軸の作り方~振り返り(2)~
後半の振り返り、です。
今日はやや気楽に思ったことをそのまま書きます。
「後半は社会との接点をどう持てば?」
という話をしてきました。
自分のやりたい事がどのように社会に貢献しうるのか、ということを意識することが大事である、ということを書きました。
この点は非常に大事なことだと感じています。
私も社会の構成員の一人であると感じ、そこに貢献していこうという実感を得ていくこと
が大事だからです。
自己実現と社会貢献との掛け合わせの重要性ですね。
社会との接点を意識するための方法について書きました。
ここで意識しなければならないのは、社会とは何か、ということです。
社会とは内と外の二つがあります。
「内の社会」・・・あなたと私、つまり自分の身近な社会。家族、職場など
「外の社会」・・・自分と距離の遠い社会
内と外の距離感というのは人によって異なります。
藤原ひろのぶさんの話を取り上げましたが、
「半径5m問題」ですね。
つまり遠く離れた出来事であっても身近なことであると考えられる想像力と共感力を培うことができるか、ということですね。
そして自分のことを導いてくれるメンター(師匠)の必要性についても書きました。
社会貢献というと大げさに聞こえてしまいますし、肩の力が入ってしまいますが、少しでいいから貢献しよう、という心がけを書きました。
自分が何らかの形で社会に対して貢献していくという意識を持つことが大事なんではないか、ということですね。
ことの大きさに無力感を感じてしまうこともあるかもしれません。私一人では無力だし、何もしないほうがいいのではないか?
そんな風に思う人もいるかもしれません。
その時は、マザーテレサの言葉、「大海の一滴の貢献」を思い出してください。少しでもいい。貢献することが大事なんだと。
先週最後に取り上げたのは、アドラーの共同体感覚の話です。
社会での最小単位である「わたしとあなた」を意識し、自己への執着(self interst)を他者への関心(social interst)に切り替えていくことの必要性をお話しました。
いわゆる承認欲求を求める生き方から、「自分も共同体の一部であって、中心ではない」という生き方、考え方への転換。
それが共同体感覚です。
感覚なので、日々の生活の中で経験していく必要があります。そのために外の社会、なるべく自分とは遠い、縁のない社会との接点を意図的に持つことをお勧めしました。ボランティアや寄付の話をしましたが、他、どんな方法でもいいと思います。
外の社会とのアクセスを持つことが、皆さんの視野を広げ、共同体感覚を培うことになると思います。
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