですら0℃を下回っていた一月なのに、この三連休は暖かく、日中は10℃を超え、最低気温も5℃程度と晩秋ぐらいの気温だった。 せっかく冬キャンなのに寒くないんかい!と凹んでいたのだが、寒がりの僕は結果的にこの気温に救われることとなった。端的に、本当に冬キャンするには装備が足りなかった。 いつも通り、キャリースタイルでサクッと滝沢園。 サイト内は雪が少し

【次のテント】NEMO ドラゴンフライバイクパックが欲しい

NEMOのDragonfly bikepackというバリカッコいいテントが欲しい。 渋いネイビーと白の鮮やかなコントラストにライムグリーンの差し色が映えるインナーテント。闇に紛れるダークブラウンのレインフライ。風を受け流す前後非対称の流線形フォルム。めちゃくちゃカッコよくないですか!?あとスタックサックも無駄に死ぬほどカッコいい。自転車用の仕様なんだけど、なぜか徒歩山キャンパーの僕の物欲にグサッと刺さってしまった。 濃いネイビーに蛍光のライムグリーンがアホみたいに映えてる

キャリーキャンプもなかなか良い

最近はキャリースタイルのキャンプにハマっている。登山を伴うキャンプの場合はバックパックが必須となるが、公共交通機関でたどり着けるキャンプ場ならキャリーケースでも問題ない。オートキャンプの便利さには負けるが、バックパックキャンプほど荷物を厳選しなくてもいいので、あまり装備を絞らずに気軽にキャンプをしたい場合にはおすすめだ。 僕は「キャンプ用キャリーケース」と銘打たれた「キャンパーノコロコーロ」を使っている。 いろいろとデメリットもあるのだが、メリットも多く、キャリーケースで

OD缶のシングルバーナーをCB缶バーナーに変身させるアダプター

登山ならまだしも、ちょっとベランダでミニBBQしたいなとか、室内で鍋をしたいなと思った時に、OD缶バーナーを使うのは気が引ける。まず燃料のガス缶が高価なのと、その辺のお店では買えないので無駄遣いしてしまうと買い直すのがめんどくさい。 また、OD缶は構造的にガス缶とバーナーが垂直に繋がっているので長時間の調理は輻射熱がこもって危ない。で、結局はキャンプ用にCB缶バーナーを別途購入することになる。僕もそう思ってバーナーを探していた。なんか定番のSOTOのST-310が回収により

キャンパーの聖地「黒崎の鼻」でソロキャンプ

「キャンパーの聖地」と呼ばれる神奈川県三浦海岸の「黒崎の鼻」でソロキャンプをしてきた。めっっっっっっっっっっっっちゃくちゃよかった!!!!! 調べると「とにかくアクセスが悪い」という情報が多かったが、個人的には悪いどころかめちゃくちゃ良い方だと感じた。この辺はオートキャンパーと山のぼりの感覚の違いがあるかもしれない。なにせ、キャンプ地までテントを担いで山道を5時間かけて登ったりするのが山のぼりだ。「交通の便が悪い」と聞くと、駅からバスで30分、そこから徒歩1時間とかを想像し

MSR ELIXSIR2は山と道のStuff Pack XLにシンデレラフィットする

ソロキャンプにめちゃくちゃ快適なMSRのエリクサー2だが、専用のスタッフサックはでかくて緩くてあまりかっこよくない。ハバハバのスタッフサックはめちゃくちゃかっこいいのだが。 そこで、ふと元々持っていた山と道のStuff Pack XLに入るのでは?と思いついて入れてみたところ、ビックリのシンデレラフィットだった。 Stuff Pack XLは伸縮性がないためある程度綺麗に畳まないと入らないが、そこまでギチギチではないので、雨天で撤収に余裕がないテン泊でもなければ問題なく収

スーツケースでキャンプに行こう

僕にとってキャンプといえば登山目的の「テン泊」がメインだったため、バックパックに何を詰め込むか、何を削るかいつも悩んでいたのだが、最近普通にソロキャンプもするようになって、ふと思った。 山に登らないならバックパックじゃなくてもいいでのは?ということで早速調べたところ、やはり「キャリーキャンプ」なるキャリーバッグでキャンプをするスタイルがあるようだ。僕は車もバイクもなく、電車とバスで現地に向かうことが前提となるため、バックパックで現地まで行かなければという固定概念がまずあった

【レビュー】MSR ELIXIR2がバックパックキャンプに良すぎる

山用のNEMO tani2Pとは別に、キャンプのみでガシガシ使えるサブテントをずっと探していたのだが、 このたびついにサブテントをMSRの「ELIXIR2」に決定し、さっそく海キャンプで使ってみた。控えめに言って最高だった。 NEMO tani2Pもかなりの名作なのだが、こと「バックパックキャンプ」に限っていうと、エリクサー2に軍配が上がった。NEMO tani2Pが1.3kgに対してエリクサー2は2.7kgと重量が倍以上なので同一の価値基準で比べてはいけないのだが。山の

ネイチャーハイクは侮れない

引き続きキャンプ用のサブテントを探している。その中で一点、以前に述べていたことを訂正したい。 「ネイチャーハイクでキャンプのテンションを保てるだろうか」などとクソ生意気なことをほざいていたが、僕はネイチャーハイク様のことを何もわかっていなかった。調べれば調べるほど、ネイチャーハイクのテントの良さを思い知らされた。ネイチャーハイク様、何も知らずに適当に失礼なことをほざいており、すみませんでした。 外観・構造はMSR的ネイチャーハイクはびっくりするほどたくさんのテントを出して

キャンプ用のサブテントを探せ!

キャンプ用のサブテントを探している。山岳キャンパーの僕はNEMOのTANI2Pを愛用しているのだが、今更ながらこれは「山用」だということに気づいた。 もちろん普通のキャンプにもとても使えるのだが、フライもインナーも15Dと極薄のため、焚き火OKのキャンプ場でガンガン使うと危ないと思った。「火の粉による穴あきリスク」だ。この秋冬何回かキャンプで使ったのだが、隣のキャンパーの焚き火の火の粉がめっちゃ飛んできて(僕は焚き火しない派)、夜は暗いので気にならないのだが翌朝明るいところ