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第72回紅白歌合戦(2021年)のツイート内容からみる昨年との違い

年末恒例の紅白歌合戦ですが、既に紅白対抗である意味がよくわからない感じにはなっていますが、歌唱以外のパフォーマンスに力点置かれているので見ている側もそんな気はなくなってきているのかなと思います。

とはいえ、どんな感じで盛り上がったのかなと思いTwitterの書き込みであるツイートを取得し、WordCloudで処理した画像をみて、昨年と今年(既に年が開けているので前々回と前回が正しい?)を比較してみたいと思います。

前提としては無料でTwitterの無料APIで放送中にそれなりに取得できる内容20万件程度を使ってテキストデータを取り出し分かち書き、品詞分解をして作成を行っています。画像に出てくる言葉(ワード)の大きさが大きくなるほど書き込みの中にそのワードが含まれていたことになります。画像に出てくるワードは500件以上は含まれていると思います。

2020年の紅白歌合戦(第71回)の内容

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割と感情的なワードが多くなっています。もう少しアーティスト色が高くなるのかなと思っていましたが、そうでもなかったという印象ででした。大泉さんの名前が大きいということで、司会にも好感が持てていたのかなと予想されます。4時間ほどの番組、アーティスト数も多いので1組あたりの時間はそう多くは割けないことから、この画像にもアーティスト名が出てきにくいのかもしれません。

2021年の紅白歌合戦(第72回)の内容

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昨年と比較するとアーティスト名のワードが大きくなっていました。特にKAT-TUNさんとSnowManさんが大きくなっています。KAT-TUNさんは初出場ということもあって書き込みが多かったのかなと予想します。それだけに限らず多くのアーティスト名が入っているので、この回のアーティストの取り上げは思ったよりも話題になったのかもしれません。今年も大泉さんの名前が大きいのも特徴ですね。エヴァンゲリオンのネタあたりも面白かったですし。ちょっと笑ったワードとしては「め」でしょうか。め組のひとからきているのだと思うのですが、1文字だけでも出てくるのは興味深いです。

ちなみに…2018年の紅白歌合戦(第69回)の内容

以前データがあった2018年の紅白歌合戦(平成最後)のものは以下のような状態でした。ちょっと「紅白」というワードの重複が多くなっていますのであんまり比較できないですけど。

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アーティスト名や曲名も入っていますし、「最後」というキーワードも入っていて、平成最後感も書き込みにあらわれていたようです。バナナマンさんのワードが結構大きいですね。

おわりに

ここ数年紅白は大規模なテキストデータを取得するための場になっていますが、こういう楽しみ方もあるんですよということで上げてみました。次回もやってみようかなと思っています。

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